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『奪い愛、冬』第4話 あらすじ – 優しかった彼が狂い始め……泥沼化が加速

『奪い愛、冬』第4話 のあらすじや感想(ネタバレあり)をお届けします。キャストに倉科カナ、三浦翔平、大谷亮介、水野美紀などが揃い、壮絶な愛の奪い合いを繰り広げる大人向けドラマ。

『奪い愛、冬』第4話 あらすじ – 優しかった彼が狂い始め……泥沼化が加速

『奪い愛、冬』第3話のレビュー・あらすじ

■『奪い愛、冬』第4話のあらすじ(ネタバレあり)

自宅でキスを交わした瞬間を信の妻・蘭(水野美紀)に見られてしまった光(倉科カナ)と光の元彼・信(大谷亮平)。

光は涙を流して蘭に謝りながらその場を後にするが、蘭は光を許すつもりはない。光のSNSには「淫乱」「泥棒」などのコメントがたくさんつけられるようになった。

ある日、光の婚約者・康太(三浦翔平)を狙っている同僚・秀子(秋元才加)は、蘭から光と信がキスをしている動画を見せられる。

動画を見た秀子は「これって泥棒だ」「こういう女には天罰が必要ですよね」などと言い、蘭と結託する意思を示すのだった。

一方、康太の母・美佐(榊原郁恵)は光と康太の結婚に反対していたが、急に態度を変えて2人の結婚を認めた。美佐は光に今までの意地悪な仕打ちを謝罪し、2人を祝福。

結婚を認められ幸せムードが漂うなか、康太の家に差出人不明の荷物が届いた。康太をはじめ、その場にいた人たちはその荷物の中身を見て驚愕する。

その荷物は、光と信がキスをしている写真を拡大したパネルだった。

写真をみて感情を乱した康太。これまでになく感情的になった康太は、光の目の前で暴力的な行動に出てしまう。

その後、光と康太は蘭から旅行に誘われる。光、康太、蘭、信の4人での旅行。そこで蘭は光に数々の嫌がらせを繰り広げ、光の精神をじわじわと追い詰める。

最後には、信に会う機会がなくなるようにと、デザインコンペで手を抜き一次審査で落ちろと言い始め……。

■『奪い愛、冬』第4話の感想

今回も蘭はゾッとするような行動を見せてくれました。と同時に、康太の壊れていく姿も印象的な回でした。

康太は母親に光との結婚を認められ、幸せを噛み締めていたはず。もしかしたら「いろいろあったけれど、これからはきっと大丈夫」なんて期待をしていたかもしれません。

それなのに、康太の元へ光と信の大きなキス写真が届いてしまった。「なんだよこれ」と叫んで写真を殴りつけ破壊する康太でしたが、それだけでは気持ちが収まるはずもなく。

光の目の前で強引に元カノとキスをし、「今のを見てどんな気持ちだ?」と光に迫ります。

「悲しくなかった? 悔しくなかった? どんな気持ちだよ!」と大声で光に聞く康太。問いかけるというより、康太の心の叫びそのものの言葉です。

好きで好きで仕方がないのに、どうして俺を裏切るの……康太のそんな悲壮な気持ちが伝わってきます。これだけ誠実に愛しているのに裏切られるようなら、康太はもうどうすることもできない。

いよいよ光と康太は別れるのか? と思いきや、康太は次の日、光に謝ります。

前日の気が狂ったような康太の姿はどこにもなく、いつものように優しく光に話しかける康太。

自分の器の小ささを謝る康太に「康太はなにも悪くないよ!」と思わず言いたくなりました。

康太と光が謝り合い、これで仲直り。すべて元通り……というわけにもいかないようで。康太は結婚式の招待状をたくさん作り、それを職場で配り始めました。

康太の唐突な行動に光が戸惑っていると、康太は「嫌なの?」と聞きます。

その問い方には棘があり、光を愛するかわいらしい康太ではないよう。光に対し、自分の愛情を拒否することを許さないような、見えない圧力のようなものが渦巻いていました。

優しいはずの康太の中にどす黒そうな感情が溜まっていく……そんな中、蘭と信、光と康太の4人での旅行が決定。

この旅行で印象的だったのは、康太と蘭が階段から光と信を監視するシーンです。

光も信も、眠れないあまり、ベッドを抜け出して外で話していました。康太と蘭はそれをしっかりと見ていました。

康太にとって、蘭も自分も被害者です。愛する人を奪われそうになっている者同士。だからこそ、蘭と階段で監視行動というちょっと異常な状況でも平気な顔ができるのだと思います。

物語の終盤、ついに信の口から「今も光のことが好きだ」という言葉が飛び出しました。

光に土下座を強要する蘭に対して発せられた言葉ですが、その言葉は物陰で様子を見ていた康太の耳にもしっかり聞こえています。

康太は顔をひどく歪ませながら、憎悪に満ちた憎しみの目を信に向けて第4話は終わりです。

この先、信は蘭の元を離れるのでしょうか。離れるとしても、蘭がそれを許さないはず。

康太も光を手放す気はないでしょう。泥沼に沈んでいく4人に、これからも目が離せません。

■ドラマ『奪い愛、冬』とは

頼りないけれど優しい恋人からプロポーズされ、幸せの真っ只中にいた光。恋も仕事も順調にこなしていた光は、ある日3年前に自分を捨てた男・信と再会してしまう。

かつて死ぬほど愛した信との再会をきっかけに、光は忘れていたはずの恋の炎を再び燃やし始め……。

婚約者のいる光、妻帯者の信、そして嫉妬に狂っていく光の婚約者・康太と信の妻・蘭。ドロドロなのにキュンとする、愛を奪い合う“ドロキュン”恋愛ドラマ。

第4話 2月10日 (金)23時15分〜放送分

■『奪い愛、冬』キャスト

倉科 カナ
三浦 翔平
大谷 亮平
秋元 才加
ダレノガレ明美
西銘 駿
ミスターちん
キムラ緑子
三宅 弘城
榊原 郁恵
水野 美紀
ほか

『奪い愛、冬』第5話あらすじ – 愛する人が余命2ヶ月と宣告されたら……

https://p-dress.jp/articles/3099

『奪い愛、冬』第5話のあらすじや感想(ネタバレあり)をお届けします。キャストに倉科カナ、三浦翔平、大谷亮介、水野美紀などが揃い、壮絶な愛の奪い合いを繰り広げる大人向けドラマ。


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神之 れい

関西在住のフリーライター。1984年11月5日生まれ。ライターとは無関係の短大へ進学、一般企業で5年ほど勤めた後にライターへ転身。女性向けウェブメディアを中心に執筆。もやもやを抱える女性のヒントになるような記事執筆を目標に活...

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