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新しく個性的で価格も◎。ソウルのおすすめホテル4軒

ソウルを旅するときに使いたい、ここ1年ほどの間に開業した素敵なホテルを4軒ご紹介します。比較的リーズナブルな価格帯で綺麗、スタイリッシュ。ホテルでのひとときもしっかり楽しめます。

新しく個性的で価格も◎。ソウルのおすすめホテル4軒

皆さんは、ソウルに行くとき、どんなふうに宿泊施設を選んでいますか? 私は旅の目的によって、ソウルの東側から西側に流れる「漢江(ハンガン)」の北側か、南側かを選択しています。

もちろん予算も重要(笑)。今回は、南側を中心に、ここ1年ほどの間で開業した、手の届く価格帯で泊まることができる、個性派のホテル4軒をご紹介します。

ショッピング天国に泊まる。「フォーポイントバイシェラトン・ソウル, 江南」

ショッピング派におすすめなのが、2018年3月にオープンした「フォーポイントバイシェラトン・ソウル, 江南」。

この外観、何をイメージしていると思います? ゴールドバー(金塊)をイメージしたという外観なのだとか。なんというバブリーさ。江南らしい!

場所は「新沙駅」と「狎鴎亭(アックジョン)駅」の中間地点くらいで、どちらの駅にも徒歩10分程度でしょうか。

ソウルきってのおしゃれスポット「街路樹通り(カロスキル)」までは徒歩7分程度と、買い物しすぎて荷物が重くなったら、ホテルに荷物を置きに戻れる立地です。

「フォーポイントバイシェラトン」ブランドは、簡単にいえば、「シェラトン」ブランドのセカンドライン。日本では、「函館」と「名古屋 中部国際空港」で展開しています。

客室はシンプルで、一般的な客室は決して広くはありませんが(スイートルームやペントハウスもあるので、そちらを利用するのも手です)、窓が広くとられていて開放感があります。

室内がスタイリッシュに、すっきりまとめられている点もさすが。パブリックスペースもおしゃれです。

「フォーポイントバイシェラトン・ソウル, 江南」では、「アップル」をデザインのモチーフにしているとのことで、ホテルロビーに飾られたりんごのオブジェなど、さまざまな場所でりんごアイテムを目にしました。

こちらで特筆すべきポイントは、サウナ(有料)があること。サウナがあるホテルって、ソウルでは決して珍しくないのですが、こちらのサウナは広い!

そして、混雑を避けるために貸切制です。女性用のサウナにはバスタブが3つあるのもいいですね。友人と利用しても、自分のバスタブは自分で好きに温度調節できちゃいます。快適です!

朝食も美味しいです。朝食はブッフェレストラン「エヴォリューション」でいただくのですが、プルコギ、キムチ、お粥など韓国料理に、卵料理やパンなどの西洋料理、そして、ごはん、味噌汁などの日本料理などなどメニューも多彩。

私は毎日、あわび粥をいただいていました。ソウルのホテルでは、この価格帯だと朝食の内容が充実していなくて、「だったら外で食べようかな……」と思うことも少なくないのですが、大満足でした。ランチのブッフェも地元の人の支持が高いとか。

ソウル最大の植物園に隣接。「コートヤード・ソウル・ボタニックパーク」

2018年5月にオープンした「コートヤード・ソウル・ボタニックパーク」は、金浦空港から車で約10分。到着日は空港からクルマで向かったのですが、走り出したと思ったら「もう着いたの?」という感じでした。

地下鉄でも、金浦空港駅から地下鉄(9号線)で3駅という近さ。駅からほぼ直結というのもナイスです。

「麻谷(マゴン)ナル」駅という最寄駅は、あまりなじみがないかもしれませんが、ソウル最後の大規模未開発地域として、注目されているんですって。

開発に合わせ、さまざまな企業が進出していて、周囲には気になる飲食店もたくさんあります。

「コートヤード」は、プライベート旅行やビジネスシーンにおいても、情熱を追い求めるゲストへ最高の機会を生み出すことをコンセプトにしたホテルブランド。日本では、東京駅や銀座、新大阪に展開しています。

