ストレス溜まってない? 手相でわかる心の不調
「やる気が起きない」「ネガティブなことばかり考えてしまう」……それは、あなたにストレスがかかっていて、心の乱れが身体へも影響を与えていることを示します。手相で今のストレス度を見てみましょう。
最近、「やる気が起きない」「体が重くてダルい」「ネガティブなことばかり考えてしまう」なんてことありませんか?
それは、あなたにストレスがかかっていて、心の乱れが身体へも影響を与えていることを示しています。
人の体は柔軟性があり、気力である程度まで乗り越えることができますが、一定のラインを超えると心身の不調が起こります。そのラインを超える前に対処できればいいのですが、自分のストレス値のアンテナが徐々に鈍ってきて、気づかなくなることがあります。
手相は、あなたがダウンする前に、ストレスを受けていることを教えてくれます。つまり手相をチェックすれば、自分の状態を知り事前に対処することができるのです。
今回は、ストレスが溜まっていることを示す手相をご紹介しますね。
■右手、左手どちらを見るの?
後天運、現在の状況、努力して得た才能や性格を表すのが右手。先天運、持って生まれた性格や才能、精神的な変化を表すのが左手です。
ストレス状態をチェックする場合は、右手と左手、両方見るほうがよいでしょう。
右手に現れている場合、現在ストレスを受けていて、それが生活や健康にも影響していることを示します。左手に現れている場合、今の生活や健康には影響していなくても、潜在的にストレスを感じていたり、ストレス耐性が弱いことを示します。
■ストレスを抱えている手相
(1)生命線に横線(障害線)が数本出ている
生命線は、親指と人差し指の間から手首に向かって流れる線。
生命線を横切る線は障害線、またはストレス線とも言います。障害線とは、その名が示すように人生の試練や障害、妨害を示します。親指の下の膨らみ(金星丘※)から伸びている障害線は、愛情問題や人間関係のトラブルを暗示し、そのことでストレスを感じている状態です。
そのストレスによって、生命線が意味する“健康”に危険信号がともっています。病気や事故に気をつけましょう。
(2)生命線に三角形
手の平にあらわれる三角形は、三角紋、またはトライアングルという特殊紋です。三角紋は、単独で現れた場合は幸運の印ですが、生命線や運命線など主要な線を三角の一部として現われた場合は、凶相となります。
生命線にできた三角形は、人間関係でのトラブルを示します。そのトラブルが精神的苦痛をもたらし、エネルギーを消耗し、健康面にもダメージを与えている可能性があります。
(3)薄い頭脳線が切れ切れ
頭脳線は精神の状態を表します。その頭脳線が薄く切れ切れの場合、ストレス耐性が弱くなっていることを示しています。
打たれ弱く、忍耐力も落ちているので、仕事が続かなかったり、物事を途中で投げたりしがちです。自律神経も弱っている状態なので、天気や気圧の乱れに影響を受けるでしょう。
(4)頭脳線にある島(輪)
島と呼ばれる輪のような形は、どの線上に出ても、その線の意味を弱めます。精神の状態を示す頭脳線に島があるのは、自分が置かれている状況に不満が溜まり、イライラしやすくなっている状態を示します。
それによって神経症やうつ、自律神経失調症などを引き起こす可能性があるので気をつけましょう。また、偏頭痛や目の疲労、トラブルの可能性もあります。
(5)放縦線
放縦線とは、小指下・手首近くの膨らみ(月丘※)から始まり、親指の付け根の膨らみ(金星丘※)に向かって伸びる線です。睡眠不足や、眠りが浅く睡眠の質が悪いことを示します。
人間関係の悩みや仕事の忙しさから生活が不規則になり、神経が緊張状態になっているかもしれません。
■ストレスに負けない自分づくりを
仕事の問題や人間関係など、一朝一夕に解決は難しいかもしれませんが、ストレスに負けない自分をつくることは可能です。
ストレスが溜まって爆発する前に、手相に現れるサインも参考にしながら、日常のストレスの芽を少しずつ取り除いていきましょう。ストレッチをしたりホットタオルで目元を温めたり意識的に深呼吸をしたりと、リラックスできる小さな習慣を身につけるところから始めてみてください。
手相は、置かれている状況やそのときの自分の状態によって変化します。ストレスをできるだけ減らすよう行動すれば、その行動にリンクして、ストレス線も消えていくでしょう。
(※)「手相の丘」についてはこちらの記事をご参照ください
手相にある8つの“丘”って? 膨らんでいる場所でわかる性質と運勢
手相、顔相、体相を吉相にし、運気向上を目指すからだ風水を行ってます。
著書:「幸運体質をつくる!からだ風水」