流行色より季節らしさを。「美人に見せる色」の見つけ方【デキる女の決断クローゼット #5】

流行色より季節らしさを。「美人に見せる色」の見つけ方【デキる女の決断クローゼット #5】

シーズンごとに打ち出されるトレンドカラー。流行を押さえるために必要、と思い込んでいませんか? でも、自分に似合わない色なら、手を出す必要はナシ。大事なのは季節感を味わえる色と自分を美しく見せる色、ただ、それだけです。


■イエローベースとブルーベース、あなたはどっち?

突然ですが、以下の3つをご自身と照らし合わせて考えてみてください。

・シルバーよりゴールドのアクセサリーが似合う
・チークやリップは、ピンク系よりオレンジやベージュ系が似合う
・髪や瞳の色はブラウン系だ

2つ以上あてはまる方は「秋の公園」タイプ、そうでない方は「秋の果物」タイプです。

「秋の公園」タイプは、オリーブ、テラコッタ、マスタード色など、植物が美しく紅葉していくような色が似合います。

一方「秋の果物」タイプの方が似合うのは、プラム、巨峰、いちじくなど、豊かに実る秋の果物のような色です。


日本人は、髪や瞳や肌の色はみな似たようなもの、と思ってしまいがちですが、決してそうではありません。大まかに、イエローベース(公園タイプ)とブルーベース(果物タイプ)の方がいて、肌や髪の色が黄みがかっているか青みがかっているかで、似合う色の傾向が大きく変わります。また、髪をカラーリングしたり、メイクを変えたり、日焼け肌になるなどで、似合う色が変化することもあります。

秋にお店に並ぶ服は、他のシーズンよりもシックな色が多くなりますが、
「渋い色を着ると、なんだか老けるのよね〜」
と感じている方は、ひょっとして自分の持ち味に合わない色の服を選んでしまっているだけなのかもしれません。試しにお店で、イエローがかった色の服と、ブルーがかった色の服を数枚手に取り、鏡の前でパパッと体に当ててみてください。これだけでご自身の傾向がわかってくると思います。

■自分に似合わなければ、流行色でも手を出さない。それがデキる女の決断

ところで、流行色というのは、どのように作られるかご存知でしょうか?
年ごとの流行色、実は「日本流行色協会」という機関が決めています。アパレル各社が各々の予測で、様々な色の服を作って市場に出してしまうと、「大はずれ」する会社が出てくるからです。誰かが大まかに「今年の秋はこの色」という方向性を決めてくれるから、アパレルは安心して生地を仕入れ、服を作ることができるわけです。

これが、季節が変わるごとに、どの店にも似たような色の服が一斉に並ぶ理由です。ファッション業界が自分たちの都合で意図的に作り出した流行。乗り遅れないようにとやみくもに追いかけるのは、大人の選択とは言えないかもしれません。流行色を追えば追うほど、人と差のつかない没個性的なファッションになってしまうわけですから。

トレンドにのることが、必ずしも悪いことだとは思いません。かたくなにファッションを変えない人より、それなりに時代の空気感をまとっていることも、社会と調和して生きるためには必要でしょう。

でも似合わない色を無理して着ないことは、もっと大切! その線引きをしっかり理解しているのが、デキる女ではないでしょうか。

必要なのは「流行色」ではなく、「ああ、秋なんだなあ」と、あなた自身や周りの人が新鮮な季節感を感じられる色。そしてもちろん、あなたが美人に見える色です。

●まとめ
あなたは公園タイプ? 果物タイプ? 似合う色タイプを見極めて、流行色でなく季節らしさを取り入れよう。

この記事のライター

ファッションライター。 大手アパレルで16年間、ブランド管理や店頭指導などに携わる。 現在はフラワー装飾とファッション関連の仕事を兼務。 ブログ「ミランダかあちゃんのスタイルレシピ」は、 40代ファッション人気ランキ...

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