資産運用とは何か?知ってほしいから簡単に説明します
「資産運用」という言葉は耳にしても、難しそうで手を出せない……そんな方向けに、資産運用とは何か簡単に説明するとともに、資産運用の基本についてもレクチャーします。
■資産運用は思っているよりも簡単
「資産運用」と聞くと「難しそう……」と感じる人も多いのでは。その原因は「専門用語」と「商品の種類の多さ」でしょう。
金融の専門用語は、数学の因数分解と同じようなもので、見た目は複雑なのですが、分解していくとシンプルでわかりやすくなります。
この専門用語に抵抗感をおぼえて諦めてしまう人もいますが、「金融用語を作った人は、難しいことを言いたかったんだ! カッコつけたいんだな」と前向きに解釈することで乗り越えてください。
商品の種類の多さを理解するには、コスメカウンターを想像することでイメージがわきやすくなります。
コスメカウンターには、色とりどりのアイシャドウ、美白のための化粧水、保湿効果の高いファンデーションなど、同じスペースで展示されていますが、それぞれ用途が違いますよね。
そして、私たちはそれを見て「これはマットなファンデーションだな」とか、「これのチークは私に似合うかも」など、いろいろとイメージをふくらませているはず。
金融商品も、化粧品と同じように、慣れると特徴をつかむことができます。そうなると、どんな金融商品を選ぶべきなのかがわかるようになります。
■簡単に説明します。資産運用とは
そもそも、資産運用とはいったいどういう意味なのでしょうか?
資産運用とは簡単に言うと、「自分の資産を分類して、効率的に増やしていくこと」です。大きく「貯蓄」と「投資」の2種類に分けることができます。
さらに、「貯蓄」と「投資」の種類はたくさんあるので、貯蓄と投資の中で自分に合った預け先を選ぶことができます。
貯蓄と投資の預け先は「金融商品」と呼ばれています。金融商品とは、金融機関で取り扱っているお金を商品化したものです。
金融商品によって、メリットとデメリットがあります。選んだ金融商品によってはお金が減ってしまうこともあるので、その金融商品を取り扱う金融機関がどんなところにお金を預けているのか、知っておくことが大切です。
それでは、貯蓄と投資の特徴を確認していきましょう。
貯蓄とは?
貯蓄の特徴は、
・増やすことより貯めることが優先
・元本保証などの「確実性」を重視
・運用の成果は商品を選んだときに、決定するものが多い
主な金融商品として、
普通預金・定期預金・積立定期預金など、銀行で申し込める商品が多いです。
投資とは?
投資の特徴は、
・貯めることより増やすことを優先
・運用の成果は予測できないため、損をしてしまう可能性もある
・商品の知識が必要になる
主な金融商品として、株式・債券・投資信託などがあります。価格が変わるため、使い道が決まっていないお金で始めることが大前提です。銀行や証券会社で申し込めます。
■資産運用のメリットはいくつもある
単純にお金が増えれば、好きなものを買えたり、自由が手に入ったりして、嬉しいですよね。資産運用のメリットは、効率的にお金を貯めたり、増やすことができることです。
その他にも、資産運用のメリットがあります。
1つめは将来に対して前向きになれることです。将来必要な金額をシュミレーションして、資産を運用することで、「準備をしているので大丈夫!」と安心できるようになりますよ。
2つめは、資産運用をすることで、世の中のニュースが自分事になって、知識が増えることです。「このニュースは株価に影響するのかな」「このニュースで円相場が動きそうだから、他の国の通貨に両替しておこうかな」など、今世界で起きている出来事を自分と結びつけて考える力がつきますよ。
■資産運用をすることで人生に彩りがプラスされる
資産運用に対し「難しそう、よくわからないな……」というイメージがある人も多いと思います。
資産運用を始めることで得られる知識は、私たちの人生に確実に彩りをプラスしてくれるものだと実感しています。
お金と向き合う過程で、自分が成長していくのも実感できるはずです。
DRESSマネー部に入部しませんか?
お金を上手に貯める・増やす・使うことを、一緒に考えてみませんか?
入部はこちら↓