年末年始の貯金計画で、貯まる私になる方法
「うかうか1年」。これは、筆者が毎日通るお店に年末になると貼っている言葉です。今年も一生懸命働いたけれど、貯金残高は増えていない。かといって、満足感のあるお金の使い方をしていたかと聞かれれば、そうでもない。うかうか1年、たっていた。来年こそは、お金が貯まる“うはうは1年”にしませんか。
■貯金計画を始めて貯金体質に
お金が貯まる人は、年末年始に貯金計画を立てている人です。
年末年始の貯金計画にはふたつの効果があります。
まず、お金の流れが見えて急な出費に悩まなくなります。次に、お金を使うストレス、貯めれないストレスから解放されること。
貯金ができない人は、大きな出費や急な特別出費などの計画を軽視しがち。
お金が出ていくことへの準備ができていないと、せっかくの貯金を取り崩して使ってしまうなんてことがしばしば。
また、人はお金が出ていくことに心理的ストレスを感じるもの。貯めれなかった自分にも自己嫌悪してしまうことも。そのため、はじめから計画をして、心の準備をしてあげると、お金を使う心理的ストレス・貯めれない自分へのストレスが減る効果もあります。
そこで今回ご紹介するのは、年末年始の貯金計画の立て方。手帳やノートなど書き込めるものを準備して今すぐ始めてください。
ステップ1.お金の体重計に乗ろう。まずは、現状把握から
ダイエットを始めるとき、始めに体重計を乗る人が多いと思います。
お金も一緒。まずは、現状を把握しましょう。
家計簿をつけている人は、家計簿を確認してください。家計簿をつけていない人も大丈夫。通帳派の人は、ATMで記帳することから始めてください。ネットバンキング派の人は、ログインして1年間のお金の流れを振り返ります。
ここでのポイントは、細かく見て反省することではなく、1年間に大きな出費や特別な出費が、“どの時期に、いくらあったか”を確認すること。
大きな出費や特別な出費とは、車検、旅行代、固定資産税、冠婚葬祭、衝動買いした買い物など、生活に関わる出費から趣味や娯楽に関わる出費すべてです。
ステップ2.貯金計画で貯まる私に!
次に、ステップ1で確認した大きな出費や特別出費(以下、特別出費で統一します)が来年も必要かをジャッジしてください。
来年も必要な出費であれば、予定と予算を手帳やノートに書き込んで。書き込んだ予定と予算を合計して、その合計金額を使用予定が決まっているお金として、毎月貯めていくようにしましょう。
貯める方法は、特別出費用の口座を準備しても、積み立て預金の口座を利用してもOKです。別の口座に移動させて、生活費とは切り離して考えることがオススメです。特別出費を手帳に書き込んでおけば、スケジュール管理と資金管理が同時にできるので、早めに予定を立てることができ、やりくりのストレスが軽減されますよ。
また、毎月いくら貯めるかも見直しましょう。“残った分だけ貯金”するのではなく、“お金が入ったときに先に貯金”をするように。先取り貯金として毎月一定額を貯金している人も、その貯金を途中で取り崩したりしていないか、金額に無理がないかなど、見直してください。
その上で「来年は100万円貯める!」など、いくら貯めるのか具体的な金額を決めましょう。
ステップ3.ワクワク計画も忘れずに
最後に、生活に必要な貯金計画を立てるだけではなく、ワクワクするお金計画も取り入れてください。
貯金を増やす計画であれば、積み立て預金を始める・投資を始めるために勉強する・投資用の口座を作るなどがあるかもしれません。また、収入アップにつながる計画であれば、仕事に関する資格を取ったり、副業を目的に資格を取るなんてことも。
「直感で始める!」そんな選択もありですが、先立つものはお金という側面も忘れずに、しっかりとお金の計画を立てておきましょう。
■年末年始は絶好の貯金計画タイム
「年末年始も忙しいからとても計画なんて立てれそうにない……」という方も、1時間だけでいいので、「貯金計画する日」と予定を入れてみて。
大掃除をして部屋を整理するように、お金も整理して”貯まる女性”を目指しましょう。
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