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【100万円のオンナ貯金#2】お金が貯まる仕組みづくりをしよう
貯金したいけどなかなか思うようにいかない、という人はまず、お金が貯まるしくみを作りましょう。たった1日でお金が貯まるしくみを作ることができます。今回の【100万円のオンナ貯金】では、仕組みづくりのために、やってほしい5つのことをご紹介。
お金を貯めたいと思ったら、お金が貯まる仕組みを作る必要があります。
意識的にお金を貯めることも重要ですが、あらかじめ仕組みを作っておけば、普通に生活をしているだけでお金が貯まっていく状態ができあがります。
こうなると精神的にも楽になりますし、お金を別口座に移し忘れて、うっかり使い切ってしまったなどのミスもなくなります。まずは1日、休日を使ってお金が貯まるしくみ作りをしましょう。
今回は、その1日のうちに必ずやっておいてほしい5つのことをご紹介します。
■お金に関する情報をひとつにまとめる
まずはお金の情報をひとつに集約し、それらにアクセスしやすくすることが重要です。
たとえば、最近ではネットで簡単に付けられる家計簿ソフトやアプリがありますよね。これらは、銀行口座の情報を集約して、自分の資産状況をすぐに確認できる点が非常に評価されています。
もちろんそういったアプリに抵抗を感じる人もいるでしょうから、無理に使う必要もありません。その場合は自分ですぐ見られるように管理しておけばよいのです。
たとえば、あなたがネット銀行を利用していたら、いつも使う家のPCのブラウザにお気に入り登録しておくだけでも構いません。IDやパスワードさえ、きちんと管理しておけば、すぐにアクセスできるようになります。
とにかく情報は分散しているとあまり役に立ちません。似たような情報はまとめて管理することでようやく意味を成すものです。
アプリをダウンロードしてさっとアクセスできるようにしたり、パスワードを失念しているなら再発行をしたり、ただ情報をまとめるだけでも意外とやることが多いと思います。
すべての銀行口座や証券口座にすぐにアクセスして、すぐに自分の資産状況や入出金に関する履歴を確認できるよう管理しやすい環境を整えましょう。
情報をひとつにまとめるついでに、銀行口座を整理しよう!
前述したように、自分の資産状況はすぐに確認できるように整えておくことが大事です。ただ、ネット銀行だけでなく、都市銀行や地方銀行を利用している人も多いかと思います。
今は都市銀行の多くがネットバンキングサービスを開始していますし、アプリやLINEですぐに残高照会できるシステムを構築している銀行もあります。すぐに残高が確認できない銀行は、よほど大きなメリットがない限りはこの際やめてしまうのもいいですね。
むやみやたらに銀行口座を持つのではなく、用途と目的を絞って銀行口座を持つことが重要です。
たとえば、アクセスしやすい都市銀行は給与口座に、利率が高いネット銀行は積立預金用口座に、信用金庫は大口定期預金用口座に、というようにそれぞれの銀行の特徴に合わせた使い分けがベスト。
その日のうちに、各銀行の用途を定め、お金の整理をしましょう。不要な口座を持っていることにメリットはありません。
口座管理料などがかかってしまったり、口座を凍結されてしまったりと面倒ごとを増やすことになるかもしれません。不要な口座については解約の連絡を入れておいて、必要書類を1日のうちに請求しておきましょう。
まだ、都市銀行のネットバンキング契約をしていない人は、この機会にネットバンキング契約をしておくのもおすすめ。
自宅や勤務先からATMが近くない限り、確認したいと思ったときに残高照会ができないのは不便です。それほど面倒な手続きでもないので、この日のうちに書類請求などをしておきましょう。
■自動積立預金口座を開設する
そして何より必ずやっておきたいのが、自動で積立預金ができる口座を開設する手続きです。
積立預金口座を作る場合には、利率の高めなネット銀行のほうがおトクです。利率を調べて、最も高く、かつアクセスしやすく、給与口座から自動的に積立をしてくれる銀行を探しましょう。
給与口座と預金用口座を分けることは貯金の鉄則。
給与口座から自動的にネット銀行の口座へ入金、そこから積立預金口座へ移すという一連の作業を自動でやってくれる銀行もあります。
この一連の作業を「自動で」やってくれる点がポイントです。これさえ設定しておけば、普通に生活しているだけで、お金が貯まっていきます。
■自分が最も続けやすい家計簿を研究しておく
さて、お金を貯めるときには家計簿をつけてください。これも鉄則中の鉄則。ですが、なかなか家計簿を続けることって難しいですよね……。
忙しかったり、つい忘れてしまったりして3日坊主になってしまう人も多いかもしれません。
そのために、この日は時間を割いて、自分にとってもっとも続けやすい家計簿を研究しておきましょう。
前述した家計簿アプリも、今はたくさんの種類が出ていますから、それらをすべて試してみて自分が「コレなら続けられそう」と思うアプリを探しておくのもいいですね。
手書きがベストだと思うのであれば、そちらでもまったく問題ありません。とにかく自分が面倒だと感じにくく、管理しやすい方法を探してください。
そして、家計簿をつけるということを習慣化するために、1日の生活の中で「どのタイミングで」家計簿をつけるのか、そのタイミングも検討しましょう。
たとえば朝の通勤電車の中で昨日使ったお金の整理をするのもよし。家に帰ったあと、歯磨きをしながらアプリに打ち込んでもよし。買い物したらその場でレシートを読み取って家計簿をつけるのもよし。
自分に合ったやり方とタイミングを検討し、家計簿をつけることを習慣化する準備をしましょう。
■項目ごとの目標金額を設定する
お金の使い方にはさまざま種類があると思います。
食費や娯楽費、被服費、交通費など……人によってその用途とかかる金額は違いますが、この日はそれらの項目ごとの目標金額を設定してください。
たとえば食費はなるべく自炊をして、月2万円におさえる、とか、娯楽費は1.5万円までにおさえる、など、目安となる金額を設定しておきましょう。
そして「月ごとに使う金額」と「週ごとに使う金額」という2つの基準を設けておいてください。
1カ月単位での目標金額を設定するだけでは、メリハリがつかずにズルズルとお金を使いすぎてしまうことが多くなります。
そうではなく、週ごとに金額設定をすることでお金の管理がしやすくなるのです。この週は使いすぎだから翌週はおさえようとか、来週は飲み会があるから今週は我慢しようといったリカバリーができるようになりますよね。
使いすぎたらすぐリカバリーできるように環境を整えることが、使いすぎを防ぐコツです。
■貯金を習慣化することが大事!
お金が貯まらない、と言っている人は貯金の習慣がないのでしょう。だから忘れてしまうし、残高のことを気にせずにお金を使いすぎてしまうのです。
しっかり準備をして、お金が貯まっていく生活を楽しみましょう。
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