【便秘を解消した体験談】うんちを出すために実践したこと
うんちを溜めない人=出せる人になりたい! そう思うなら、出している人がやっていることを試すのもひとつの手。「うんちを出して、きれいになる」では、出せる人がやっていることをご紹介します。今回登場いただくのは古山直美さん。便秘を解消するために実践した食事やストレッチについて教えてくれました。
私はもともと便秘体質というわけではなく、どちらかというと毎日快腸だった私ですが、20代後半に、ストレスや生活の変化で、便秘と下痢を繰り返すようになりました。便秘のときは、コロコロしたウサギのうんちみたいなものしか出ませんでした。それに加え、トイレの時間もすごくかかるし、なかなか出てくれず、だんだんトイレに行くのがつらいと思うようになりました。
そのうち、しばらくするとお腹が痛くなり、気づくと下痢に……。今思えば、おそらく体からのSOSだったんでしょうね。なんとか改善しようと、ヨーグルトを食べたり、整腸剤を飲んだり、漢方を飲んだりしましたが、改善しませんでした。
そのうえ、流行りの炭水化物抜きダイエットをしたり、お肉をたくさん食べるダイエットをしたりした結果、ますます腸の調子が悪くなりました。その後、腸の研究をしている博士の本を読んで、日本人の腸には植物性の発酵食品が良いということを知ります。
■発酵食品や胚芽精米を積極的に摂るように
思いつくものは納豆や味噌、塩麹、漬物。どこでも簡単に手に入るものばかり! 積極的に食べるようにすると、腸の調子がどんどん良くなっていきました。今も、納豆や味噌、ぬか漬けは週に3回は食べるようにしています。また、お米を食べると大腸にしっかり水分がまわるので、お米をきちんと食べることも大切だと学びました。
以前は「健康のため」だからと玄米を食べていたのですが、栄養価の高い胚芽精米を食べるようにしました。胚芽精米は、普通の精白米と比べてミネラルや生理機能成分を豊富に含んでいるほか、玄米に比べて食べやすく消化されやすい特徴があります。
胚芽精米をしっかり食べるようにしてから、快腸度合いが増しています! 1日に2回、3回と出ることもあります。
トイレに行くタイミングは、決まっているわけではないのですが、起床後お水を飲んだ後や、食事が終わった後に便意がやってきて、便座に座った瞬間、するするっと! 一瞬のことなのに、振り返ると大蛇のようなすごいのが出ていることも(笑)。
また、なぜかはわかりませんが、書店に行くと3回に1回くらい、すごくトイレに行きたくなって、するっと出ることも。便秘気味の方は試してみると良いかもしれません。
運動はほとんどしていませんが、腰で8の字を描くストレッチはときどきやります。お腹周りがスッキリして、気持ち良いですよ。夜はストレス解消や体を温めるためにも、好きなバスソルトやバスミルクを入れて、湯船にしっかり浸かります。
発酵食品とお米とお風呂の甲斐あって、いま平熱は36度7分以上をキープしています。これが、ためない秘訣かなぁと思います。
※上記の方法は個人の感想であり、個人差があることをご了承ください。
Text/古山直美
一般社団法人 夫婦円満協会 代表。
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