2024.05.21 恋愛/結婚/離婚

【サンプル文例あり】「復縁したいならこのLINE！」よりを戻すための５ステップ【令和の大人の恋愛事情】

なぜ、大人になればなるほど恋は難しくなるのだろうか？次につながらなかったデート、返ってこなかったLINE……。この恋、どうすればうまくいった？恋愛ライター・毒島サチコによる、実際のエピソードを元にした大人の恋愛“あるある”ショートストーリー。本日のテーマは、どうしても「復縁したい」あなたのための５ステップ。

■【Q】別れた直後に送ったメッセージ。このLINEが復縁を遠ざけた理由は……？

５月のある日。突然、交際相手のタカシに「別れたい」と切り出されたサトミ。タカシに別れの理由を聞いても「仕事が忙しくて……」の一点張り。

復縁したいサトミは、それから一週間後、「会いたい」とタカシに連絡。しかし「忙しい」と断られ……⁉︎

「そうだ！忘れ物を口実にしよう！」

ひらめいたサトミは続けてこんなLINEをタカシに送信。

しかしLINEの返信は……。

「ごめん、忙しい。送る」だった――。

■【A】なぜ会えない？復縁を遠ざける３つの理由はこれ

さて、「どうしても復縁したい」と考えているサトミですが、彼女が送ったLINEには復縁を遠ざける失敗点が３つありました。

◆失敗ポイント１：別れて一週間後にこのLINEを送ってしまった

サトミのように別れを受け入れられず、すぐに元恋人に連絡をしてしまう人は多いですよね。でも、それが復縁を遠ざける最も大きな要因。

復縁したいと思うなら、ひとまず別れを受け入れましょう。

感情的な喧嘩別れでない限り、１週間という短期間の間に相手の気持ちが変わることはありません。復縁したいなら、“別れた理由”を分析するための“冷却期間”が必要です。

◆失敗ポイント２：自分の「会いたい」気持ちを押し付けてしまった

上記のケースでは、タカシが「仕事が忙しい」という理由でサトミに別れを告げています。しかし、“仕事”を口実にした別れは、高確率で“建前”！本音は別のところにあります。

どれだけ仕事が忙しくても、好きな人のためなら時間はつくれるもの。タカシには、仕事のほかにサトミと別れたい理由があったのでしょう。

それが分からないまま、自分の「会いたい」を一方的に押し付けてしまうのはNGです。

◆失敗ポイント３：未練があることが相手に伝わってしまった

さらにまずいのは、“自分の気持ちに踏ん切りをつけたい”の一文。

別れ際に「最後にもう一度会いたい」という人は多いですが、これは一見別れを受け入れているように見えて、別れを受け入れたくない気持ちの表れ。そしてそのひとりよがりな感情は相手にも伝わります。

■復縁するための４ステップ

タカシと復縁するために、サトミはどのようなLINEを送るべきだったのでしょうか。LINE文面の前に、まずは復縁するための基本の４ステップを押さえましょう。

復縁したいと思うなら、

●別れた後、連絡しない
●別れた理由を探る
●別れて３カ月もしくは半年後に連絡する
●連絡は好意を隠しカジュアルに

の４つが鉄則です。

連絡したい気持ちを我慢して、次の季節が来るのを待つのがポイント。

その間、タカシには別の恋人ができている可能性も。まずは現状を探ることから。

以下はサンプル文例です。これは別れて半年後に送ったLINEと仮定しましょう。

復縁の確率をあげるためには“忘れ物を使う”のが効果的です。ポイントは３つあります。

◆成功ポイント１：別れた直後、相手からのLINEで終わっている

前述したように、別れた後、もう一度会いたいと言ってしまうのはNG！タカシ（別れを切り出した方）から「荷物を取りに来て」と言われない限り、荷物は置きっぱなしにし、相手の気持ちを伺う切り札に使うのが吉です。

◆成功ポイント２：別れて３カ月後（もしくは半年後）にカジュアルなLINEを送っている

３カ月、もしくは半年後であれば別れた原因を考える“充分な冷却期間”だといえます。特に別れて半年は“忘れ物”を口実にして連絡しやすい時期。

サトミがタカシと別れたのは５月。タカシの部屋にサトミが置きっぱなしにしていた服は春服は、このLINEを送った半年後の11月に秋服として着回すこともあるでしょう。「あれ？着る服がないな」と“今更気づいて”も違和感がありません。さらにカジュアルな連絡で、相手もとても返信しやすい文面です。