ビスコッティの簡単レシピ。グルテンフリーでさくっと美味
お菓子メーカーに勤める筆者と「間食」について考える全10回の連載。8回目は、簡単にでき、さくっと美味しいグルテンフリー(小麦不使用)なビスコッティのレシピをご紹介します。一度作るとくせになる、心がほくっとする話題の”ギルトフリー”スイーツです。
とても肌寒くなってきた今日この頃。熱々のコーヒーや紅茶と一緒に、イタリア生まれの”ビスコッティ”を楽しんでみてはいかがでしょうか?
■あらためて、”ビスコッティ”って何?
「ビス」は二度、「コッテイ」は焼くという意味です。その名の通り「二度焼き」したイタリアの代表的な焼き菓子です。
水分を減らしてあるため、普通のクッキーに比べてサクサク感は少ないぶん、噛みしめると深い味わいがあります。よく噛み、時間をかけて食べるお菓子のため、少量でも満腹感が得られるのは嬉しいですね。
普通のクッキーと比べて日持ちもするため、保存食にもなります。イタリアではそれぞれの家庭で作られたビスコッティをラッピングしてプレゼントに渡すという、素敵な習慣もあるそうです。
■簡単です。グルテンフリー”ビスコッティ”のレシピ
それではここから本題へ。小麦粉の代わりに米粉、白砂糖の代わりに甜菜糖を用いた、ギルトフリー(食べても罪悪感なし)なグルテンフリービスコッティのレシピをご紹介します。
材料(4人分)
◎米粉(60g)
◎アーモンドプードル(40g)
◎ベーキングパウダー(1g)
・チョコレート(30g=市販のものを砕いたもので構いません)
◎アーモンド(12g)
◎甜菜糖(50g)
・卵(1個/Mサイズが望ましい)
・油(大さじ1)
1.180°Cにオーブンを余熱します(オーブンレンジでも可)
2.ボウルに◎印の付いたすべてを入れ、ゴムベラなどでムラなく混ぜます
3.Mサイズの卵×1,油大さじ1を入れ、ゴムベラで混ぜます
固まらない場合は、水少し(大さじ1杯程度まで)入れます
ゴムベラで押し付けたり、こするつけたりするようにしてください
4.天板にクッキングシートを敷き、手でかまぼこ状に成形します
5.180°Cのオーブンで20〜25分間焼きます
※天板が熱くなっているため、取り出すときに火傷をしないよう注意してください
6.表面にこげめが軽くついてきたら、カットします
ゆっくり切るとアーモンドが切れない場合があるため、ザクザクと勢い良く切るのがコツ
※天板が熱くなっています。切るときもご注意を
7.切った面を上にして5〜10分程度焼き、また表裏を返して5〜10分程度焼きます
8.しっかり冷やしたら完成
カロリーは4人分で400kcalほどと低いです。ひとり分/3カットくらいなので、間食1回分としてはちょうどいい量ですね。
油もほとんど使わないためカロリーが低く、おからを混ぜ込んだり、カシューナッツ・くるみやゴマ、抹茶、きな粉などを入れてアレンジすると、さらに栄養価が高いおやつになります。
この冬、オリジナルビスコッティ作りをお楽しみください!