「がんと向きあえる、夢の病院とカフェのお話」
先日、がん患者、がんサバイバー、その家族の方々を支援するNPOが一堂に会する「がんを語りあう広場」というイベントがあり、ゲストとして「NPOの広報について」というテーマのプレゼンをさせて頂きました。
先日、がん患者、がんサバイバー、その家族の方々を支援するNPOが一堂に会する「がんを語りあう広場」というイベントがあり、ゲストとして「NPOの広報について」というテーマのプレゼンをさせて頂きました。
今、
２人に１人が、がんと宣告され、
３人に１人が、がんで亡くなれています。
DRESS世代のみなさん、大切なお友達や身内の方が、またはもしかしたらご自身もがんの経験のある方、決して少なくないと思います。
以前ブログでも書かせて頂きましたが、私自身も一度、晴天のヘキレキでがん宣告を受けた一人。（お陰さまで私の場合、宣告されてから３ヶ月後、奇跡的にがん細胞が消えておりました。が、やはり今も再発の不安を抱え、気をつけながら生活しております。。。）
今回のイベントを通じて、「がんに関わる社会の課題」に取り組む活動をされている多くの方々との良き出会いがありました。特に応援したいと思う活動、ここに二つ、紹介させて下さい。
数年前、自分ががん宣告を受けた時の経験から、ずっと夢想していたことがありました。
がんと向き合っている人たちのために、がん関連のライブラリーがあり、且つ、免疫力アップにつながるFood&Drinkメニューを提案する、居心地の良いカフェをいつかプロデュースしたいな〜と。
がん宣告を受け、家族にも会社の人にも心配をかけたくないから、と一人で悩んでいる人、又、がんになってしまった大切な人をどう助けることが出来るか悩む人などが、気軽に個別相談できる、ピア・カウンセンラー専門家がいるコンシェルジュ・デスクの部屋も用意し、そして、免疫力アップに効果があると言われているミュージックセラピーやヨガ、アロマエッセンスのセミナープログラムなども企画したいなと想っていました。
自分ががん宣告を受けた時、もしこんなカフェが近所にあったなら、どんなに救われていたでしょう。。。
もちろん病院にはがん相談センター、がんサロンを設置しているところは多いですし、どんどん活用されるべきだと思います。 ができれば、西洋と東洋医学の知恵をバランス良く包括的に提案する場があればと思っていました。
なんとイベントで、そんなカフェがすでに存在したことを知りました。
２０１２年にオープンした、岐阜市にある「感動カフェ・ディアス」というところです。酵素玄米ご飯のランチが食べられ、またラフター（笑い）ヨガやアロマ＆ハーブ講座、グリーフ・ケアのセミナーなど様々なイベントも開催されているそうです。
このようながんのピアサポート・カフェ、東京にもあると良いなと思いますが、
もしご存知の方いたら、ぜひ教えてください！
このようなコンセプトのカフェ、これからどんどん必要になってくるのではと思います。今後増えてくれば、全国にあるピアサポート・カフェのネットワークが生まれ、ディレクトリー・マップのウェブサイトを創り、がんに悩む人たちの間でもっと情報シェアができるシステムが出来ればと思っています。
そしてもう一つ、ここで紹介したいのが、
神戸市にある、小児がん治療中の子どもたちとその家族のために活動している「NPO法人チャイルド・ケモ・ハウス」です。
自分の家のような環境で家族が共に暮らしながら小児がん患者が安心して化学療法（抗がん剤治療）を受けられる、QOL(Quality Of Life-生活の質)に配慮した日本で初めての専門治療施設を運営されています。とても先進的で、このような施設が一日も早く、日本各地に出来ると良いなと思います。こちらのNPOが今、取り組んでいる「夢の病院をつくろうPROJECT」。夢のあるユニークな寄付の方法をご案内している、こちらのかわいいウェブサイトもぜひチェックしてみてください。思わず寄付したくなってしまします。
「がんを語りあう広場」
今回取り上げた２つのNPO以外にも「がんに関わる社会の課題」に取り組む素晴らしい活動をされている団体を紹介しているウェブサイトです。ご興味のある方は、こちらもぜひご覧になってみて下さい。
