【恋愛成就LINE】「金夜にLINEの時間とってくれる?」と言える女はフラれない
LINEで彼女から詰められる男性の心理を想像してみよう。しかも、年度始めという繁忙期に。ちょっと距離をおきたい、と思われるのも無理はない。恋愛が壊れるのを防ぐ「金曜日夜のLINEテク」をご紹介します。
「もう嫌だー!」
33歳カナコさんは、スマホをベッドに放り投げた。結婚したいと強く思い始めたのは、29歳。いつも一緒に遊んでいた親友のメグミさんの結婚が決まったときだ。
間もなくメグミさんは妊娠し、現在二児の母として幸せな家庭を築いている。
「なぜこんなに差が開いてしまったのか」
メグミさんだけではない、すでに家庭のある友人の家族写真を見るたびに胸がキュッと締めつけられてきた。
■「私なんてどうでもいいのね」は厳禁
しかし、カナコさんにも3カ月前に素敵な男性との出会いがあった。婚活パーティで出会った同い年の営業マン。土日は週に一度のデート、ウィークデーはLINEのやりとりを楽しんでいた。
ところが……。4月に入り、彼が繁忙期に入ってしまった。LINEはおざなり。既読スルーもめずらしくなくなった。デートのドタキャンも1カ月に3度もあった。理由は「疲れていて体調が悪い」。街は春の陽気で浮き足立っているのに、なぜ私はこんなにほったらかしにされるのか。
我慢の限界に達し、彼女はLINEで彼を責めたのである。
「私なんかどうでもいいのね」
「いや違う」
「じゃあなんでこんなに既読無視するの?」
「仕事が忙しすぎて」
「一言返事ぐらいできるでしょう」
こんなやりとりを続けた結果、別れを切り出されてしまったのである。
■LINEで恋愛を長続きさせるテクニック 〜基本編〜
カナコさんだけではない。繁忙期に男性を責めすぎて別れを切り出される女性は、後を絶たない。
「ちょっと忙しくて連絡がおざなりになっただけで責め立ててくる相手と今後やっていく自信がない」と思われてしまうからだ。では、どんなLINEを送ればよいのか。「お仕事がんばってね」と言えばいいのか。答えは違う。
「いま忙しいと思うから、金曜夜にLINEする時間とってもらえるかな?」と申し出てみることである。
ウィークデーには爆発しないこと。彼の精神状態が悪くなって仕事の足を引っ張ることになりかねないからだ。金曜夜に、LINEする時間をとってもらう。翌日から休みなので多少夜遅くまでLINEをしていても体力的に負担は少ない。
■LINEで恋愛を長続きさせるテクニック 〜実践編〜
ただし、金曜夜ならどんなLINEをしてもOKなわけではない。話題は3つ。
ひとつめは、ねぎらい。「1週間お疲れさま」のねぎらいだ。ここでイライラの一呼吸をお互いに置く。
ふたつめは、本音だ。「連絡がおざなりになった気がして辛かった」ことを真正面から伝えること。
大事なのは次の3つめ、「連絡がおざなりになった」言い訳を彼が話したいところまで聴いてあげること。「それは違う!」と途中で遮ったり、主張したりしてはいけない。
最後の最後まで「うん」「そうなんだ」「それで」などと相槌のメッセージを打つ。つまり「聞き役」に徹して、相手の言い分を聞くことだ。それができれば、彼はあなたに不満を抱かない。これだけでフラれる機会は劇的に減る。
忙しい時期のせいで、大事な恋愛を潰さないようにしよう。皆さま、それでは、素敵な恋愛生活を!
婚活アドバイザー。自ら経営する結婚相談所で7年で200組以上のカップルを成婚へと導く。