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【100万円のオンナ貯金#7】手取り額ごとの節約ポイントを紹介~自分に合うマネー習慣を見つけて

「給料日前になるとお金がなくなってしまう」「貯金するだけの金額が残らない」という人は、収入と支出のバランスが崩れているのです。どうしても自分のお財布事情を客観的に見るのは難しいですよね。そこで今回は、モデルケースと照らし合わせながら、項目ごとの支出額と節約すべきポイントをおさえていきましょう。

【100万円のオンナ貯金#7】手取り額ごとの節約ポイントを紹介~自分に合うマネー習慣を見つけて

うまく貯金できない人や毎月の給料日前になるとお金に余裕がなくなってしまう人は、一度収入と支出のバランスをチェックしてみましょう。当然ですが、自分の収入以上の支出をしていればお金がなくなってしまいますし、支出項目のバランスが崩れてしまうことも。

そうすると、自分の思ったところにお金が使えずストレスが溜まることになってしまいます。ここで一度、自分の収入と支出のバランスをチェックしてみましょう。

手取り月収18万円の人は「日々の出費を上手に節約」

手取り月収18万円~20万円の人は、毎日の生活の中でちょっとずつ節約して、全体の支出をうまくおさえていきましょう。

先に貯蓄に充てる分のお金を差し引いて、残りをうまく割り振っていきます。住居費や食費、娯楽費など、おさえられる出費は賢くおさえてください。

節約ポイントは?

住居費はできれば、手取り月収の2~3割におさえてください。

ただ、あまりに職場から自宅が遠すぎるとか、駅までの距離が遠すぎるというのもかえって無駄になりますので、友達とルームシェアをしたり、兄弟と暮らしたりと、上手に住居費を浮かすのも〇。

食費も、毎日自炊するとか、お昼はお弁当を持っていくとか、うまく節約しましょう。
その分、自分の好きなことにお金を使えるとストレスもたまりにくくなります。なにより、栄養バランスを考えて自炊することは健康にもつながりますし、料理のスキルもアップするので楽しんで自炊できるといいですね。

手取り月収18万円の場合のモデルケース

住居費:6万円(水道・光熱費含む)
通信費:1万円
食費 :2万円
服飾費:1万円
美容費:1万円
交際費:1万円
娯楽費:1万円
保険料:0.5万円
その他:1万円(日用品代や自己研鑽のための支出)
貯金 :3.5万円

手取り月収22万円の人は「確実な貯金を心がけて」

手取り月収が22万円以上あるのなら、まずはしっかり貯金することを心がけてください。
先に月収の2割を貯金用口座に移して、確実に貯金。使うところと抑えるところをはっきりさせて、無駄遣いを削減しましょう。

食費と交際費、娯楽費など、ちょっとした我慢とやりくりで、無駄遣いを防ぐことができれば、グっとゆとりが出ます。

節約ポイントは?

飲み会の回数を決めるとか、ちょっと安いスーパーまで週末足を運ぶなど、ささいな生活習慣で無駄な出費を抑えることができます。

また、つい手を出してしまうおやつも、ダイエットとかねて我慢するといいですね。おやつを買うためにコンビニへ寄ったら、ついつい他のモノも買いすぎた……という無駄遣いも減るはず。

手取り月収22万円の場合のモデルケース

住居費:7万円(水道・光熱費含む)
通信費:1万円
食費 :3万円
服飾費:1.5万円
美容費:1万円
交際費:1万円
娯楽費:1.5万円
保険料:0.5万円
その他:1万円(日用品代や自己研鑽のための支出)
貯金 :4.5万円

手取り月収24万円の人は「固定費の見直しを」

手取り月収が24万円以上ある人は普段の生活にはゆとりがあるはず。

なのでしっかり貯金分を確保しつつ、固定費の見直しで大きな節約効果を期待したいところです。通信費や保険料などで無駄遣いがないか、ひとつずつ確認していきましょう。

節約ポイントは?

保険料については、クレジットカードや会社の団体保険を活用すれば、効果的に抑えることができます。基本の生命保険は、独身のうちは保険金の額を抑えておいて、団体保険で足りない分を補うイメージ。

団体保険なら1カ月数百円から加入できますし、個人賠償責任保険がついているところを選べば、万が一のときの保障にもなります。自転車に乗る機会が多い人は加入しておくといいかもしれませんね。

手取り月収24万円の場合のモデルケース

住居費:7万円(水道・光熱費含む)
通信費:1万円
食費 :3万円
服飾費:2万円
美容費:1万円
交際費:1万円
娯楽費:1.5万円
保険料:0.5万円
その他:2万円(日用品代や自己研鑽のための支出)
貯金 :5万円

手取り月収26万円以上なら「きちんと貯金額を増やす作戦」

手取り月収26万円以上の場合は、割と思うようにお金が使えるようになっているはず。

ですので、もっと貯金額を増やすために作戦を立てましょう。
生活にゆとりが出てきたら、手取り月収の3割を安定的に貯金できるといいですね。3割をコンスタントに貯金していこうと思うと、毎月の支出を安定させなければなりません。

節約ポイントは?

たとえば、クレジットカードの使い過ぎをやめたり、給料日にまとめて消耗品を購入してほかに無駄なものを買わないようにしたりと、できるだけブレの出そうな支出の仕方をやめることです。

毎月の支出を安定させ、十分な金額の貯金ができるだけで将来も安心ですし、自分にも自信がついてきますよ。

手取り月収26万円の場合のモデルケース

住居費:7.5万円(水道・光熱費含む)
通信費:1万円
食費 :3万円
服飾費:2万円
美容費:1.5万円
交際費:1万円
娯楽費:1.5万円
保険料:0.5万円
その他:2万円(日用品代や自己研鑽のための支出)
貯金 :6万円

■お金の使い方を見直してみよう!

普段の生活の中で客観的のお金の使い方を見つめ直すことって、とても難しいですよね。

でも、モデルケースがあれば簡単に見直すことができます。「ここで使い過ぎなんだ」とか「ここのバランスが悪いんだ」とか、自分の中で計算してみて、しっかり貯金できる金額を確保しましょう。

【マネー部イベントが開催!】第1回 2018年は「貯まる女」になる

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大塚 ちえ

都内で働く金融系20代OL。スポーツと音楽が趣味。金融機関勤めで得た知識と経験で、キャリアやお金、結婚・恋愛のことなどいろんな女性の悩みに向き合う。現代日本に生きる働きすぎな女性にエールを送る記事をお送りします。

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