自分に合うウエディングプランナーを見極める方法とは?【NEO花嫁の結婚式奮闘記#5】

自分に合うウエディングプランナーを見極める方法とは?【NEO花嫁の結婚式奮闘記#5】

ウエディングプランナーを「自分の理想とする結婚式に合う人かどうか」見極める方法とは? 自由にカスタマイズできる結婚式を実現するため、特定の式場に所属していないフリーのウエディングプランナーさんの話を聞くことにした私。理想とする結婚式の叶え方を模索する連載「NEO花嫁の結婚式奮闘記」#5をお届けします。


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■ついにウエディングプランナーと対面!

「ピンクの洋服を着てMacのパソコンを開いています」

とメッセージがきていたので、お店の入り口付近できょろきょろとあたりを見回す。すると、隅の方にピンクの丸い背中が見えた。

そろそろと近づいていくと、彼女は顔を上げてパッと笑顔を咲かせた。

「はじめまして! かおりさんですか?」
「はい、そうです。はじめまして、今日はよろしくお願いします」

ふくよかな女性で、ふわふわとしたピンクの服を着ていた。やわらかい服装とは対照的に、テンポよく快活に話す人だった。40代前半といったところだろうか。

私はカフェラテを頼み、待っている間彼女にいくつか質問をした。本来は私が質問される側なのだが、ライターという職業柄、初対面の人に質問する癖が抜けない。

「海外のウエディングに詳しいとお聞きしたんですが、どういった経歴をお持ちなんですか?」
「私はもともと日本のブライダル業界で働いていました。でも、日本の結婚式会場ってプランが決まっていて、なかなかカスタマイズできないんですよね。この枠内でやってください、と言われてしまって、式を挙げる本人たちの要望がなかなか通らない」

彼女は仕事をしながら「もっと自由な挙式を作りたい」と願うようになり、一大決心をした。ウエディング留学をしたのである。

「海外ではもっとこじんまりとした式を挙げることが多いんですが、その分カジュアルで自由な式を楽しめる。だから海外のスタイルをうまく取り入れた結婚式を作るお手伝いをしたいな、と思って渡米して、ブライダルのお仕事をしてきました」
「すごく行動的ですね! 英語、お得意なんですか?」
「いや、全然しゃべれないまま渡米したんですよ(笑)。無謀ですよね」
「それもまた勇気がありますね! 私は英語が不得意なので、海外旅行でさえ抵抗があります……」

学生時代、英語の授業中はろくに文法も覚えず、教科書に出てくるキャラクター・ケビンの模写(つまり落書き)ばかりしていた。あの頃もっと英語を勉強していたら、私の人生は今より豊かだったに違いない。少なくとも海外旅行に恐怖心は抱かなかったはずだ。

遠い目をしてカフェラテをすする私をよそに、プランナーさんはにこにこしながら話を続けた。

「とりあえず現地で働いて一通り勉強できたので、自由な挙式スタイルのアイデアやノウハウはたくさん持っていますよ」
「それはすごく心強いです。私も型にはまった式にあまり興味がなくて、自由なスタイルの式を挙げたいので。一般的な式場に頼んで、結局自分の希望が通らないといやだな、と思ってフリーのウエディングプランナーさんを検討しています」
「そういうご希望をお持ちなら、フリーのプランナーを活用するのもいいと思います。かおりさんはどんなお式にしたいんですか?」
「ええと……」

私がやたら具体的な希望を述べている間、プランナーさんはノートにせっせとメモをしていた。私は
「こんなに立派なMacを開いているのに、ノートにメモするタイプなんだな。新卒の営業時代、パソコンじゃなくてノートにメモした方が印象がいいと教わったけど、そういう意図なのだろうか」
と邪推しながら眺めていた。

■デキるウエディングプランナーを見極める質問とは

打ち合わせに来る前から、プランナーさんの見極めは難しいだろうと予測していた。どのプランナーさんもウエディングのプロなのだから、私よりもはるかに知識があるからだ。

「A」という要望を伝えれば素敵な実績写真とアイデアを披露してくれるだろうし、ウエディング業界で経験を積んだからには人当たりもいいだろうし、どのプランナーさんに対してもある程度「いいな」と感じるだろうと思っていた。そして、実際その通りだった。

そこで、プランナーさんを見極めるために用意していた質問をぶつけてみた。

「私はガーデンウエディングを挙げたいんですが、ガーデンウエディングで懸念されることってどんなことがありますか?」

「リスクや懸念点などのネガティブ要素をどれだけ把握しているか」はその人のスキルを測る目安になる。できる営業マンはただメリットを並べるだけでなく、デメリットやリスクも伝えるものだ。

そういう人の方が誠実だし、信頼できる。さらに、ネガティブ要素を回避する方法を伝えてくれれば満点だ。

私は「どんな回答がくるのだろう」とドキドキしながら彼女の言葉を待った。

(第6話につづく)

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この記事のライター

三度の飯より執筆が好きなライター兼心理カウンセラー。大学にて心理学を専攻後、求人・化粧品・社史の制作を経てフリーランスに。美容・心理・恋愛を中心に幅広く執筆中。婚活パーティーで200人以上インタビューした経験を持つ。エステホ...

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