「コートヤード・ソウル・ボタニックパーク」の最大の特徴はなんといっても、2019年5月にグランドオープンするソウル初のボタニックパーク「ソウル植物園(ボタニックパーク)」に隣接していること。

建築段階から「ソウル植物園」を借景としていて、まさにホテルの庭のような雰囲気です。空港近くに位置しているため、トランジットホテルとして利用するビジネスマンも多いそうですが、無機質な感じはなく、あたたかみを感じます。

部屋は、スタンダードタイプの「ボタニックルーム」でも30平方メートルとゆったりとした作り。

韓国では、一定以上のレベルでないと、バスタブがついていないホテルが多いのですが、こちらではスタンダートでもバスタブ付きの客室も数多く用意(同じカテゴリーの客室でもバスタブがある部屋とない部屋があるそうです)。

ベッドルームとはガラスで仕切られているので開放感もあります(もちろん目隠しをすることも可能です)。

買い物にも出張にも便利。「フェアフィールド・バイ・マリオット・ソウル」

2018年4月にオープンした、「フェアフィールド・バイ・マリオット・ソウル」は、地下鉄1号線の「永登浦(ヨンドゥンポ)駅」からすぐの場所に位置。

韓国最大級の複合ショッピングモール「タイムズ・スクエア・モール」も徒歩圏内です。「フェアフィールド・バイ・マリオット」は、クオリティとバリューを探し求めるビジネスやレジャー旅行者をターゲットにした急成長中のホテルブランド。

日本では、2020年秋以降に、国内の地方自治体と連携し「道の駅」をハブとした15軒が開業することが発表されています。

572室という部屋数は、世界各地で展開する「フェアフィールド」ブランドのなかでも最大の客室数。汝矣島公園、ソウル国際金融センターなどが近く、ビジネスで利用する人も多いとか。

スタンダードな客室は、20平方メートルと決して広くはないのですが、42インチの大型スクリーンのテレビやスライド式の引き戸やベッドの脇の電源、USBケーブルなど、細かな点で快適に過ごすための工夫がされています。

24時間営業のフィットネスセンターも備えています。

明洞に泊まり、ホットなソウルを体感。「アロフト・ソウル明洞」

今回紹介するホテルのなかで、唯一川の北側に位置する「アロフト・ソウル明洞」は、2017年12月に明洞のど真ん中に開業したホテル。

「ロッテ百貨店」は道を挟んですぐ。「南大門市場」も徒歩5分程度です。夜には外観がレインボーカラーにライトアップ。煌びやかな明洞でもかなり目立ってます!

「アロフト」ブランドは、テクノロジーに精通し、デザイン重視のゲストのためにリーズナブルな滞在を提供するホテルブランド。

「他にはないデザイン」という哲学を体現し、また、音楽、デザイン、テクノロジーにおける先進的な取り組みを行っています。個人的には、早く日本に上陸しないかなあと、心待ちにしているホテルブランドのひとつです。

週末にはライブも行われる「WXYZバー」は、感度の高い地元の人たちの溜まり場。私が訪れた日は、韓国ソウルで活躍するR&BシンガーSAAYがゲストとしてパフォーマンスを披露していました。ホテル内で夜遊びできるのは、うれしいですよね。

ソウルきっての繁華街に泊まりながら、ソウルの「今」を体感できるホテルです。客室もポップでスタイリッシュかつ、移住性も◯です。

過ごし方に合わせたホテル選びで、ソウルをより楽しく過ごす

ソウルの旅では、外出していることが多く、ホテルにいる時間は短いかもしれませんが、ホテルの立地、クオリティはやっぱり重要。

旅のスタイルや自分の好み、また予算に合った素敵なホテルを探し出してみてください。

長谷川 あや

フリーランスライター。出版社勤務後、フリーに。食、旅、エンタメなど、ライフスタイル系を中心に、雑誌、ウェブ媒体などに執筆。共著に、『魅惑のミュージカル鑑賞入門』(世界文化社)、『日経エンタテインメント! 大人のディズニーSp...

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