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男性が本気になる「本命女性」が取る4つの戦略

男性が本気になるのは「デートしやすい」「一緒にいて居心地良い」相手であることが大前提。そこをクリアした女性たちは、一体何をして本命視されるようになったのか。彼女たちがしている4つの戦略を詳しく取り上げます。

男性が本気になる「本命女性」が取る4つの戦略

結婚相談所での婚活は、お見合いから始まり、お互いの相性を確認し合う「仮交際」、そしてひとりに絞って、結婚するパートナーかを見極める「真剣交際」へという流れがあります。初期段階の「仮交際」では「複数交際」が認められています。

複数交際というと、「二股?」と悪いイメージを持たれるかもしれませんが、そうではありません。

自然な恋愛はお互いに好意を持ってから交際になりますが、婚活ではたった1時間お見合いをした後、「悪い印象ではなかったな……」という程度からの交際になります。

お互いに、「もう一度会っても良い他人」くらいの遠い関係なのです。

ですからこの段階でひとりに絞って交際をするのは時期尚早。この人と会いながら、他の人と会っても良いという期間です。だから、罪悪感は持たないで。

ただし、忘れてはならないのが、自分が他の男性と会って良いように、仮交際中の男性も別の女性とお見合いをしたり、交際をしている可能性は十分にあるということ。

■彼の一番にならないと、結婚にはつながらない

先日、こんなことがありました。

海外赴任中の男性が、帰国している3日間に11名の女性とお見合いをしました。
大変素敵な男性だったので、11名すべての女性が彼との交際を希望したのです。

「私を選んでください!」とお見合いの場で猛アタックしたり、「彼と結婚したい。他の人じゃ嫌」と泣き出したりする女性もいました。「選んでくれたら、来週にでも有休を取って渡航する」とまで言い出す女性も。

戦国時代の合戦を見ているかのようでした。押され気味の男性は、11名の中から3名と仮交際に進みました。3カ月後には、この中のどなたかと成婚されるでしょう。

このように、あなたが「素敵だわ」と思った男性なら、他の女性もそう思っているはず。

でも、結婚できるのはただひとり。彼の中であなたがナンバー1にならなければ成婚には至りません。このコラムでは、複数交際の女性の中であなたが本命になる極意をお伝えします。

■婚活で本命視されるのは「デートしやすい女性」「居心地の良い女性」

冒頭にも書いたように、仮交際中は複数交際が可能です。その後、「真剣交際」というたったひとりと向き合う交際にステージアップします。

ここまでの期間の目安は1カ月半。その間に4回デートができていれば、ほぼ真剣交際に進むでしょう。ですから、いかにこの4回のデートを充実させるか? がポイントになります。

多くの男性は、仮交際から真剣交際に進む女性をこういう判断で選んでいます。それは「デートがしやすい女性」「一緒にいて居心地の良い女性」です。それぞれ説明します。

・デートがしやすい女性

とにかく、会う回数を増やさなければ、お互いを知ることはできません。ここで重要なのが「会える日程調整」をする努力。彼に「面倒くさい」と思われたら、あっという間に仮交際終了になってしまいます。

せっかく彼からデートのお誘いがあるのに、「まだ予定がわからないので……」とか「ちょっと時間をください」などと言おうものなら、「はっきりしない人だな。もういいや。別の女性を誘おう」となってしまいます。

仮交際中はまだ信頼関係ができていないので、1回の失敗が「あぁ、この女性はすべての面で面倒くさい人に違いない」と、悪い印象を誇張してしまいます。 
職場やサークルなどでまた会えるのであれば挽回も可能ですが、婚活交際は1回1回が真剣勝負。断られたら次はありません。

女性は誘われるのを待つ、他にも交際中の男性がいるような素振りをする、というような数年前の婚活とはかなり様子が変わってきています。それなのに以前と同じようなやり方をしている女性がいるのが気になります。

「LINEが来ても、すぐに既読にしない」「即レスは暇な人だと思われるから、ちょっと焦らして」という駆け引きはもう古いです。サクサクと次の日程を調整して、接触するチャンスを増やしましょう。

彼が忙しくて日程調整が進まないなら、あなたがお店を選んだり、次のデートプランを決めて「ここにしましょう!」と誘うくらいの勢いが必要です。

・一緒にいて居心地の良い女性

これは、男性によって違います。

アクティブな女性を居心地が良いと感じる男性もいるし、部屋でゆったり過ごせる女性を落ち着くと感じる男性もいます。ですから、無理をして合わせることはなく、お互いに「素」を出し合って確認することです。

そのためにも、先ほど書いたように「接触機会」を増やしていく必要があるのです。

■高い競争を勝ち抜いて本命になる女性がしていること

では、「デートしやすい」「一緒にいて居心地良い」をクリアした女性が、あなたの他にもうひとりいたらどうするか? ここからは、テクニック的なお話をします。

成婚した女性たちはこんな工夫をして、彼の本命になりました。

1.LINEのアイコンを顔写真にする

「単純接触効果」を意識して、彼の目に自分の顔が頻繁に映るようにしたそうです。

仮交際中の男性から「複数交際していると、誰が誰だかわからなくなってくる」という相談を受けることもあるので、これは効果があると思います。

また、ツーショット写真を撮ってLINEに送信するという女性も。彼の印象に残りやすく効果的です。

2.土日のデートだけでなく、平日の夜も会うようにする

複数交際している男性は、土日に他の女性とデートをしたり、お見合いをしたりすることがあります。

デート候補日を休日だけにしていたら、次回の予定が2〜3週間先になってしまうことも。これでは自然消滅になってしまう心配があります。

「平日の夜、突然時間が空いたら誘っていただいても大丈夫!」とアピールして、選ばれた女性もいます。自分から誘うのもありです。

3.ふたりのペースを早めに作る

「朝晩のLINEを欠かさない」「金曜の夜は必ず電話する」など、ふたりだけのルーティンを早い段階で提案。こうすることで、「いないと寂しい」というポジションをキープすることができるといいます。

4.結婚後の生活をイメージしてもらう

「デートにお弁当を作っていく」「体を気遣って野菜ジュースを持っていく」など、結婚したらこういう食事を作ることができて、こういうサポートができますというアピールをしたそうです。

「あなたが病気になったら私が何とかします!」とさらりと伝えた女性も。「この一言で彼女に決めました」と男性はうれしそうに話してくれました。

複数交際は、気が抜けない期間でもあります。

彼に、「その日はちょっと予定があって……」と言われると、「他の女性と会っているのかな?」と不安になりますね。

そんなときでも不安定にならず、会えたときには、最大限彼に楽しんでもらう。そして、自分も「会ってくれていることに感謝しながら」大いに楽しむ。

そういうおおらかで明るいあなたが、選ばれるのではないでしょうか?

今日のコラムが参考になり、あなたが彼の本命になることを願っています。

Text/忽那里美

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男性が本気になる『本命女性』が取る4つの戦略

忽那 里美

東京日本橋で結婚相談所「キュートピア」を経営。20代~80代の男性女性が会員。メイクレッスン、トータルコーディネート、メンタルコーチングを取り入れることで、ワンランク上のお相手との結婚をサポート。婚活が終了するとき「人間的に...

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