復縁成功後にうまくいくカップルと別れるカップルの違い 2/2
■変化を受け入れて復縁前よりうまくいったカップル事例
「もともと天邪鬼な性格で、彼に対して素直に好きだと言うことがなかなかできませんでした。その代わり、忙しい彼のためにお弁当を作って朝持っていったり、彼の欲しがっていたバッグを買ってプレゼントしたりと、私なりに尽くしてきたつもりです。彼は優しい人で、いつも私の好きにさせてくれていたけど、不満なのは彼からの行動がないこと。
いつも会うのを誘うのは私から。彼からは電話すらかかってこないし、デートのプランも何も考えずに会いに来たり、本当に私のことが好きなのか不安で……。つい意地悪をしたり愛情を試すようなことをしたりしてしまい、その度に彼がやっと言ってくれる「好きだよ」の言葉を欲しがってばかりいました。そんなことを繰り返していたら、ある日彼のほうから『もうついていけないよ。別れよう』と言われ、ショックのあまり彼の頬をひっぱたいていました。
『わかった。もういい』と言って別れたものの、私に殴られても疲れきった顔で無言のままだった彼の顔が頭から離れず、1カ月後に私からお願いして会ってもらうことに。久しぶりに会う彼はあまり元気そうでなく、思わず『大丈夫? 何かあったの?』と尋ねていました。すると、『振り回されるのに疲れて別れたはずなのに、君がいないと何も楽しくなくて』とぼそりとした声で返ってきて、それを聞いた私は思わず泣き出していました。
本当にごめんなさい、素直になるからと、やっと彼に頭を下げることができて、彼も『良かったらまた付き合って』と言ってくれたので、復縁することになりました。それからはひねくれた言動をしそうになるときもぐっと堪え、気持ちはきちんと言葉にするように努力しています。
彼のほうにも変化があって、私の好みのお店を見つけてデートに誘ってくれたり、ときどき電話をくれたりするようになりました。素直に気持ちを伝え合えるって幸せなことなんだなと実感しています」(29歳/受付)
いつも会うのを誘うのは私から。彼からは電話すらかかってこないし、デートのプランも何も考えずに会いに来たり、本当に私のことが好きなのか不安で……。つい意地悪をしたり愛情を試すようなことをしたりしてしまい、その度に彼がやっと言ってくれる「好きだよ」の言葉を欲しがってばかりいました。そんなことを繰り返していたら、ある日彼のほうから『もうついていけないよ。別れよう』と言われ、ショックのあまり彼の頬をひっぱたいていました。
『わかった。もういい』と言って別れたものの、私に殴られても疲れきった顔で無言のままだった彼の顔が頭から離れず、1カ月後に私からお願いして会ってもらうことに。久しぶりに会う彼はあまり元気そうでなく、思わず『大丈夫? 何かあったの?』と尋ねていました。すると、『振り回されるのに疲れて別れたはずなのに、君がいないと何も楽しくなくて』とぼそりとした声で返ってきて、それを聞いた私は思わず泣き出していました。
本当にごめんなさい、素直になるからと、やっと彼に頭を下げることができて、彼も『良かったらまた付き合って』と言ってくれたので、復縁することになりました。それからはひねくれた言動をしそうになるときもぐっと堪え、気持ちはきちんと言葉にするように努力しています。
彼のほうにも変化があって、私の好みのお店を見つけてデートに誘ってくれたり、ときどき電話をくれたりするようになりました。素直に気持ちを伝え合えるって幸せなことなんだなと実感しています」(29歳/受付)
このふたりが今でも幸せなお付き合いを続けているのは、変わるべきところをお互いに理解できているからです。
以前は彼の自発的な行動がないことが不満だった彼女ですが、どうして彼からは電話もデートの誘いもないのか、本当の理由に気がついていませんでした。彼女の天邪鬼な性格をよく知っているからこそ、自分たちの付き合いを彼女に委ねることが彼の愛情表現でした。
「僕が連絡する前に彼女からLINEがくるから」と笑っていましたが、彼女の満足を考えた結果が、「自分が何もしない」だったのですね。それが彼女の目には「愛されていない」と映ります。“好きなら彼女の好きなお店くらい調べるはず”“電話くらいかけてくれるはず”という期待と思い込みがあって、それが外れると傷つくから、怖いから、天邪鬼になる。彼のほうはそんな彼女の気持ちもわかるけれど、自分が提案してもひねくれて受け入れてくれないことが想像できるし、それで自分が傷つくのも怖い。
そんな悪循環があって、お互いに我慢を重ねた付き合いを続けた結果、別れました。
よりを戻したとき、彼女は自分の振る舞いがどれだけ彼を傷つけていたかを知ります。
彼は、何も行動しなかった自分に情けなさを感じ、彼女を好きでい続ける自信をなくしていました。
相手を信じること。
彼女が天邪鬼になるのも、彼が自分からは動けないのも、自分に自信がないからです。それを認め、心の壁を乗り越えて素直に相手の姿を受け入れることで、復縁した後も以前より幸せなふたりになれます。
人は鏡です。
お互いに変化を受け止め、以前とは違う自分で相手の前に立つことを望んだので、より確かな愛情を手に入れることができました。復縁の成功は、別れの原因をふたりで克服できてこそ。新しい関係を築くのは決して簡単なことではありません。だからこそ、以前とは違う努力が必要になるのですね。
■復縁してどんなふたりになりたいかを考える
復縁してもまた別れてしまうカップルには、
・お互いに「昔と変わらない」と思っている
・疑うことが増えて気が休まらない
・上下関係ができたようで窮屈に感じる
・疑うことが増えて気が休まらない
・上下関係ができたようで窮屈に感じる
などの特徴があります。
別れる以前の付き合いより、よりを戻した後のほうがしんどいなんて関係は、決して健全だとはいえません。
そうならないためには、「復縁したらどんなふたりになりたいか」を改めて考える必要があります。
別れの原因を突き止め、ふたりで乗り越えることができるか。
復縁の成功には、変化を受け入れる強さが欠かせません。
男性は、復縁したいと思ってもなかなか自分からは言い出せません。そんな心理についてはこちらでご紹介しています。
※この記事は2017年10月25日に公開されたものです