バストアップと密接に関わる女性ホルモン。成人女性のバストには乳房一つに15~20個程の乳腺が存在し、女性ホルモンの影響を受けて発達します。バストを覆う脂肪は乳腺を守るためにあり、乳腺が発達すると乳腺の周りの脂肪も増えていくこと、女性ホルモンとバストの関係性を知っておきましょう。
「ときめく感情」がバストアップと魅力アップを叶える
「ずっときれいでいたい」と思うなら、いつだって「ときめくこと」を心がけて。いつまでも肌にツヤを。バストにハリを。今回はときめくことで活性化されるホルモンを味方につけて、バストアップと魅力アップを叶える方法をお伝えします。
「女性は恋をするときれいになる」という言葉を耳にします。恋をすることで、今まで以上におしゃれや美容に力を入れたり、人から見られる意識が高まったり、好きな人の前で笑顔でいることを心がけたり……恋のパワーは素晴らしいと思います。
難しいことに、恋をするのは相手があってこそ。だけど、「ときめき」は意識することで誰でも簡単に湧き起こる感情です。ときめくことで実際に肌がきれいになったり、女性らしくなったりと魅力がアップするなら嬉しいですね。
このメカニズムは「ホルモンの働き」によるもの。今回はホルモンをコントロールして幸せときれいを両方手に入れる方法を考えてみました。
■幸福ホルモンの絶大なパワー
「ときめく」という感情が起こると、脳の指令で愛情ホルモン「オキシトシン」、喜びホルモン「セロトニン」などの幸福ホルモンが分泌され、女性ホルモンの働きが活発になります。
この幸福ホルモンは、嬉しいことや楽しいことがあったとき、ほどよい緊張感や非日常の環境にいるとき、ドキドキ・ワクワクすることを経験したとき、好きなことをしているときなどに分泌されます。
幸福ホルモンの分泌が女性ホルモンを活性化させ、肌ツヤがよくなり体が女性らしくなる。以前、女性ホルモンとバストアップの関係を書いたコラムでお話しした通り、ホルモンの力によって心身のバランスが整うだけでなく、バストアップ効果も期待できるのです。
■ときめきの感情が生まれる良習慣
ときめくという感情が生まれることは、恋愛の場面以外にも数多くあります。
・動物と触れ合う
・好きな芸能人をチェックする
・笑顔でいることを心がける
・太陽を浴びる
・旅をする
・自分が楽しいと思うことをとことんやってみる
・マッサージやトリートメントを受けてリラックスした状態になる
・ヨガやストレッチなど力を抜いた運動をする
など、身近なことで良いので、心地よいことを常に継続すると、幸福ホルモンが分泌されます。
また、力を抜いた状態でのスキンシップや、肌に触れる、触れられるなども◎。ときにはエステやリラクゼーションなど「自分のご褒美」をつくることがおすすめです。このとき、頭を空っぽにして瞑想することで気持ちが整い、より良い状態になります。
■幸福ホルモンを減少させるNG習慣
幸福ホルモンを分泌させるには、単に上記の行動をすれば良いというわけではありません。運動不足や栄養の偏り、日光を浴びない生活、睡眠不足などは幸福ホルモンに悪影響を与えます。
ホルモンの分泌を活性化させるためにも、習慣や生活を整えるためにも、以下のことを心がけてください。
・きちんと睡眠をとる
・朝日を浴びる
・1日30分以上の運動をする(通勤のときに歩く、なるべく階段を使うなど)
・就寝前にパソコンや携帯を見ない
・バランスの良い食事をとる
・ストレスをためない
・ネガティブな発言をしすぎない
・幸福ホルモンは腸の働きに敏感なので、腸を整える食生活を意識する
■ときめきの力でいつまでも素敵に
私自身、美容の仕事を通じて、DRESS世代の素敵な女性たちとお会いします。美容に費やす時間を楽しみ、変化を喜んでくださるとき、幸福ホルモンが分泌されているのかなと思うと、こちらも嬉しい気持ちになります。
仕事に夢中になったり、家事や育児に追われたり、それは決して悪いことではありません。ですが、もしあなたが加齢のせいで落ち込んだり、最近、ワクワク・ドキドキしてないなと感じたときは、幸福ホルモンの分泌を促す行動を意識的にとってみてください。
自分と向き合い、きちんと自分を褒めてあげること、いつまでも輝き自分らしくいようとする姿勢が
いつまでも美しくいるための、ひとつの方法だと思います。
素敵に年を重ねて10代、20代のときよりも、「今の私の方がきれい」だと胸を張って言える女性を目指したいものですね。