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「復縁したくなる女性」と「別れてよかったと思われる女性」の違い

別れたあとで「もう一度付き合いたい」と思われる女性には、今だから気がつく魅力があります。反対に「やっぱり別れて良かった」と思われてしまう女性にも、復縁を避けたい理由があるもの。両者の違いについて、ご紹介します。

「復縁したくなる女性」と「別れてよかったと思われる女性」の違い

■ 復縁は「つながりが復活したあと」からが肝心

関係の終わりを受け入れると、しばらくはつらさや悲しみが大きくて苦しみますが、時間が経つごとに少しずつ心は回復し、開放感を得られるようになります。

別れた相手のことはもちろん忘れていないけれど、失恋の痛みを乗り越えて自分のことに集中する余裕が戻り、元恋人のことをやっと冷静な目で見られるようになった、という人は多いでしょう。

このときに、別れた元カレのことを改めて愛している自分に気がつき、復縁について考え始める人もいると思います。そんなとき、相手に連絡し、ふたりのつながりを復活させることが復縁を成功させる最初の一歩です。

LINEをしてみたらブロックされていなくて、元カレからも返事があった。電話をかけたら出てくれた。ここからが、元カレと新しい関係を築いていく大切な時間。相手が自分のことをどう思っているか、よりを戻したいと考えてくれているかどうかなど、良いつながりを保ちながら気持ちを確認するには、行動を焦らず慎重に進めていく必要があります。

「元カノが連絡をくれた、つながりを持ちたいと思ってくれた」ことがまずうれしいと思う男性も多いでしょう。よほど嫌な別れ方をしていない限り、時間が経てば過去の交際が整理されて、新鮮な気持ちで元カノと接することができます。

そして、この「つながりが復活したあと」からの行動が肝心です。

ここで男性が「もう一度付き合いたいな」と思うか「やっぱり別れて正解だったな」と思うかは、女性側の言動次第。復縁を望まれる女性には、男性の愛情を刺激するポイントがあります

どんな女性が、元カレから復縁したいと思われるのでしょうか。

■ 「未来を見ている」ことがうれしい

「今の彼女とは一度別れているのですが、よりを戻したのは別れた原因だった短気なところを直そうと努力しているのがわかったからです。今は前より落ち着いた時間を過ごせていて、彼女とは二度と別れたくないですね」(34歳/公務員)

「お互いに仕事が忙しくて、連絡がうまくいかずにストレスとか寂しさが溜まってケンカ別れしてしまったのですが、彼女のほうから『うまくいくやり方を考えたい』と言ってくれて、きちんと話し合えました。それで復縁したのですが、昔より何でも話せるようになっていい関係が続いています」(37歳/営業)


元カノと復縁したあと、幸せなお付き合いが続いている男性に話を聞くと、まず「別れることになった原因を解決できている」ことがわかります。そもそも問題がクリアにならないままでは以前と同じ交際、結局また別れを迎えることになるので、当然ですよね。

加えて、「どうして元カノと復縁することを決めたのか」を見てみると

・「以前とは違う付き合いができると確信した」
・「過去ではなく未来の話ができた」
・「いい関係を作るために努力していることがわかった」


など、「ふたりの未来を見ている」姿に愛情を覚えたことが、また付き合いたいと思う気持ちを加速させています

外見が良くなった、性格の良さが改めて伝わったなど、今だからわかる魅力ももちろん大切ですが、女性と付き合うことを真剣に考える男性は「よりを戻したあとどんな関係になるか」を必ず考えます。

そのとき、以前よりいいお付き合いをイメージできるのは、元カノの中に「ふたりの未来を昔より良いものにしたい」という気持ちが見えるから。その気持ちを感じると、復縁を決心できるのですね。

「未来を見ている」という気持ちは、

・以前と同じつまずきを繰り返さないように違うやり方を考える
・過去を責めず、今のふたりにとって良い状態を考えられる
・ふたりが同じ目線で話し合うことを大切にする


など、実際に元カレと向き合ったときの態度に出ます。

元カレに心を開いてやり直そうと思っていれば、これからのふたりについて前向きな考え方を持っているのが伝わるのです。

■ 「過去の幸せを取り戻したい」だけの元カノはいらない

反対に、「やっぱり別れたままでいい」と思われる女性は、以下のようなことをやってしまいがちです。

・付き合っていた頃の自分たちばかり話題にする
・以前と同じ交際がしたいと考えている
・別れた原因の解決ばかりアピールする


このように「過去の状態に戻りたがっている」と、元カレの気持ちは動きません。

関係が終わった一番の要因をクリアすることは大前提ですが、それができればすぐ復縁となるはずもなく、別れに至った理由は、いくつもの要素が絡み合っていることがほとんどです。

過去の幸せを取り戻したくて復縁を考える女性ほど、別れを決めた男性の気持ち、いろいろなことが重なって愛することをやめなければいけなかった過程を見ようとはしません。
“自分が”幸せだった頃、“自分が”満たされていた頃のことばかり考えて復縁を望むので、男性から見れば「よりを戻してもどうせまた別れるだろうな」という予感が捨てられないのですね。

過去の状態にとらわれ、そこに「戻る」ことを目指す復縁は、元カレにとっては決して幸せなお付き合いとはなりません。たとえ元カノが以前の振る舞いを反省して「これからは変わるから」と言ってくれても、その中身が「未来ではなく過去の交際をなぞる」ものであれば、男性はよりを戻したあとのふたりについて幸せなイメージを持てないのです。

過去をより良くして繰り返すのではなく、新しい未来をふたりで作っていこうとする姿勢が元カレの愛情を引き出します。

■ 復縁は、以前より幸せなお付き合いができてこそ成功といえる

「付き合っていた頃に戻りたい気持ちばかりが強く、新しくやり直す未来をイメージできないので、相手に気持ちが届かない」

復縁の相談を聞いていると、そのようなケースがとても多いです。

振られた原因を解決する、悪いところを直す。それらは確かに過去の自分を反省することになりますが、以前のふたりに戻るのが復縁のゴールであるような考え方だと、よりを戻せたとしてもまた別のところでつまずく可能性が高くなります。

それは、復縁は「以前より幸せなお付き合いができてこそ成功」で、ふたりで新しい関係を築き直していく姿勢が欠かせないからです。

ダメだった過去を乗り越えたいと思う気持ちは誰もが持ちます。それを未来へのイメージにつなげ、元カレにも「昔とは違う交際ができる」ことを伝えれば、付き合い方も以前とは変わるしコミュニケーションの取り方もより深くなるはずです。

幸せな復縁のポイントは、ふたりが未来を見越した前向きな交際をイメージできること。そのためには、「今、これから」より良い関係を作っていこうとする態度を見せたいですね。

何より、復縁を願うなら相手に心を開くことを忘れてはいけません。相手を疲れさせる駆け引きや愛情を疑わせる言葉は避け、素直に気持ちを伝えようとするのが相手の心も開くカギとなります。

ひろた かおり

37歳で出産、夫と子どもの三人暮らし。何歳になっても恋愛ネタ大好物。恋愛相談家としてこれまで多くの男女から話を聞いてきた経験を活かし、復縁についてのアドバイスや不倫などさまざまな「愛のカタチ」について書いていきます。 人生...

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