オーガニックコスメブランド「MiMC」開発者であり、社長でもある北島寿(きたじま ことぶき)さん。きれいのために夜していることは何ですか?
MiMC代表・北島寿さんがきれいのために朝していること
オーガニックコスメブランド「MiMC」開発者であり、社長でもある北島寿(きたじま ことぶき)さん。きれいのために朝していることは何ですか?
朝、起きてすることは、その日のきれいにつながること。今日からのきれいを作ること。美しく生きる人に、「きれいのために朝していること」を聞きました。
■頭皮を丁寧にブラッシングする
朝起きて、顔を洗った後は、頭皮からしっかりブラッシングします。母が美容師だったためか、幼い頃から「毎朝丁寧に髪の毛を梳く」習慣が根づいていました。
長年してきたことですが、とくに45歳くらいから体や肌が年々、劇的に変化していくのを感じるようになりました。ブラッシングするとフェイスラインが明らかに変わるんです。リフトアップされる感じだけではなく、目元もすっきりします。
コツは、頭頂にある「百会(ひゃくえ)」という全身に気を巡らせるツボから一方向に、髪の毛をしっかり流すようにブラッシングすること。頭の内側まで刺激するイメージで、強めに流していきます。結果、血液の循環も顔色も良くなるんですよ。
幼い頃から使い続けているメイソンピアソン(猪毛)とつげの櫛を、日によって使い分けていますね。櫛は天然毛や木のものを選ぶと静電気が起きず、枝毛もできにくいのでおすすめです。一生ものの櫛として1本いいものを持っておくといいかもしれません。
■水か白湯を飲んで、滞ったものを“流す”
起き抜けに水か白湯を、その日の気分で選んで、1杯ぐっと飲み干します。すっと腸まで通る感覚があるときは、胃の中が空っぽだなとわかります。
一方、通りが悪いときは、前夜に食べすぎたり飲みすぎたりした、ということ。「水の通り具合」に応じて、その日は食べるものや量を調整するようにしています。
水を飲む目的は、水分を摂取するためというよりも、“流す”ため。40代を迎えてから、さすがに40年も生きていると、体内でなにかと滞ることが多くなったな、と感じるんです。たとえば肌のターンオーバーの周期は28日と言われていますが、もっとかかっているなとか(笑)。
怪我をしたときも傷が治るのに時間がかかったり、夏の日焼けが秋には抜けていたのが冬になるまで抜けなくなったり、水分を多く摂るとむくみやすくなったり……。
溜めやすい体になっている分、意識的に流すことが、かなり大事だなと思うようになりました。流すためには体内に入れる必要があります。とはいえ、1日に飲める水の量には限界がある。
そのため、いい水を摂ることや硬度が高いもの、ガス入りのもの、海洋深層水など、いろいろな水を摂ることにはこだわるようになりましたね。
■朝食に味噌汁を飲む
朝はあまり食べないのですが、味噌汁は必ず飲むようにしています。味噌汁は大豆たんぱくや野菜をたっぷり摂取できて、冷えやすい女性の体を深部から温めてくれるメニュー。会社の皆にも味噌汁を飲むといいよ、とすすめているくらい。
時間があるときは出汁からとるのですが、どうしても余裕のないときは、即席味噌汁を作ります。にぼし・アゴ出汁・こんぶを粉砕した瓶を1つずつ用意していて、その日の好みでどれか1つ選んでスプーンに1杯取り、味噌と乾燥わかめ、お湯を加えれば完成です。
■生搾りジュースを飲む
月・火・水の週3回、朝10時に生搾りジュースを飲んでいます。毎週月曜に配達してもらうこと、ジュースに入った酵素が3日くらいしかもたないことから、飲む曜日を週の前半と決めています。
飲む時間についても、ちょっとした理由があります。9時始業の弊社では9〜10時にかけて、部下からの報告や決済のラッシュで、私の中で活性酸素が大量発生している時間なんです(笑)。10時くらいになるともう脳内はパンパン……。
いっぱいいっぱいになっていて、呼吸が浅くなっているかもと気づくと、ちょうど10時くらいになっていて(笑)。ここで活性酸素をやっつける! という思いで、さっと飲んでいます。
■洗顔をしない
かれこれ15年くらい、朝は洗顔しない、泡立つアイテムは使わない習慣を続けています。寝ている間は汗くらいしか出ず、メイクや埃などで汚れている状態ではないからです。ぬるま湯でさっと洗うくらいにしています。
肌を一番きれいに見せ、潤いあふれる状態を作ってくれるのは、自分の皮脂。だから余分なものは取っても、決して取りすぎることのないよう心がけています。取りすぎると肌を保護するために皮脂がたくさん出て、結果的に硬くなったり、乾燥肌になったりするので、注意が必要です。
■スキンケアにオイルを使う
ぬるま湯で顔を洗った後は化粧水→美容液の順につけています。夏場は弊社の「オーガニックオメガチャージ」も使っています。新しい肌を作るために必要な美肌成分「オメガ3」「オメガ6」を豊富に含む植物オイルを使ったカプセルタイプの美容液オイルです。
夏にオイル? と意外に思われるかもしれませんが、赤道直下の国に住む人たちも、紫外線ケアにオイルを使っています。日焼けした肌が早く回復するような、抗酸化性の高いオイルを選んでいるのが特徴です。夏に良質なオイルを取り入れて、焼けにくい肌を作るのはおすすめです。
■メイクしながらリンパを流す
メイクの最後に粉をつけるとき、弊社の「リンパドレナージュパウダーブラシ」や「リンパドレナージュブラシ」でブラッシングしながら、顔のリンパを流しています。
これらのブラシはとうもろこしの毛を使い、熊野筆の職人さんの中でも熟練した方にお願いして作ってもらっている逸品で、とてもやさしい肌触りが特徴です。
ちなみに、リンパは肌表面のすぐ下を流れているので、少し触れるくらいでOK。ブラッシングしながら上に流していく感覚が心地よく、私にとって朝の楽しみな時間のひとつです。
(「きれいのために夜していること」につづく)
北島寿さんプロフィール
Text/池田園子
いろいろな顔を持つ女性たちへ。人の多面性を大切にするウェブメディア「DRESS」公式アカウントです。インタビューや対談を配信。