気持ちが確実に離れる! LINEの終わらせ方NG実例
婚活や恋活中に送ってしまうと、相手の気持ちが一気に離れてしまう「LINEの終わらせ方」NG事例をご紹介します。こんな終わらせ方、していませんか?
「LINEの終わらせ方」に悩んだことはありませんか?
交際期間が長いカップルならば、「このスタンプが来たら、そろそろ……」と暗黙のサインがあるかもしれません。
ところが、婚活中のカップルは1時間程度お見合いをしただけの関係なのに、早速LINEのやりとりが始まります。
「絵文字を使ったら、馴れ馴れしいと思われないかな?」「くだけたスタンプを使ったら、引かれたりしないかしら?」と1文字1文字に神経を使うようです。
それもそのはず。婚活中は、ほんの少しのやりとりミスが、命取りになりかねません。
職場やサークルなどで何度も会える関係なら、ちょっとした行き違いであれば誤解を解く機会があります。ところが、婚活はそうではありません。
「失礼だな」「面倒くさい人だな」と思われてしまったら、挽回のチャンスすらなく「交際終了」になってしまうかも。
今回のコラムでは、会員さんに聞いた「こんなLINEの終わり方をされたら、返信しづらい」「交際を終了にしようかと思ってしまう」という実例をご紹介します。
あなたはこんなLINEを送らないでくださいね。
■「時間が合えばまた……」
「時間が合えばまた……」というメッセージを見た会員さんは、「社交辞令だな」「お断りの意味よね」と感じて返信できなくなりました。
婚活期間が長くなると、多くの方が「猜疑心」を持ち始めます。「断り、断られ」を繰り返すからです。「もう傷つきたくない」という自己防衛から、ちょっとした表現にも敏感になる方が多く、ネガティブに捉えがち。
このケースでは、男性は「もう一度会う気持ちがあった」そうです。だったら「ぜひ、また会いましょう!」と書いてほしいですね。
■「次に会うときまでLINEやめてもいいですか?」
ずいぶんハッキリした表現をされる方ですよね。ショックを受けてしまう人も多いでしょう。「返信する気にもなれません」と、悲しそうな表情の会員さんでした。
もう少し相手の気持ちを考えた言葉選びができないものでしょうか?
「お会いしたときの話題がなくなると困るので、それまでLINEは控えても良いですか?」とか「次に会ったときにお話しするので、楽しみにしていてくださいね」とか、柔らかい表現があると思います。思いやりが大事、と感じた事例です。
■「返信不要です」
「優しいんだか、冷たいんだか……」と、このメッセージを見てポツリと言った会員さん。
「返信不要」と書いた気持ちも少しわかります。「相手に返信する時間を取らせたくない」という心遣いからだと思います。でもね、受け取った方はあまり良い印象を持ちません。
「返信する、しない」を決めるのは受け取った側。それを勝手に押し付けるのは「出過ぎた真似」ではないでしょうか?
■「どうでもいいです」「もういいです」
「どうでもいい」「もういい」。これって、本当の意味は「よくない」ですよね? 「私、不機嫌ですよ」という言葉が裏に隠されていますね。
これを受け取った男性会員さんは「配慮が足りなかったかな?」と困惑していました。
女性に多い、この「察してよ」攻撃。男性は「ストレートに言ってほしい」とのこと。私もやってしまうことがあるので、反省です。
■「今日はもう遅いので……」とシャットダウン
受け取った男性は「行動を指図されているような気がします。結婚してもすべてを自分勝手に決められそう」と言って、交際終了にしました。「10時までに返信をいただけますか?」と書いていれば、結果は違っていたかもしれません。
■あなたのLINEの終わらせ方は大丈夫?
この他に「NGなLINEの終わり方」で多かった意見は、“会話の途中で既読スルーになる”や“24時間経っても既読にならない”でした。こういう終わり方だと、「気が進まない交際なのかな?」と感じて、やる気をなくすそうです。
「終わりよければすべてよし」。あなたのLINEの終わらせ方は、相手に好印象を与えていますか?
Text/忽那里美
※ この記事は2019年11月27日に公開されたものに加筆修正したものです。
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