バッグの色で迷ったときの選び方。コーディネートで考える
私のバッグの選び方・揃え方を紹介。服や靴もカラフルな色を選ぶようになって、「黒いバッグはどんな服やコーディネートにも合わせられて万能」という考えが変わった私。コーディネートに合わせてバッグも綺麗色が増殖中。いろいろな色のバッグを持つのは、思った以上に楽しくて気分も上がる。迷ったときのバッグの選び方のコツを伝授します。
■バッグの選び方は色を基準に考えること
私のバッグ選びの基準はシンプル。
仕事などの「オン」はきちんと感が出て、しっかりした品質のADMJのもの、休日や旅行の「オフ」は軽くて丈夫なエルベシャプリエのもの、とおおまかに決めているが、気に入ればプチプライスのものをネット通販で買うこともあるし、海外旅行の思い出に、とブランドバッグを買うこともある。
けれど、選び買う際の基準で最も重要なこと。「そのバッグが何色か?」である。
■黒いバッグは万能ではない
黒いバッグしか持たない女。
黒い靴しか履かない女。
私は40代の頃、そこから脱出した。
色を楽しむファッションに舵を切った。服や靴のみならず、バッグも綺麗な色を楽しめるようになると、日々のコーデはバリエーションが広がり、本当に楽しくてしょうがない。「色の持つ力」の恩恵を受ける日々なのだ。
黒と白以外のバッグなんて、服に合わせにくい、コーディネートしにくい、と思われるかもしれないが、色の綺麗なファッションを実践すると、逆に黒いバッグはキツい色が全体から浮いてしまい、合わせにくいことに気づく。
黒いバッグは決して万能なバッグではないのだ。
優しい淡いトーンのコーディネートや微妙な色のグラデーションのファッションのときには、黒以外にもっと合う色のバッグがあるはず。
■「手持ち服に多い色」のバッグを揃えると合わせやすい
黒い服を着ないファッションスタイルに変えてから、どんな服にも合わせやすい万能なバッグの色は、私の場合は「グレー」と「ベージュ」。
薄いグレー系のグラデーションや、ベージュ系のグラデーションのコーデを行うことの多い私は、黒いバッグはあまり使うことはなく、代わりにグレー・ベージュ・こげ茶のバッグが大活躍する。
さらに私は、ブルー系、紺色系の服や靴を多く所持。バッグも綺麗な薄めのブルーの型押しを買ってみたら、合わせやすさ抜群! ブルーのバッグは頻繁に使う大活躍アイテムとなった。
またここ数年は、緑色やカーキ色が流行していて、服も靴もグリーン系の色が増えている。
それに合わせてカーキ色や緑色のバッグを買ったら、これまたコーディネートしやすくなった。
「今自分が何色のバッグを持っていて、何色が足りていないか」を常時把握するよう心がけるように。
そうすることで、その日のコーディネートに合うバッグを選びやすくなった。服のコーディネートの最後に「色が合うバッグがない!」と困ることがなくなったのである。
ファッションをトータルで見たときに、本人が思っている以上にバッグの色は重要。バッグの色が合っていないと、違和感を感じて落ち着かないコーデになってしまう。
ワードローブに多い色は人それぞれ。
ピンクが多い人もいれば、濃いブルーが多い人も。
黒かグレーのモノトーンの服ばかり、という人は逆にバッグの色が差し色として使えるので、カラフルなバッグは合わせやすいはず。
自分の持っている服や靴の色をじっくり把握し、それらに合わせやすい色のバッグを選び買い揃える方法がおすすめだ。
ベージュ系のコーデにはベージュのバッグを。黄緑色のコーデにはカーキのバッグを。一番右のブルーのバッグは大活躍。ブルー系、ネイビー系のコーデにはもちろんのこと、グレー一色のコーデには差し色としても使える。
ベージュと白の優しいコーデにはピンクのファーのバッグを。グリーンのコーデにグリーンのファーバッグ。グレーのグラデーションコーデにはグレーのバッグ。
ヒョウ柄になぜか紫色のバッグは合う。エクリュ色とボルドー色のコーデに赤茶色のバッグ。ピンクのパンツに紙素材のカジュアルなバッグ。
気温が上がってくると使いたくなるのは白いバッグとカゴバッグ。ただし、カゴバッグは安っぽくなったり、子どもっぽくなったりする危険大。
大人の女性が持っても違和感がなく、かつ通勤にも堂々と持てる上質なものを探して、今年手に入れたPELLICOのクラッチバッグ。白+ラフィアの素材感が爽やかで、かつ収納力も抜群! 夏の間活躍すること間違いなし。