夫とはセックスレス。セフレを求める既婚女性の悩み 2/2
■関係を持った後に襲ってくる後悔
相手からも「OKサイン」がある以上、関係を持つことは簡単かもしれません。
ですが、考えないといけないのはその後のこと。
一度寝てしまえば、後戻りはできません。「夫以外の男性とセックスをした」事実は一生消えないし、バレてしまえば責めを負います。夫から離婚を言い渡される可能性だって十分にあるのです。
安易に肉体関係を結ぶ裏には、すべてを失うリスクを否定できません。
それに、本来「向けるはずだった夫」ではない男性に性欲をぶつけても、セックスが気持ちの良いものとは限りませんよね。
愛情を伝え合うのがセックスです。性欲が先行する心と体で抱き合ってみても、本当に満足が得られるでしょうか。
寝た後で後悔しても、時間は戻りません。「やっぱり夫に抱いてほしい」と思っても、過ちを犯してからでは素直に体を開くことは難しくなると思いましょう。
■レスは夫婦で解消するべき問題
不倫する男女の多くが、どこかで「相手をしてくれない配偶者が悪い」という言い訳を持っています。
もちろん、本当に配偶者を大切にしない人間なら非はあるでしょう。夫婦はお互いに助け合うべきと民法では定められており、セックスレスは良好な夫婦関係を破たんさせる原因となることも。
もし一方的に拒否されるなら、そのときは不倫に走る前にまず結婚生活そのものを考え直す必要があります。
相手に問題があることを理由に不倫をしてしまうと、こちらも筋を通さないことになり、結局はそれぞれに責任が生じます。「夫が夜の相手をしてくれないから不倫した」と言っても、そこに正当性は認められません。
「抱き合いたいと思ってもその気になってもらえない」なら、まずは夫婦のつながりを見直すべき。
セックスを避けるのは、相手に心を開いていない証拠です。愛情を感じていても、それを相手に伝えようとしないのは、どこかで信頼していないから。
セックスレスの原因をたどると、お互いに配偶者を尊重していないことが多々あります。求めるばかりでなく、自分は夫を大切にしているか、夫からのサインを見逃していないか、もう一度振り返ってみましょう。
セックスレスの問題は、夫婦で解決することです。ほかの異性で性欲を解消しようとしても、待っているのは暗い結末であることを、忘れてはいけません。
※この記事は2018年6月15日に公開されたものです。
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