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新年に“和”なパンはいかが? 国産小麦を味わう真っ新食パン【天然酵母のパンレシピ#7】

自家製天然酵母パンとフランス菓子の教室「MINAMINA(ミナミナ)」を主宰する山田美奈さんによる、自宅で気軽に作れる天然酵母のパンレシピを紹介する連載。第7回目は和食メインの新年の食卓にもマッチする、コシヒカリの米粉入りの「真っ新(まっさら)食パン」のご紹介です。

新年に“和”なパンはいかが? 国産小麦を味わう真っ新食パン【天然酵母のパンレシピ#7】

■天然酵母のパンレシピ#7「国産小麦を味わう真っ新食パン」

新年まであと少し。

和食が中心となるお正月の食卓に、純粋に和の材料のみで焼くシンプルなパンはいかがですか。

北海道産の強力粉にコシヒカリの米粉をブレンドし、もっちり食感をプラス。お餅のような真っ白なパンに仕上げます。型をお持ちでなくてもアルミホイル型で気楽に焼きましょう。

ラッピングも和を意識すれば、気の利いたお年賀にもなりそうです。

■材料(底15.7×7.9×高さ4.8センチのアルミパウンド型Mサイズ1台)

・国産強力粉            150g
・米粉                20g        
・はちみつ               6g
・塩                 3.5g
・白神こだま酵母(顆粒状)      3.5g
・ぬるま湯(35℃)         120g
他に分量外の強力粉か米粉       適量

1、ボウルに強力粉、はちみつ、塩、酵母を入れ真ん中にくぼみを作る。
  ぬるま湯をくぼみめがけて入れ、真ん中から壁を崩すようにヘラでまとめる。

2、粉っぽさがなくなったらまとめてこね台に出し、ボウルをかぶせて5分休ませる。
  さらに7~8分こね、生地がしっとりし、伸ばしてみて膜状になったらこね上がり。

3、サラダ油を少量塗った厚手のビニール袋に丸めた生地を入れ、冷蔵庫で一晩発酵させる。
  当日に仕上げる場合は、35℃のところで2倍くらいになるまで1次発酵させ、手順4へ。

  写真左は発酵前、右は発酵後の大きさの目安(写真は別生地で撮影したもの)。
  作業をそのまま進める場合は、35℃のところで約50分1次発酵させる。
  ホームベーカリーをお持ちの場合は、「1次発酵終了までの生地作りコース」(*)で
  生地を作っても楽です。

*機器によってコースの名称は異なります。

4、生地を取り出し全体の生地量を計量し、ふたつに分割する(写真は2倍量)。
  張りが出るように表面の生地を底に集め、それを閉じるイメージで丸める。
  ラップやビニール袋を開いたものをかぶせ10分休ませる.

5、休ませた生地は少し膨らんでくるので、軽く手でガスを抜き丸める。
  用意したアルミホイルの型に入れて、乾燥防止のラップ等をふんわりかける。
  35℃で40分ほど仕上げの発酵をさせる。

6、発酵の見極めの目安⇒上の写真のように発酵前生地の2倍の大きさになっていること
            型から2センチくらい出ていること 
            茶こしで強力粉をふって190℃に予熱したオーブンで約22分焼く。

<mina’s tips>
国産強力粉はもちもちとした食感と粉の香りが楽しめます。
トーストするとまた違った食感も。
粉を変えて味わいの違いを楽しむのも良いですね。
和紙でくるっと包み、水引をかけると甘いものが苦手な方へも素敵な手土産に。

山田 美奈

パン・スイーツ研究家。 長く国際線CAとして乗務。世界中の美味しいものを体感すると同時に様々な教室に通う。退職後は焼き菓子塾講師を経て、ル・コルドンブルーにてパティスリーディプロム取得。横浜駅近くで「自家製天然酵母パンとフ...

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