1. DRESS [ドレス]トップ
  2. カルチャー/エンタメ
  3. 『奪い愛、冬』第7話(最終回)あらすじ – W妊娠という衝撃の展開……続編も期待!?

『奪い愛、冬』第7話(最終回)あらすじ – W妊娠という衝撃の展開……続編も期待!?

『奪い愛、冬』第7話のあらすじや感想(ネタバレあり)をお届けします。キャストに倉科カナ、三浦翔平、大谷亮介、水野美紀などが揃い、壮絶な愛の奪い合いを繰り広げる大人向けドラマ。

『奪い愛、冬』第7話(最終回)あらすじ – W妊娠という衝撃の展開……続編も期待!?

『奪い愛、冬』第6話のレビュー・あらすじ

■『奪い愛、冬』第7話のあらすじ(ネタバレあり)

元カレ・信(大谷亮平)と一緒に生きる決意をした光(倉科カナ)。婚約者だった康太(三浦翔平)とも別れ、さあこれからというときに信が末期がんであることが判明する。余命はあとわずかだった。

光を置いて1人で旅立とうとする信の前に、光、康太、そして信の妻・蘭(水野美紀)が駆けつける。そこで康太は、蘭が必死で隠し通してきた秘密を暴露。

暴かれた蘭の秘密に全員が驚く中、信はその場で再び倒れてしまう。信の異変に驚いた蘭は光を問い詰め、信の病気について知り愕然とした。

その後、目覚めた信に真実を問い詰められる蘭。康太が暴露してしまった秘密は、信と蘭が結婚するきっかけとなった出来事についてだった。蘭は観念して真実と本音を赤裸々に語る。

真実を知った信は、蘭とともに光の前から姿を消してしまう。置いていかれた光は絶望の表情を、そして勝利を実感した蘭は微笑みを浮かべていた。

信は蘭と共に去ったものの、光は康太とやり直す気はなかった。せっかく信がいなくなったのに、自分の元に戻らない光に頭を抱える康太。そんな中、康太は信から呼び出される。

信は康太に、光宛てへの伝言を頼む。その伝言はまるで康太を試すかのような内容だった。光を愛している康太からすれば、とても受け入れられるような伝言ではない。即座に断る康太だったが――。

■『奪い愛、冬』第7話の感想

あれだけ狂っていた康太が、最終回で純粋な康太に戻りました……!

『奪い愛、冬』の序盤では、康太は誠実で愛らしいとても純朴なイケメン男性でした。「こんな男性がパートナーだったら最高だな」と思えるような男性です。

それなのに、だんだん光への愛が歪んでいき、光に手錠をかけて監禁するような行為までするようになってしまって……。当初の康太ファンは「純朴な康太を返して!」と悲鳴をあげたことでしょう。

そんな康太を変えたのは、康太の母の言葉。「自分の愛が伝わらずに苦しんでいるのはあなただけじゃないの」「愛が伝わらずに苦しんでいるのはみんな同じ。みんなどこか苦しい。自分だけじゃない」と説きました。

母の言葉を噛みしめることで、康太の歪んだ愛情もするすると解けていったのでしょう。それからの康太はまるで別人。気持ちが浄化され、天使のような康太が復活です。

ここからの康太はかわいらしさと、見た目・中身両方において、イケメンさが炸裂しました。まずは光に電話をかけ、「俺……死ぬから」なんて言って呼び出し。こんな電話を受けたら、光も大慌てです。

この呼び出しの目的は、信と光を会わせること。でも、やっぱり康太も光を愛しているのです。伝言役だけじゃ虚しい。

状況を理解していない光に「ただ会わすだけじゃ俺しんどいじゃん。だからギリまで俺のこと考えてくれないかなって」と話す康太がとてもいじらしくて、胸が締め付けられます……。

蘭の目の前で「俺の精一杯の強がりです」と宣言して署名済みの婚姻届を破り捨てるシーンも爽快でした。康太はこの瞬間、今ままで抱えていた憎愛を完全に断ち切れたのです。

それから3ヶ月後。信と光は田舎の家に移り住み、さらに妊娠も発覚。この世を去る信にとって、愛する人との間に、自分の遺伝子を残せることはきっとかけがえのないことだと思います。

信は産まれてくる子供の名前を「春」としました。冬ももう終わりです。そして、信の命も――。わかっていたこととはいえ、人が亡くなる描写というのは見ていてつらいです。

せめて満たされた気持ちでいてほしい……そう思いながらテレビ画面を眺めていました。

場面はさらに1年後。子供も無事に産まれており、康太も光に協力的です。一応これでハッピーエンド? と思いきや、まさかの蘭登場……。

大きなお腹を抱え「私もできたの。信の赤ちゃん。これからもよろしくね」と言う蘭……まさに執念の妊娠です。もしもこんなことが起きたら、ゾッとしてしまいます。慌てて引越ししてしまいそう……。

しかし光は怯みません。光のなにかが覚醒したように、不敵な笑みを浮かべながら「こちらこそ」と返すのでした。

最後に蘭が登場したことで、この話がまだまだ続いていくような気がしてしまいます。2人の子供はどのような成長をするのでしょうか? シングルマザー同士の光と蘭にまたトラブルが起きてしまうかも……?

続編として『奪い愛、春(あるいは『巡り愛、春』?)』なんてあればいいなと思いつつ、最終回の余韻に浸るのでした。

■ドラマ『奪い愛、冬』とは

頼りないけれど優しい恋人からプロポーズされ、幸せの真っ只中にいた光。恋も仕事も順調にこなしていた光は、ある日3年前に自分を捨てた男・信と再会してしまう。

かつて死ぬほど愛した信との再会をきっかけに、光は忘れていたはずの恋の炎を再び燃やし始め……。

婚約者のいる光、妻帯者の信、そして嫉妬に狂っていく光の婚約者・康太と信の妻・蘭。ドロドロなのにキュンとする、愛を奪い合う“ドロキュン”恋愛ドラマ。

第7話(最終話)3月3日(金)23時15分〜放送分

■『奪い愛、冬』キャスト

倉科 カナ
三浦 翔平
大谷 亮平
秋元 才加
ダレノガレ明美
西銘 駿
ミスターちん
キムラ緑子
三宅 弘城
榊原 郁恵
水野 美紀
ほか


こちらもおすすめ

『奪い愛、冬』第1話あらすじ – 再会した元彼との禁断の恋、始まる!?
『奪い愛、冬』第2話あらすじ – 夫に近づく女は許さない……妻が動き出すとき
『奪い愛、冬』第3話あらすじ – 夫を奪う女へ、妻の容赦ない攻撃が始まる
『奪い愛、冬』第4話あらすじ – 優しかった彼が狂い始め……泥沼化が加速
『奪い愛、冬』第5話あらすじ – 愛する人が余命2カ月と宣告されたら……
『奪い愛、冬』第6話あらすじ – 妻、執念の妊娠か?“秘密”が暴かれるとき
『奪い愛、冬』第7話(最終回)あらすじ – W妊娠という衝撃の展開……続編も期待!?

『奪い愛、冬』に関する記事一覧はこちら

神之 れい

関西在住のフリーライター。1984年11月5日生まれ。ライターとは無関係の短大へ進学、一般企業で5年ほど勤めた後にライターへ転身。女性向けウェブメディアを中心に執筆。もやもやを抱える女性のヒントになるような記事執筆を目標に活...

関連するキーワード

関連記事

Latest Article