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カツセマサヒコさん プレスラボ ライター/編集者【さわりたくなるおとこ #1】

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プレスラボに入社して間もない頃、クライアントに企画を持って行ったんです。そのとき「おもしろい企画ですね。でもそれって何人くらいフォロワーのいる方が書くんですか」と言われて。

カツセマサヒコさん プレスラボ ライター/編集者【さわりたくなるおとこ #1】

【さわりたくなるおとこ#1】 プレスラボ ライター/編集者 カツセマサヒコさん

プレスラボに入社して間もない頃、クライアントに企画を持って行ったんです。そのとき「おもしろい企画ですね。でもそれって何人くらいフォロワーのいる方が書くんですか」と言われて。企画のおもしろさよりも影響力・拡散力を期待されるケースがあるんだと知りました。じゃあ僕自身が影響力を持てば、僕からお願いする人はフォロワーが何人でも関係なくなる。そう思ってTwitterに力を入れ始めたんです。その頃フォロワーは800人くらいでしたが、今は2万人以上になって、拡散力のハードルはある程度クリアできるようになりました。

最近はWebのKPI(重要業績評価指標)も揺らいできていますし、「今の時代、PV(ページビュー)じゃない」という記事もよく見ます。でもライターや編集者をやるからには、お客さんのニーズには全部対応できたほうがいい。PVを求める文化がまだ生きている以上、Webライターにとって影響力・拡散力はある程度必要なのかなと感じているんです。

とはいえ、フォロワーを増やすためにやったことは、ツイート内容を絞ることくらいで。僕の場合は、恋愛絡みの妄想ツイートや家族との日常ツイート、あとは拡散されやすいネタ系ツイートの反応がよくて、それらをつぶやくことで、周りには引かれながらも(笑)、徐々にフォロワー数は増えていきました。フォロワー数が増えることへの満足感もある一方で、ある日、長く入院されているフォロワーさんから「手術室から戻ってきたら、相変わらずしょうもないことをつぶやいていて、安心しました」というメッセージをもらったこともあって。こんなツイートでも救われてる人がいるなら、Twitter上の僕も価値があるんだなと思えました。

仕事面では、年々ライターが増えていく中、どうやって差別化すればいいか考えていて。先ほどは影響力の話をしましたが、Webライターは文章力、取材力、調整力、予算交渉力、企画力、影響力といった総合的な能力が求められる。影響力だけでは飽きられたり、ソーシャル時代が終われば用ナシになったりしてしまうので、地に足の着いた文章力やほかの能力が必要だなって痛感しているんです。今いただいている仕事は、若年層向けの読みやすいものが多め。でも今後はターゲットが広い文章も書けるようにしたいし、勉強の意味でもインプット(読むこと)を増やしながら、いろんな仕事を通して、書く幅を広げていきたいと思っています。

企画も好きで、前職のときからイベントもやってたんですよ。何かを企んで、それが反響して広がっていく。そんなことを今後もやっていきたいと思っています。自分が発信したことで人が動くってネットの魅力だと思うし、記事が100万人に読まれるような経験も、心を震わせて誰かひとりの人生を変えてしまうような経験も、もっとしていきたいです。

Text/Photo=ミノシマタカコ

「別れた人への半端な優しさは捨てなさい」と母は言った【カツセマサヒコ 連載 #1】

https://p-dress.jp/articles/2536

素敵な異性と出会うこともあれば、長く付き合っていた人と別れることもある。仕事で大きなプロジェクトが成功することもあれば、入社以来一番大きなミスをしてしまうこともある。ライターのカツセマサヒコさんが、生きていくうえで訪れるたくさんの喜びや悲しみにそっと寄り添うエッセイをお届けします。

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DRESS編集部

人生を自分らしく楽しむ大人の女性たちに、多様な生き方や選択肢を提案します。

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