「資産運用」という言葉は耳にしても、難しそうで手を出せない……そんな方向けに、資産運用とは何か簡単に説明するとともに、資産運用の基本についてもレクチャーします。
投資初心者でも簡単。口座を作るときに知っておきたいこと
投資をするなら口座開設はマスト。資産運用の投資先に検討がついたら、次のステップとして口座開設に進みましょう。口座を作るときに、投資初心者が知っておきたいことについてお伝えします。
資産運用と一口に言っても種類はいろいろ。「資産運用を始めてみたいけれど、何に投資していいかわからない」という方も多いのではないでしょうか。多くの種類がある投資先の中から自分に合った投資先の選び方と資産運用の種類を解説します。
■自分が便利だと感じるところで口座を開設しよう
投資先の見込みがついたら、次のステップは口座を開設することです。
投資を始めたいと思ったら、まずは自分にとって便利であったり、使い勝手が良かったりする金融機関で始めてみましょう。
たとえば、お給料が振り込まれているところや、家の近くの金融機関、インターネットを利用するならパソコンや携帯電話での操作が簡単なところなどが挙げられます。
投資初心者が投資を始めるコツは、自分が便利だなと感じるところで口座を開設することです。手続きがややこしかったり、不便を感じたりすると、投資を続けるモチベーションが低くなることも……。
実際に「どこに口座を作るのが一番いいですか?」とか、「A社で作ったんですが、大丈夫ですか?」といった質問を受けることも多いです。確かに初めてすることだと、どうしても不安になりますよね。
便利さの他にも確認しておきたいポイントは「手数料」と「商品の種類」です。詳しく見ていきます。
■「手数料」と「商品の種類」で比較
複数の金融機関で迷ったら、「手数料」と「商品の種類」を比較してみましょう。
同じ商品でも金融機関によって手数料は違います。立ち寄るスーパーが違えば、同じメーカーのプリンの値段が違うということがありますよね。
同じ投資信託の手数料も、2.7%で買えるところもあれば、3.24%で買えるところもあります。株式の売買手数料も会社によってさまざまです。
また、商品の充実度も金融機関によって違います。どんなスーパーに立ち寄るかで、お魚が充実している店舗だったり、お肉が充実している店舗だったり、特徴がありますよね。
金融機関も、投資信託が充実していたり、社債が充実していたりと、品揃えに差があります。
投資に慣れてくると、手数料の安さを比較したり、たくさんの商品の種類の中から、より良いものを選ぶ力がついてきます。
■ネット派? 店舗派? 特徴を確認
口座を開設する代表的な方法はふたつ。インターネットを使って投資を始める方法と、店舗に足を運んで投資を始める方法があります。
「インターネットを使って始めたい!」と思っている人
●このタイプの特徴
・自分で決断することができる
・自分で情報収集することができる
●インターネットで取引するメリット
・店舗で取引するよりも、手数料が安い
・幅広い商品の中から選ぶことができる
●始め方
1)インターネット証券会社のホームページを見て、「初心者の人へ」などの初心者向きのページを見る
2)関心を持った商品があれば、他の金融機関のホームページで商品を比較する
3)気に入った商品を見つけたところで、口座を開く
4)口座が開設できたら、投資を始める
「店舗で相談したい!」と思っている人
●このタイプの特徴
・何から手をつければいいのかわからない
・興味はあるけれど、独学で勉強するには限界があると感じている
●店舗に行って相談するメリット
・担当者と話しながら、旬の商品を含めて、商品を選ぶことができる
・手続きに関しては、丁寧に教えてもらえる
●始め方
1)自分が身近に感じている金融機関に行く。そのときに「初心者であること」「検討だけしたい」と伝えておく
2)相談時に遠慮は不要。「理解できないこと・手数料・想定リターン・リスク・どの程度の期間運用をするのか」を納得いくまで確認する
3)内容が理解できて、気にいったものがあれば、投資を始める
■投資への一歩を踏み出そう
ネット派のあなたも店舗派のあなたも、基本は自分にとって使い勝手の良い便利なところで口座を開設すること。それが、投資初心者が投資を続けるコツです。
もう少しこだわりたいという人は、手数料や商品の豊富さに注目してみてくださいね。
この春は口座を開設して、投資を始めてみませんか。
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