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デキる女の決断クローゼット #4 トレンドは下半身から取り入れる。ZARAで冒険できる3つの理由

自分に似合うかどうかわからない流行色は、トップスではなくボトムスに取り入れる。輪湖もなみさんがそう考える理由は?

デキる女の決断クローゼット #4 トレンドは下半身から取り入れる。ZARAで冒険できる3つの理由

■流行の色/形は、ボトムスで挑戦する

ピンクベージュ、テラコッタ、カーキ……今年の流行色は少々手強いです。
微妙な中間色は、着る人を選びます。特に私のように肌色の劣化が進んだアラフィフは、顔映りが悪い色を選んでしまうと、
「なんか、疲れてない?」
と、体調を心配されます。
ですから似合うかどうかわからない流行の色や形は、まず下半身から取り入れてみる! というのが、今日のご提案です。
顔から遠いスカートやパンツなら、顔映りが良いか悪いかを、さほど考えなくてすむからです。

ブルーのガウチョパンツ/白のチャンキーヒール/グレーの巾着型バッグ(すべてZARA)


写真のベージュシャツは、私にとっては顔映りのいい、「心配されない」定番色なので、出番が多く今年で3年目。
黒、白、グレー、ベージュ。どなたでもたいてい「これなら安心」という色があるのではないでしょうか。そうした似合う色はブラウス、ストールなどで顔まわりの上半身へ。そうして守りを固めておいて、下半身は攻めていきましょう。

このシャツにボトムまで茶系を合わせると無難すぎてつまらないので、今年はベージュが新鮮に見えるよう、「ベージュ×ブルー」にチャレンジしてみました。グレーがかったブルーは今まで何度かトライしたことがあるのですが、私がこの色を着ると、なんだか車掌さんの夏制服のように見えてしまう苦手色。

ところが先日、ZARAで写真のガウチョパンツを発見! サイドにスリットが入っているデザインも新鮮で、苦手な色もボトムなら顔映りの心配なしです。白の「チャンキーヒール」の靴はクセのある形ですが、プチプラでなら遊べるかも……と思い、ついでに購入してみたら大当たり。意外にも服を選ばず、靴を足すだけでちょっとモード系になれるので、秋物を着るのが楽しくなってきました。

■ZARAで冒険できる3つの理由

ZARAは、その年のトレンドがギュッと詰まった服がプチプラで手に入るので、
「似合わなかったらどうしよう」
「長く着られないと、もったいないかしら」
と、ためらう気持ちを、チャレンジへと後押ししてくれます。
また商品も、一定の量を売り切りながら、次々と新しい商品を出していくタイプのブランドなので、人とかぶることが少ない。
サイズも、服ならXXS(5号)からXL(13〜15号)まで、靴は35(23cm)から42(27.5cm)までと、幅広い点も魅力です。

大人の女性にとって、いつも安心な「定番」はとても大切です。でも、いつものカフェ、いつもの人間関係のように、慣れ親しんだものばかりに囲まれていると、緊張感がなくなり、成長が止まってしまうこともあるかもしれません。
使い慣れた基礎化粧品をたまに変えてみると、それがドラッグストアのコスメでも効果があるように、服にも新鮮な風を入れる。
それが「取り残されたおばさん」にならずに、「時代の空気感をまとった女性」でいるための、ひとつの方法かもしれません。

●まとめ
定番を押さえつつ、プチプラで少しのチャレンジを。そうすれば時代の空気感をまとう女性になれる。

輪湖 もなみ

ワードローブコンサルタント/リメイクデザイナー 大手アパレルで16年間ブランド管理や店頭指導などに携わる。長年培ったノウハウを個人のクローゼットに応用し、毎日着る服がないと悩み断捨離を繰り返す人を救うため、クローゼットコン...

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