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性にまつわる女性のコンプレックスはどこからやってくるのか

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「鼻の大きな人は性器が大きい」「セックスしすぎると性器が黒くなる」などウソかホントか真相が気になる、セックスに関する“噂”。本連載では、そんな噂話の真相を探ってゆきます。第五回となる今回は、「女性のコンプレックス」について。

性にまつわる女性のコンプレックスはどこからやってくるのか

突然ですが、あなたは自分の性について、周囲の友人や家族に話すことができますか? 真剣に、自分の好きなことと嫌いなことを開示することができるでしょうか。

多くの人の答えはNOだと思います。

いかがわしいもの、汚いもの、恥ずかしいものという認識が強いのかもしれません。

もちろん無暗やたらに大声で性の話をする必要はありません。

ですが、この「周囲に打ち明けることができない」という閉鎖的な状態が、性にまつわるコンプレックスを肥大化させてしまうこともあります。「これって自分だけなのかも……」という不安を抱えている人は少なくないでしょう。

今回は『元銀座NO.1ホステスの心理カウンセラーが教える彼の心を動かす話し方』など数々の女性の悩みに関する本を出版し、さらにテレビコメンテーターとしてもも活躍する才色兼備の心理カウンセラー、水希先生に「女性が抱えるセックスにまつわるコンプレックス」をテーマに、お話を伺いました。

■女性はセックスしすぎると、性器が黒くなる?

性器や乳首の色というのは、もともとの肌の色によるものが大きいし、ホルモンの量によっても変化します。

生理前だと少し黒ずんだり、出産前・出産後は特にホルモンの量の変化が著しいので黒ずみやすくなるのは女性として仕方のないことで、自然なこと。

セックスで多少は摩擦による黒ずみは生まれる可能性はあるものの、噂のようにダイレクトに「セックスのしすぎ=性器が黒い」とは話が結び付きません。

水希先生曰く「こういう噂は男性の理想の押し付けや、妄想から生まれたものだと思う。乳首はピンクのほうがいい女とか、性器が黒いと男と遊んでいるとか、そういうのを気にしている男性はしょうもないですよ」とピシャリ。

たしかにこういう噂は、なんの根拠もないのにも関わらず割と一般的に浸透していることですよね。

気にしている女性が多いからか“乳首をピンクにするクリーム”みたいな商品が売られているのも目にします。

男性が女性の体のことをよく知らないまま、理想を押し付けたあげく噂が生まれる

→女性がそれを気にするようになって改善しようとする。

→ますます世の中に噂を信じる人が増える。


という今の構図は、男性本位の噂を女性が肯定しているようなもの。

「噂に左右されて、体にコンプレックスを感じたり、男性に媚びるようなことをしてはダメ。そもそもセックスとはパートナーとの愛情交換。パーツの良しあしを気にしてしまっては、ただの“性の対象”となっているのを自ら認めているようなものですよ」と、先生から強いお言葉。

パートナーにより愛される女性になるためにも、こういう噂は信じないで!

■最初のデートでセックスすると、結婚できない?

「今本気で好きな人がいるけれど、何回目のデートで体を許せばいいのでしょうか……?」という相談をしに来る方が、先生のカウンセリングルームにもいらっしゃるのだそう。

しかしこういった

・1回目のデートでセックスすると軽い女に見られる

・最初のデートでセックスすると結婚相手として見られなくなる

のような話も、男性の顔色を伺って女性が勝手に思い込んでしまった噂ではないのか、というのが水希先生の見解。

「最初のデートでセックスしても結婚する人はしますから、何回目で身体の関係を持てば結婚につながるお付き合いができるとかは、関係ないですよね。男性の処女願望を汲んで、計算や駆け引きをしていては、逆に良いパートナーとしてお付き合いできないのでは」とのこと。


本気で結婚を考えてのお付き合いや、素敵なパートナーと良好な関係を築きたいのであれば、何回目でセックスをすればいいのかを考えなくていい相手と交際できるように自分の内面を磨いたり、相手と円滑なコミュニケーションを心がけることが大切です。

無意識に私たちは根拠のない噂でがんじがらめになっていて、素直に恋愛やセックスができなくなっているのかもしれません。

水希先生のお話を参考に、これからは噂には左右されず、もっと素敵な恋愛をしたりパートナーとのセックスを楽しめるようになりたいですね。

第一回:いまさら聞けないセックスの噂! これってウソ? ホント?

第二回:良いセックスをすれば綺麗になるってウソ? ホント?

第三回:性にまつわる都市伝説。これってウソ? ホント?

第四回:効果あるの? ベッドシーンを盛り上げるテクニックのウソ? ホント?

水希先生プロフィール

東京女子大学大学院にて、社会学修士号取得。専門は社会心理学。
東京中央カウンセリング代表。大学院卒業後,広報職在職中にうつ病を患い、銀座ホステスに転身しNo.1に。薬を使わず心の問題を解決しようと心理カウンセラーに。メディア等多数活躍中。著書に『銀座No.1ホステスの心をつかむ話し方』(だいわ文庫)など。

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DRESS編集部

人生を自分らしく楽しむ大人の女性たちに、多様な生き方や選択肢を提案します。

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