遺伝子分析は効率よくキレイになれる近道かもしれない
遺伝子分析を受けてみました。目的はより効率よくキレイになったり、ダイエットを成功させたりするため。自分の遺伝子について知ることで、効果が出やすいことやそうでないこと、日頃の生活習慣で改善すべきことがわかるようになります。分析結果を受けて感じた個人的な感想を綴ってみました。
近々、サロンのサービスに遺伝子分析を導入することもあり、お客様におすすめする前に、まずは自分で遺伝子分析を受けてみました。
こういう「自分のことを知る」サービスというのは、興味のある方も多いのではないでしょうか。これが思った通り面白く、今までやっていたことが逆効果だったと発覚したり、何をすれば結果が出やすいか、というのがわかったりします。
まだ調べたことがない方は、何かの機会に調べてみることをおすすめします。
■遺伝子分析で「がんばっても痩せない理由」が発覚
今回受けたのは、フィジカル遺伝子分析という、代謝や肥満、筋肉のつきやすさなどを調べるもの。これを受けたことで、最近やっていたダイエット法でいまいち痩せなかった理由がわかりました。
調べたところ、私は、速筋(短距離走で使うような、いわゆるムキムキの筋肉)のつきやすさは、分析結果のグラフの最大値まで高くて、反対に、遅筋(姿勢を保つ体幹の筋肉や、持久力に関わる筋肉)のグラフは非常に低く、体幹の筋肉はつきにくいという結果が出ました。簡単に言うと、マッチョにはなれるけれど持久力はない、というタイプです。
その結果を受けて思い当たったのが、ここ2カ月ほどやっているダイエットの効果が出なかったこと。
最近書店でよく見かける『体幹リセットダイエット』を、私も試しているのですが、正直、続けているわりにはほとんど結果が出ていません。
というか、痩せる・痩せないという以前に、この運動がうまくできないのです。
ラクにできる、と書かれていたのでタカをくくっていたところ、最初はかなりきつくて、思ったほど足が上がらなかったり、よろけたりと、そもそも書かれている動きがうまくできず、「どれだけ運動不足なんだ」と愕然。
続けていくにつれて、なんとかまともにできるようにはなりましたが、それでもまだラクにできるというほどにはなっていません。
私はトレーニングのプロではないので、もっとフォームに気をつけたりすればまた違ってくるのかもしれませんが、普通の筋トレならちょっと続ければ容易にできるようになるのにおかしいなぁ、と思っていたところでの、この分析結果。
ただの運動不足かと思いきや、遺伝子的に体幹の筋肉のつきにくさも、関係しているのかもしれないと思っています。
反対に、毎日スクワットを20回やっただけで、私の太ももがサイヤ人みたいなムキムキの太ももに近づき、「20回なんて余裕すぎる」という状態に進化してきているのも、きっと遺伝子のなせる業なのでしょう。
同じダイエット法でも、合う人と合わない人がいるという、わかりやすい例ですね。
■効率よくキレイになりたいなら、遺伝子分析をしてみて損はない
遺伝子は一生変わらないものなので、一度調べてしまえば、その後ずっと参考にできるもの。
「遺伝子も個人情報だし」と、抵抗のある方もいらっしゃるかもしれませんが、美容やダイエットの結果を効率よく出したいのであれば、知っておいて損はないと思います。
私のような、すぐにマッチョになれるタイプが体を細くしたいと思ったときに、いわゆる筋肉をつけるトレーニングをしてしまっては、かえってがっしりしてしまいます。
また、活性酸素を除去しにくい遺伝子を持っている人が、活性酸素の除去を気にせずがむしゃらにジョギングをしてしまうと、痩せたけれど顔にシワが増えた、ということも起こります。
自分の目標とする状態を目指すために、何をするのがいいのか・何をしてはダメなのかがわかって効率が上がり、なおかつ結果も出やすくなるのでモチベーションも上がる、と、遺伝子を知っておくことのメリットは多そうです。
余談ですが、肥満や代謝に関する遺伝子のリスクはまったくなかったため、私が今太っているのは、100%生活習慣が原因であることも発覚しました。
そんな、日頃の生活を省みるきっかけになることも、遺伝子分析のいいところもしれません。
ダイエットだけでなく、美容やアンチエイジング面でもより効率を求めるべく、今度は美容系の遺伝子分析も受けてみようと思っています。