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「赤の他人の浮気を許せない」と思ったときに考えたいこと

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男女混合の飲み会もNG派、多少遊んでいるくらいなら目を瞑る派。「浮気」に対する考え方は本当に人それぞれ。多様な価値観の中で、平和な恋愛をするためにはどうすれば? 浮気をしたこともされたこともあるというE子さんが語ります。

「赤の他人の浮気を許せない」と思ったときに考えたいこと

過去に一度、浮気をしたことがあります。

それまでの人生、ずっと「一度も浮気をしたことがない、今後もする気がしねぇ」と豪語してきたにも関わらず、一度の過ちで私のセールスポイントであった「真面目で一途」という要素が打ち砕かれました。

完全に一目惚れでした。
その日浮気をするなんてもちろん予想だにしなかったので、なんの下準備も手回しもしておらず、

バレました。それはもう、盛大にバレました。

■「自身の恋愛と関係のない他人の浮気を許せない」のは

ご挨拶が遅れましたが、こんにちは、E子です。
ツイッターにてアラサー独女アカウントを運営。日々、女性から共感されたり、ときに批判されたりしております。


「浮気は何があっても絶対にいけないこと。心変わりしたなら、きちんと別れてから次に行くべき」

以前Twitterで浮気について言及したとき、こういう意見をたくさんいただきました。それはもう、掃いて捨てるほどいただきました。
私も以前はそう思っていた側なので、言いたいことはよくわかります。

ただ、婚姻関係にない男女の場合、「浮気の被害」というのは、基本的には直接お付き合いしている相手に対してしか及ばないものです。
では、「自身の恋愛と関係のない他人の浮気を許せない」という気持ちは、どうして生まれるのでしょうか。

浮気をされて死ぬほど傷ついたから、他の人に同じような思いをしてほしくない。
真実の愛の存在、美しい世界の存在を信じたい。
「みんな浮気している」「浮気するのが当たり前」というような風潮になってはならない。
この世にはびこる浮気という浮気を排除し、浮気ゼロの世界を作りたい。

そのような気持ちもわかります。
もちろん、そうなればすべては平和に収まるかもしれません。でも、そう簡単にはいかないのが人間の業だと思うのです。

こんなことを言うと、「浮気をしたくせに開き直るな」と批判が殺到しそうですが、これは私の恋愛で、「許す」「許さない」は私とパートナーとの問題です

■どこからが浮気かは人それぞれ

私自身も、恋人に浮気されたことがあります。

しかし、いわゆる「許す」「許さない」という感覚はありません。
浮気されてもまだ好きで離れられないのなら別れない、浮気されて気持ちが続かないのなら別れる。それだけのことです。
それは他人ではなく、私が決めることだと思うのです

もちろん浮気されないに越したことはないですし、浮気をされて悲しいと思ったこともあります。

ただ、たぶん私は比較的、浮気されても平気なほうなんじゃないかと思います。
おそらく、「浮気は絶対にダメ」という方が想像するよりずっと、「浮気されても平気」なのだと思うのです。

世の中には、そこまで浮気を忌み嫌っていない人間も存在するのです。


浮気のボーダーラインを考えてみても、人によって本当に考え方が違います。
「男女複数名の友人らで集まるのも浮気」と言う人も、「AVを見るのも浮気」と言う人もいます。

一方で、「相手には多少は遊んでいて欲しい派」という意見も聞いたことがあります。
「素敵な人と付き合っているという実感が湧くから、まったく異性の影がないよりはあるほうがいい」ということです。

■自分のテリトリーで平和な恋愛をするために

私が言いたいのは、「だから他人の浮気は許してね」ということではありません。
ただ、異なる価値観で争いあっても、何も生まれないということです。

浮気をしてしまう人を、どうしても許せない人もいるでしょう。
そういう方は、まずは自分が浮気しない、パートナーに「浮気は絶対に許せない」ときちんと伝える、「浮気OK派」の人と関わりを持たない(そういう人のSNSも見ない)など、自分の正しさを守れる世界で生きれば、無駄に傷つくこともないはずです。

そして自分が恋愛をするときには、自分の価値観と近い人を見つけたいものです。

これだけ多様な価値観の人が存在するこの世界で、わかり合えるような人を見つけたら、その運命にはしっかりと感謝していきたいですよね。

画像/Shutterstock

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E子

婚活・恋活を趣味とし活動を続ける30代独身こじらせ女。いよいよおかしくなりつつある恋愛観が、ツイッターで無駄に女性たちに共感されている。好きな食べ物はダントツで納豆。

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