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勃起力強化のために。AV男優歴20年の僕がしているシンプルなこと 2/2


■勃起力を改善したいならすべきこと

最後に「体全体の血の巡りをよくする」について解説しましょう。仕事に行く前の早朝でも、終業後の夜の時間でもかまいません。日常的に何かしら「運動する」ことを心がけましょう。たとえば朝のウォーキングだったり、夜道の散歩だったり。

体をなるべく動かして、身体中に血を巡らせる機会をなるべく作ってください。重い重量をあげるようなハードな筋トレはとくだん必要ありません。軽いトレーニングをコツコツと積み重ね、血の巡りのよい身体をじんわりと作っていくのです。

あくまで僕の過去20年の経験則からは次のことが言えます(具体的なデータや根拠を示すことはできませんが)。日頃の運動量が多いアスリート女性は、エロのエネルギー量が常人よりも多く、感度もすこぶる高い。逆に、普段運動など何もせず家に引きこもってばかりいて食生活も荒んでる女性は、アソコの粘膜が弱く痛がりなコが多い。

そして、そういうコはあんまりエロくない。もちろん例外もあるにはありますが、全体的に見たらそういう傾向にあると感じています。男優生活20年間の経験によって導き出された結論です。運動と血流と食生活がセックスの充実に大きく関係していると、僕は推測します。

■おまけの話。こんなコがいました

昨年、撮影で体育大学出身の女優さんとお仕事したところ、普段から相当トレーニングしているようで、筋肉量が半端なかったです。

いざ、カラミをやってみると、「追撃ピストンもの」の演出に則り、全力の激ピストンを彼女にぶつけたのですが、最後の最後まで「もっと突いて!」「壊して!」とおかわりコールが鳴りやまず、でした。

AV男優の中でも体力とピストン力には定評のある僕が、結果、彼女には完敗でした。120%の力でぶつかっていきましたが、上をいかれてしまいまして。彼女的にはもっともっと激しくしたかったそうです。

潮の量も半端なく、腕がパンパンになるくらいこれでもかと指マンし尽くしたのですが、「奥の方をもっと!」という容赦ない要求に、僕の腕の方が先にイカれてしまい、応えることができませんでした(アソコのしまりがキツキツで、指を動かすだけで筋トレするみたいに指先が疲れるんだもん)。

僕らの業界では、アソコが強い女性のことを鉄マン(てつまん)と呼ぶのですが、彼女は鉄を通り越して鋼マン(はがねまん)でしたね。

僕ができ得るフルスロットルの激ピストンをもってしても攻略できなかった、すさまじい体力を持つアスリート女優さん。ドラキュラみたいに銀製の十字架をアソコに打ち込むくらいやらないと倒せないかも。次に会っても勝てる気がしないです。トップアスリート、おそるべし……。

画像/Shutterstock


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黒田 悠斗

AV男優。1975年生まれ。大学を卒業後、つても何もなかったAV業界になんとか潜り込み、20年間一線で生き残り続ける。1999年にデビュー。男優業の他に監督業や執筆業なども。マッチョ系の見た目に反し、中身は文系人間。Webコ...

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