「服の寿命」の見極め方、処分タイミングを本気で考えてみました
「この服、古い」と感じることはオシャレにおいてとても大事。私のファッションの好みは、基本ベーシックだけれど、それでもクローゼットのメンバーは少しずつたゆまず入れ替わっている。一枚買ったら一枚手放すをルールに、服の寿命を見極めている3つの判断基準について。
■服の新陳代謝、良くしてますか?
クローゼットや下駄箱の中身。今年買ったものは全体の何%? 5年以上前のアイテムは全体の何%? それを真剣に調査してみると、面白い事実を把握できる。
私は常々、肌や身体の新陳代謝同様、クローゼットやシューズボックスの中身も、「健やかなターンオーバー」「新陳代謝」が必要なのではないかと思っている。
中身そのものよりも、一定のサイクルで循環し、常にフレッシュな空気が保たれていること。そちらの方がおしゃれには重要ではないか、ということだ。
服や靴や小物をスムーズに新旧交代させる方法は? 更新させるタイミングは? その方法について試行錯誤を重ねてきた。現在定着している服の「寿命の見分け方」「手放すことを決断するタイミング」についてまとめてみた。
■服の寿命・消費期限切れはどう見極める?
服を処分する理由は3つ
私が服などを何らかの形で処分し、手放そうと思う基準は以下の3つのポイント。
1.単純に傷んだり、擦り切れたりして劣化が激しい、と判断したもの(服の寿命)
2.明らかに流行遅れになった、トレンドから外れたと判断したもの(流行遅れ)
3.自分の今の年齢、体型、見た目の雰囲気にそぐわなくなった、と判断したもの(服と年齢のミスマッチ)
この3つのポイントに沿って冷静に判断すると、迷わずにサクサク処分できる。
新しい服を買ったら古い服も同時に手放す
さらに、もうひとつ、服や靴を処分するきっかけになるのは、
4.新しい服や靴を買ったとき
「ひとつ買ったら、ひとつ捨てる」。これを自分のルールにしている(守らないときもあるけれど……笑)。逆の方向から考えると買い物の際に、「今持っている服(靴やバッグ)のどれかを手放してでも、この新しいモノが本当に欲しいのか?」と考えてみること。
この時、答えは「NO」になることが多い。「YES」という答えが出たときは、潔く新参物を招き入れ、古いものを「お疲れ様」と言って処分してもいい時だ。
この思考のひと手間を挟むことで、「本当に処分すべきもの」「本当に招き入れる価値のあるもの」が明確になる。それを徹底することで、常に定量が保たれつつ、新陳代謝のいいクローゼットになる。