テクニックは愛情に勝るのか? アラサー独女の「床上手」論
世に溢れる、床上手になるためのテクニック。果たしてそれは、本当に効果的なのか? そもそも「床上手」とは?
こんにちは、E子です。
無駄に経験だけ積み重ねたアラサー独女として、万人が知りたいながらも人にはなかなか聞けない、神秘の領域に踏み入ることになりました。
本日のお題は、「床上手な女性ってどういうもの?」です。
■世にありふれた「床上手」になるためのテクニック論
世の中には殿方にお悦びいただくためのテクニックをつづった、数々の書物、オンライン上の記事、言い伝えなどがあります。
「恥じらう仕草を見せましょう」
「攻めるときは上目遣いで彼の目を見つめましょう」
など……。皆さんも目にしたことはあるのではないでしょうか。
率直な感想を申し上げますと、たいていのそういった情報、役に立ったためしがありません。
「それくらい誰でも思いつくのではないか」と思うようなことがテクニックとして語られていたり、具体的なハウツーをつづったものでも、「それがうれしいかどうかは個人差があるのでは?」と思ったり。
そう、結局さほど意味がないのです。
■万人を虜にするテクニックなど存在するのか?
私自身、いく百、いく千もの男性に抱かれてきたわけではありません。
できればもっと経験値の高い人にこういった記事を書いてもらいたいのだが……というのが今の正直な気持ちです。
しかしその上で私が思うのは、「これをやっておけば間違いない」というような、万人を虜にする技は存在しないのではないか。
というより、「誰に対しても必ず繰り出す、定番の技!」というような考え方こそが、床スキルが低そうだな、と思うのです。
性癖も性感帯も十人十色なのに、目の前の相手を見ずに、過去の成功体験に基づいて技を繰り出す……?
とても違和感があります。
今目の前にいる人を見て、その人が楽しんでくれそうなことをするのが、ホスピタリティではないでしょうか。
技を繰り出すとしても、定番ではなく、相手に合わせたオーダーメイドで作り上げるべきかと思います。
■どんなテクニックよりも愛が勝る、と思いたい
以前、このようなツイートをしました。
「どんなプロのテクニックも、本気で自分に惚れた女を抱く快感には敵わない」
コレに対し、女性なのにどうしてそれを知っているのですか? と男性から意見が来ました。
はっきり言いましょう。
知りません。
私は男として女を抱いたことはありませんから。自分に惚れている女性を抱く感覚も、百戦錬磨のプロの方に癒していただく感覚も、一切わかりませんし想像もできません。
プロのテクニックよりも、愛が勝る……。
これは、私のただの希望です。
女性ならおわかりいただけるかと思うのですが、女性の快感は、「相手にどれくらい本気で惚れているか」に大きく左右されます。
女性の快感が強いと、相乗効果で男性の快感も増していくのではないでしょうか。
それが高度なテクニックをしのぐほどのパワーがあるのかどうかは、私にはさっぱりわかりません。
ただ、恋する独女目線では、「そうだったらいいのにな」と思うばかりです。
■考えるのではない、感じろ!
最後に。
スポーツがそうであるように、どれだけ情報収集して机の上で勉強し、人から教えを説いても、実際に体を動かせるかどうかは別問題。それが私の持論です。
だからとにかく実践せよ!
というわけではありませんが、個人的には、学んだテクニックをもとに「この部位を毎秒◯センチメートルの速度で刺激するとどうこう」などと考えながら実行する様は、「官能」からほど遠いように感じます。
テクニックを駆使しようと考えれば考えるほど、本能がおざなりになります。
頭であれこれ考えて工夫をするのも、うまくいけば効果的でしょうが、まずは自分が楽しむことが第一なのではないでしょうか。
すごいテクニックを持っていなくても、自分が楽しみ、相手を楽しませたいと思えれば、それが一番いいと私は思います。
あなたは、どう思いますか?
画像/Shutterstock
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