シングル女性は、結婚組より“貯め力”が高いんです！
40代のうちに年収の2倍の貯蓄を目指しましょう。
ユングによれば、40歳は「人生の正午」だそう。たしかに、20歳前後で社会に出て60歳まで働くとすれば、40歳は折り返し地点にあたります。これまでは勢いに任せて生きられたけど、大人として人生の酸いも甘いもわかったうえで、残りの人生をどう生きていくか、真剣に考え始める時期といえるでしょう。
これからどんな生き方を選ぶにしても、必要なのは「愛」と「健康」、そして多少の「お金」。私が行うシングル女性向けのセミナーでは、「この3つがあれば人生勝ったも同じ」と話しています。
中でもお金は、愛を見失ったり健康を害したときに、拠り所となる頼もしい味方。また、自分らしく自由に生きるため、さらなる可能性を拓くための魔法の杖でもあります。元気あふれる今のうちから、しっかり礎えを築いておきたいものですね。
ところで、お金っていくらあれば安心できるのでしょう。ある調査※によれば、40代シングル女性の貯蓄残高は平均で約984万円、年収に対する貯蓄の比率は2.36倍となっています。ちなみに40代シングル男性では約896万円（1.56倍）、2人以上世帯（世帯主が40～44歳）は約928万円（1.29倍）ですから、シングル女性ってほんとに「貯め力」が高いですよね。
人それぞれ収入も違うし、平均データは参考にならないと思う方もいるでしょう。そこで、私からの提案です。40代のうちに、年収の2倍の貯蓄を目指しませんか？ 具体的なマネー術は、これからこのコーナーで少しずつご紹介していきます。
※「平成21年全国消費実態調査（単身世帯の家計収支及び貯蓄・負債に関する結果）」
