1. DRESS [ドレス]トップ
  2. 恋愛/結婚/離婚
  3. 結婚式までにダイエットで10kg落とすには?【NEO花嫁の結婚式奮闘記#2】

結婚式までにダイエットで10kg落とすには?【NEO花嫁の結婚式奮闘記#2】

結婚式までにダイエットや食事で10kg落としたい……。そんな私は最愛の彼から「結婚してください」の言葉をゲット。そこから始まる結婚式準備期間は、まさしく怒涛の日々。連載「NEO花嫁の結婚式奮闘記」として、理想とする結婚式の叶え方を模索していきます。

結婚式までにダイエットで10kg落とすには?【NEO花嫁の結婚式奮闘記#2】

女がプロポーズされるには?【NEO花嫁の結婚式奮闘記#1】

結婚式準備はいつから始めるべきだろうか。……プロポーズ後? 否、プロポーズ前だ。

■結婚式までにダイエットに成功したい

美しい体でバージンロードを歩くために、私はプロポーズ前から勝手に体のメンテナンスを始めた。これは2ヶ月で10kg落とした経験からの学びだ。

至極あたりまえのことを言うが、美しい体を作るには努力と知識、そして時間が必要なのだ。これがダイエットにおける三種の神器である。

初めて体型に危機感を覚えたのは、服を脱いでいるとき。腕がつっかえて、トップスがスムーズに脱げなくなったことがある。

最初何が起きているのかわからず「服が脱げないってどういうこと?」と唖然とし、しばらく現実から目を背けていた。しかし、ある日「ぽっちゃり体型ですよね」と言われて絶望し、パーソナルジムの2ヶ月集中コースに10万円振り込んだ。

さらに自分を追い込むために「10万円払ったので、2ヶ月で痩せます」と公言して回った。なかには面白半分、半信半疑といった感じで「10万円払うなんて気が知れない!」と笑う人もいた。

私はその笑顔を脳裏に焼き付けることで「絶対に痩せてやる」と闘志を燃やすことができた。

また、大金を一括払いするのも追い込むポイントだ。もちろん限度はあるが、小金をちょこちょこ使うより、大金を一括払いしたほうがいい。

実際、それまでの2年間は毎月1万円エステ代に費やしていたが一向に痩せず、10万円払った直後の2ヶ月で一気に痩せた。

■ダイエットは「弱い自分」との闘い

ダイエット内容は食事(糖質)制限がメインで、ジムでは筋トレをした。毎日の食事を箇条書きでトレーナーに送ると、摂取した栄養素がエクセルにまとめられて返ってくる。この繰り返しにより、私は太りやすい食べ物を把握できるようになった。

スーパーで食品を買う時は必ず成分表を見る癖がつき、しばしば「この食べ物にこんなに糖質があったとは!」とは驚愕した。スクワットでは40kgまで上げられるようになったが、帰りの階段は決まって手すりにしがみつき、生まれたての小鹿のような足取りで降りた。

まとわりついていた脂肪が落ちるにつれ体が軽くなり、呪いがとけていくように感じた。自然と背筋も伸びる。

しかし、周囲から「痩せたね」と言われるのはマイナス5kgからで、マイナス3kgでは気づかれない。くれぐれも「こんなに頑張っても気づいてもらえないなんて!」と自暴自棄になってはいけない。

ダイエットは「弱い自分」との闘いなのである。甘えはご法度、厳しくいこう。「弱い自分」と訣別するのだ。

■初心者がフィットネスジムに挑戦するときの心得

こうしたストイックな生活により2ヶ月でカラダ改革に成功したものの、理想の花嫁体型にはまだ及ばない。追い込み漁よろしく、彼氏をプロポーズの網へと追い込む傍らで、私は近所のフィットネスジムにも入会した。

こちらは通い放題なので、カロリーを大消費するハードなレッスンとウエイトトレーニングに足しげく通っている。

ここで問題なのが、ハードなトレーニングに参加している客層が「強そう」だということだ。みんなピチピチのトレーニングウェアを着て常連同士で語らっており、ただならぬ手練れ感がある。人種の違いを感じ、初心者は怖気づいてしまうだろう。

こうした場に飛び込むのが怖いなら、あえて「弱そう」な見た目で参加するのがおすすめだ。部屋着のようなスウェットで参加し、余すことなく初心者感を出す。

そうするとトレーナーが「初めてですか?」と親切にレクチャーしてくれ、周囲の参加者からも応援のまなざしが注がれる。要はハードルが大幅に下がるのだ。私はもう数十回参加しているが、延々とこの手法を取っている。

■結婚式前のダイエットで、女としての戦闘力を上げる

私の容姿は並だ。でも努力すれば、スタイルを整えることができる。

顔の造形は変えられなくても、体のラインは変えられる。そうやって鏡に映る自分が少しずつ変わっていくと、女としての戦闘力が上がっていく気がする。

しなやかな強さを手に入れたとき、きっと私は自信を持てる。自信は凛とした美しさになり、ハイヒールよりも高く女を底上げしてくれる。

女が変身するのに魔法のコンパクトはいらない。変わりたいなら努力すればいい。

踏み出すときは“いつか”じゃない、“今”なのだ。

言わなくてもわかってほしい男に女は……【NEO花嫁の結婚式奮闘記#3】
式場見学&イメトレで明確になった「好き」がベースの理想の挙式【NEO花嫁の結婚式奮闘記#4】
自分に合うウエディングプランナーを見極める方法とは?【NEO花嫁の結婚式奮闘記#5】
最後の切り札!?結婚式プロデュース会社に相談した理由【NEO花嫁の結婚式奮闘記#6】
結婚式準備中、プロデュース会社に不安を感じた瞬間【NEO花嫁の結婚式奮闘記#7】
不信感が募る……結婚式プロデュース会社の微妙な対応【NEO花嫁の結婚式奮闘記#8】
もう限界! 私が結婚式プロデュース会社に怒った瞬間【NEO花嫁の結婚式奮闘記#9】
花嫁が後悔しないために。式場探しで気を付けるべきポイント【NEO花嫁の結婚式奮闘記#10】
100軒以上通ってわかった「エステサロンの選び方」【NEO花嫁の結婚式奮闘記#11】

萩原 かおり

三度の飯より執筆が好きなライター兼心理カウンセラー。大学にて心理学を専攻後、求人・化粧品・社史の制作を経てフリーランスに。美容・心理・恋愛を中心に幅広く執筆中。婚活パーティーで200人以上インタビューした経験を持つ。エステホ...

Latest Article