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改正される税制度。損するばかりでなく、逆手にとってお得に対応しよう!

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みなさんは“税金”についてどのようなイメージを持っていますか? 税金のことを勉強しても女子力が上がるわけではないし、誰かに褒められるわけでもありません。「だから知らなくてもいい?」と聞かれると、そうではないと言い切れます。貯金できる人は税金のことにも敏感です。

改正される税制度。損するばかりでなく、逆手にとってお得に対応しよう!

“税金”と聞くだけで、自分には関係ないもの、関わりたくない種類の話だと思いませんか?

かつての私も、みなさんと同じように「税金=ムズカシイ」と思っていましたし、できれば関わらずに一生を終えたいと思っていました。ですが、FP(フィナンシャルプランナー)として仕事をしていると、税金と私たちの生活は、切っても切れない関係だと気づかされることばかり。

税金を知らずに人生を過ごすことはできますが、それでは損をしてしまうことも事実。
税金のことを知れば、得することだってあるんです。今日は、損をしないために少しだけ税金について確認してみましょう。

■税金の制度は毎年変更されているって知ってますか?

税金の制度は毎年少しずつ変更されていて、2017年12月末に発表された2018年度の税制の変更の大枠は、私たちの生活に影響があるものがたくさんあります。

筆者は、その発表を見て「これからどんどん税金が高くなっていくし、お金に関心がない人はどんどんと手取り金額が減ってしまうのでは?」と感じ、「2018年は、今までよりももっと貪欲にお金と向き合う1年にしてみよう」と決めました。

では、税金の制度がどのように変わるのかを一緒に見てみましょう。

■どんなことが変わるの?

今回の改正の一番のポイントは“所得税”です。


所得税……といわれてもピンとこない人もいるかもしれません。所得税とは、1年間の収入に対してかかる税金です。

会社員や公務員として働く人は、所得税は毎月のお給料から天引きされていて意識することが少ないかもしれません。フリーランスの人は、自分で確定申告をしている分、身近かもしれませんね。

この所得税の仕組みが焦点となっています。

少し難しくなってしまうので、ざっくりと会社員の所得税が決まる仕組みをお伝えします。

まず会社員は、1年間のお給料(専門用語で給与収入)から
①”給与所得控除”という経費のようなものなどを差し引かれます。
②”所得控除”として社会保険料などが引かれます。

①と②が引かれた金額に対して税率を掛けて、そこから更に税額控除を差し引き
税金が決まっていました。

今回の改正では、ここで出てくる“給与所得控除”が見直される方針が決まったのです。

どんな人たちに影響があるかというと、シングルや子どもがいない共働き夫婦(※1)の会社員や公務員で、年収850万円を超える人。この人たちは税金が増えて、手取りの金額が減ってしまう対象になります。

たとえば、年収1000万円では年4.5万円ほど税金が跳ね上がります。
年収850万円を超える人は、多くの収入を得ても手取りが増えないということが起こってしまうのです。

また、給与所得控除の見直しと同時に、“基礎控除”という、(所得がある)すべての人が差し引ける控除も見直しが検討されています。”基礎控除”に関しては、現行の38万円から10万円アップの48万円となる予定で、フリーで働く人には朗報です。


※1:年収850万円を超えている子育て世帯や介護世帯は対象外

こんなものにも増税の波

2018年10月から、紙巻きたばこも段階的に1本3円増税、加熱式のたばこも段階的に引き上げられる方針です。

2019年1月からは国際観光旅客税として出国時にひとり1000円の徴収、10月には消費税が8%から10%に引き上げられる予定です。このように、気づかない、気にしない程度で税金が増える話が進んでいるのが現状です。

■お金と向き合うきっかけに

「そっか、税金が高くなるんだな、あ~やだやだ!」で終わるのではなく、税制を逆手にとってお得に対応しましょう。

それが、ふるさと納税だったり、個人型確定拠出年金(iDeCo)だったりするんです。

これらの制度は、所得税に関わりのある制度なので上手に活用することも考えてみてはいかがでしょうか。貯金できる人は、お得な制度にも敏感です。これからは、お金の知識と向き合っていくことが益々大切になりそうですね。

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荒木 千秋

ファイナンシャルプランナー。神戸大学経済学研究科修士課程修了。 メガバンクに勤務時は、富裕層や会社オーナーを対象とした投資相談業務に従事。同年代の友達と話していると自分の知識や経験は、普通の働く女性に貢献すべきだと実感、独立...

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