今より収入をアップさせたい人がやっておくべき4つのこと【100万円のオンナ貯金#18】
収入アップを目指したい、今よりもっとキャリアアップしたい。そんな風に思う人も多いと思います。しかし、いまの日本ではなかなかロールモデルとなる女性が身近にいないかもしれません。どうしたら収入が上がるのか、キャリアアップできるのか考えたときに、どうすればわからないことも……。今回は、年収アップのヒントをご紹介します。
目次
女性の社会進出が進んだとはいえ、いまだに先進国の中でも女性と男性の収入格差が大きい日本。
もっとバリバリ稼ぎたいと考えている女性も多いのではないでしょうか。ですが、どうしたら収入アップもしくはキャリアアップを実現できるのか、ぼんやりとしかわからない人も多いと思います。
そこで今回は、収入をアップさせたい人、キャリアアップしたい人がやっておくと役立つであろうというポイントをご紹介していきます。
収入アップのポイント1.きちんと仕事への意欲をアピール
今の職場で収入をアップさせたいのなら、自分を評価する直属の上司に認めてもらう必要があります。
男女に限った話ではありませんが、控えめで謙虚な方が多いため、自分から前に出て積極的にアピールすることが苦手な人が多いようです。
しかし、上司に認めてもらうためには、まず意欲を見せることが大切。
仕事に対する意欲というのは、自分自身が思っているよりも周りの人に伝わりにくいのです。
でも、それってもったいないことですよね。
上司も人間ですから、意欲を持って積極的に取り組んでいる人には事を教えてあげたいと思うし、仕事を任せてみたいと思うもの。そうすると、自然と上司との接点も増えますし、話す機会も多くなります。
「なんだ……結局上司と仲良くなるってことか」と思われるかもしれませんが、実際はそれも少しあります。上司と仲良くなることで、自分の意見を伝えやすくなることもあるでしょう。
上司という人間と、より多くのコミュニケーションを取ろうと思うと、まずは好感を持ってもらう必要がありますよね。これは上司に限らず、先輩だって後輩だって、友達だって同じこと。ふたりで意見交換するのが苦にならないという関係性まで持っていくことが大事なのです。
収入アップのポイント2.目に見える形で毎週成果を報告する
上司とコミュニケーションが取れるようになったら、次のステップへ。
あなたの仕事の実績をわかりやすく伝えること。
以前であれば、上司と仲良くしておけばいい評価もらえるという会社も多かったと思いますが、最近は社内のそうした風潮を排除するところも出てきています。
上司の立場になってみると、あなたの評価を上げようと思うと、その根拠が必要。管理職の人はさらに上の役員などに、評価の基準や根拠を伝えるというプロセスがあることも多く、不当な評価は役員などから突っ込まれる可能性もあります。
特に、ボーナスや給与が上がるような場面においては厳しく見られますから、ふさわしい根拠があったほうが言いやすいし、評価を上げやすいのです。ただし、その「評価の根拠となるもの」を上司が自発的に探してきてくれるのを待つのではあまりに運任せすぎますよね。
ですから、自分から成果を提出して報告したほうがいいのです。
そのほうが上司も評価の根拠として話しやすいですし、評価を上げようと思うモチベーションになるわけですね。
もちろん、資料にできるほどの成果が上がったときは資料にして持っていくのがベスト。ですが、そういう成果が上げられるときばかりではないでしょう。そういうときは、口頭でいいので簡単に報告して、「来週は○○する予定です」と成果が上がりそうな来週の予定も上司に伝えておくといいと思います。
ちなみに、報告のときはできるだけ具体的な数字を伝えてください。
そのほうが上司も理解しやすく、記憶にもとどまりやすいです。
収入アップのポイント3.今の職場で収入アップが見込めないなら、転職も視野に
今の職場で収入アップが望めないこともありますよね。
たとえば、女性に多いのが
・一般職だから、年次が上がっても成果を出しても、ある程度まで行ったら頭打ちになる
・男性ばかりが昇給昇格する男性優位の会社にいる
など、自分の頑張りではどうにもならないこと。
入社当初は一般職で入ったけれど、仕事をするうちに総合職として働きたくなったとか、親の介護があるから転職のある総合職は難しいけれど、総合職のような仕事もしたい、というようなケースも多いと思います。
一般職から総合職に転換する申し出をしてもいいですが、そういうのって意外と狭き門なんですよね。
妊娠や出産のタイミングもあり、認められないケースも多いもの。そうなってしまうのなら、総合職として働ける会社に転職してもいいと思います。また、転居はできないという人でも、転勤のない会社で総合職として働くこともできます。
今の会社で今後のキャリアアップが見込めないと思うのなら、早めに転職することをおすすめします。時間には限りがありますし、きちんとした経験とスキルを積める会社でより長く働いたほうがその後の人生にとってプラスになるからです。
収入アップのポイント4.資格とスキルの習得を
転職するにしろ、しないにしろ、資格やスキルがあるだけで収入がアップすることもあります。
最低限必要な資格はもちろん取得する必要がありますが、もうひとつ上のランクの資格を取ったり、語学を学んで話せるようになったりすることは、確実にキャリアの幅につながります。
個人的には、英語が話せるというスキルは、今後必要になる可能性が高いと思います。
国内の市場が細り、今後は海外展開をと考えている企業も多い中で、当たり前のように英語が求められるようになってくるのです。
ずっと前から言われていることですが、言葉は人間の生活の根幹を支えるものですから、話せなければチャンスはありません。もし、取るべき資格がよくわからないということであれば英語を勉強しましょう。業界問わずに行かせる万能スキルです。
■女性が上を目指すことは、自分らしさを捨てることではない
女性がキャリアアップするというと、「男まさり」とか「性格がキツくなりそう」とかそういうイメージが強いと思います。
バリバリ働くという言葉からも、そういうイメージを抱くことが多いですよね。
でも、女性には女性のやり方がありますし、男勝りでキツイ性格にならなくてもいいのです。自分らしさを大事にしながら働いて、キャリアアップ・収入アップを目指す方法もあると思います。
自分らしさを大事に、キャリアアップを目指してくださいね。