月を見ながらホットミルクを飲む？　体にまつわる願かけまとめ

人間の女の子みたいにおちゃめな猫が、365日、その日その季節にぴったりの願かけを紹介してくれる『小さな習慣で毎日がうまくいく365日の願かけ』。本の中から、今回は「健康」にまつわる願かけを紹介します。

季節の変わり目にかかりやすい風邪やいつもの便秘、後悔しがちな二日酔いなど、ときどき体調を崩すことってありますよね。

今回は健康にまつわるおまじないを紹介します。365日、その日その季節にぴったりの願かけを紹介してくれる『小さな習慣で毎日がうまくいく365日の願かけ』（ライツ社）から特別連載です。

「くしゃみの邪気を合言葉ではらう」 #厄ばらい　@トイレ/昼休み

英語圏ではくしゃみをした人に「ブレスユー！（神のご加護を）」、フランスでは「アテスエ！ ( 望みが叶いますように)」、沖縄では「クスケー」と言うそうです。

「端午の節句に竹の子を食べる」 #健康運UP　@食卓/晩ごはん

５月５日は「端午の節句」。この日に食べる食材は成長の証とされ、山の野菜は特に喜ばれます。

中でも竹の子は、天を貫くようにまっすぐに伸び、成長も早いことから、縁起の良い食材として欠かせません。

「リビングに飾る絵はひとつだけにする」 #健康運UP　@リビング/いつでも

植物の絵や写真は対人運や健康運を高め、花は恋愛運UPに！　絵や写真はパワーが強いので、リビングに飾るときは複数ではなく１点に絞った方が効果的です。

「イチジクを食べて便秘解消」 #健康運UP　@食卓/朝ごはん

プチプチ食感とやさしい甘みがたまらないイチジク。カルシウムや鉄分など、健康に欠かせないミネラル分が豊富です。食物繊維も豊富に含まれているため、便秘予防にも効果が期待できます。

「編み目模様のお茶碗を贈る」 #健康運UP　@実家/敬老の日

祖父母への贈りものに悩んだときは、長寿を願う編み目模様のお茶碗をどうぞ。古来より永遠の連なりを連想させる絵として焼物に描かれています。

「トイレに座ってアブラカタブラ」 #健康運UP　@トイレ/便秘のとき

トイレに入ったらまず、ゆったりと気持ちを沈めて「アブラカタブラ」と３回唱えます。それから、便が腸をゆっくり「下がる、下がる」と念じ続け、心の中で「アブラカタブラ」をもう一度。

「飲む点滴甘酒を飲む」＃健康運UP　@食卓/晩ごはんのあと

甘酒は飲む点滴と言われるほど栄養が豊富です。昔の人はお正月に飲み、新しい１年の無事や豊作を祈ってきました。酒粕を買って手づくりしてみるのもいいですね。

「月を見ながらホットミルクを飲む」 #健康運UP　@リビング/寝る前

冬の寒い日にぴったりのおまじない。夜寝る前に、湯気の立つホットミルクが入ったコップを両手で包み、月を見ながらゆっくり飲むと健康運がUPします。少量の砂糖や蜂蜜を入れるとより効果的。

健康運をUPさせる願かけはいかがでしたか？　困ったときはお試しあれ。もちろん、適度な睡眠と運動も大事ですよ。

365日の中には、晴れの日、雨の日、好きな人とごはんが食べられる幸せな日、仕事でうまくいかなかった哀しい日、記憶に残る日もあれば、お昼に何を食べたか忘れてしまうような日もあります。

でも、１日という「区切り」は誰しもに平等で、昨日があまり良い日ではなかったとしても、わたしたちは朝の訪れとともに、新しい１日を始めることができます。その「区切り」を少しでも、明るく迎えてもらうことができたなら。そんな思いで書かれたのがこの本です。

ほかにも
・４月３日「桜の花びらを３枚キャッチできたら恋の予感が訪れる」
好きな人に気持ちを届けたいときには、ウキウキしながら試せるおまじないを。
・７月23日「大切な仕事の前には天重を食べる」
大事な試験やプレゼンに挑む日には、積み重ねてきた努力に勇気を与えてくれる願かけを。
・11月９日「普段は開けない窓を開ける」
日々の生活に小さな習慣として取り入れるだけで、心や体が整うものも。

はるか昔、源氏物語の頃より現代まで続くおまじないから、フランスやイタリアをはじめとする世界中に伝わるジンクスまで。手軽にできるかわいい願かけを集めて、毎日に「幸福をまねく事典」として読んでもらえるように、ひとつずつ丁寧に選んでいます。

願かけは、毎日のお守り。

そしてなにより、もっと幸せになりたいと思う、あなたのまっすぐな気持ちの証。

今日の日付でも、誕生日でも、たまたま開いた日でも、お好きなページからお楽しみください。この本を開いたその日が、どうか素敵な１日になりますように。