「いつまでも堂々と独身でいられる時代」が来たッ!

「いつまでも堂々と独身でいられる時代」が来たッ!

「結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私はあなたと結婚したい」こんなセリフを使用したゼクシィのCMが大反響を得ている。女は早く結婚すべきものという鎖から解かれ、「救われた」と言う独身女性もいるほどだ。


■あのゼクシィが、「結婚しなくても幸せになれる」と言った⁉

そのゼクシィのCMとは、どのようなものなのか。街を上空からとらえた映像から始まるそのCMは、「70億人が暮らすこの星で結ばれる」というナレーションが流れる。

そして、結婚式を挙げる佐久間由衣と清原翔演じるカップルが、風船にぶら下がり、青い空にのほほんと浮かんでいく。

ナレーションはこう続く。「結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです」と――。

あのゼクシィが、「結婚しなくても幸せになれる」と言っている! 私は耳を疑った。

これまでゼクシィのCMが流れてきても、「私には関係ない」とスルーしてきた。しかし、今回は我が事のように耳を吸い寄せられてしまったのだ。

■「結婚=幸せ」はもう古い? 世間から賞賛の声

このCMは多くの反響を呼んだ。「時代を反映している」「誰の生き方も否定しないからいい」「間違いなくキャッチコピー史に残る名作」など、ネットには賞賛の声が相次ぐ。

独身女性からも、「無理に結婚しなくていいんだなと、救われる思い」「これまでのゼクシィのように、幸せを押し付けていない」「嫌味がない」と好評価。

既婚女性からは、「素敵なCM。私は結婚してるけど、もう今はこういう時代なのはわかる」という声も挙がった。

ご存知の通り、これまで日本では「結婚」が幸せのゴールだった。しかし、そんな風習は今や昔。現在は「若者の結婚離れ」が叫ばれている。先日、生涯未婚率は男性23.37%、女性14.06%という驚きの数字も発表された。

これまで、胸をはって「結婚しなくても幸せ」と言える独身者もいたはずだ。しかし、世間がそれを許さなかった。いくら言っても説得力がなく、「負け犬の遠吠え」と揶揄される始末。

そこでこのゼクシィのCMである。世間に対して「幸せな結婚」とともに「幸せな独身」という選択権を知らしめた。“結婚情報誌”のゼクシィが言ったことで、世間に絶大なインパクトを与えたのだ。

■改めて、結婚のメリット・デメリットを考える

私は、独身こそが幸せなのだと言いたいわけではない。この時代に生きる私たちは、「結婚 or 独身」の選択を能動的にしようと、主張しておきたい。

ここで、改めて両者のメリット、デメリットを改めて考えてみよう。まずは結婚についてから。

結婚のメリット
・家族が作れる
・収入が安定しやすい
・社会的信用が得られる

結婚のデメリット
・キャリアに全力疾走できなくなる
・時間・お金を好きなことに使えない
・自由なライフプランを送れない

続いて独身でいることのメリット・デメリットは。

独身のメリット
・時間・お金を自由に使える
・好きなようにキャリアを積める
・責任を持つのは自分だけでいい

独身のデメリット
・孤独を感じることがある
・将来の生活に不安を感じる
・世間からの目が厳しい

結婚と独身には、双方にメリットデメリットがある。どちらを取っても幸せになりそうだ。あなたなら、どちらを取るだろうか。

■変わりゆく時代の流れ、正しい幸せの選択を

21世紀に入り、女性の生き方の多様化がハイテンポで進んでいる。「独身が寂しい」という時代は終わり、堂々と独身でいられる時代がきたのかもしれない。

時代が変われば、結婚に対する人々の価値観も変わっていく。ゼクシィの言うように、結婚しなくても幸せになれる時代、一生独身でも大手を振って歩ける時代がそこまで来ている。

「結婚だけが幸せ」の価値観はもう古い。私たちは、世間に強制されず、好きなタイミングで結婚・独身を選択しよう。これが、この時代に合った「幸せ」のはずだ。

この記事のライター

あずま・かなこ。1983年生まれ。元女性サイト編集長のコラムニスト。テレビ・ラジオ出演多数。著書に「100倍クリックされる超Webライティング実践テク60」(パルコ出版)。趣味は鉄道一人旅。

関連するキーワード


結婚 独身

関連する投稿


自己肯定感の高い男性をパートナーにしよう――女医の恋愛事情から見える大事なこと

自己肯定感の高い男性をパートナーにしよう――女医の恋愛事情から見える大事なこと

内科医のわたしが綴る、リアルな「女医たちの恋愛事情」。そこから見えてくる傾向には、女医という職業に限らず、高学歴・高収入な女性たちにもあてはまるものが少なくないのではないでしょうか。


木を一本描いてみて! あなたの結婚相手が見えてくる絵診断

木を一本描いてみて! あなたの結婚相手が見えてくる絵診断

今回は、描いてもらう1本の木から「あなたの結婚相手が見えてくる」投影法テスト をご紹介いたします。あなたの結婚相手は、一体どんな性格なのでしょう。そして、どんなふたりになるのでしょう。それでは、紙とペンを用意してください。そして深呼吸をして、紙の上に1本の木を描いてみましょう。


2018年、愛される女になる秘訣は「カオナシ」卒業にある

2018年、愛される女になる秘訣は「カオナシ」卒業にある

合コンも、ネット婚活も、お見合いも全然うまくいかない。自分はそれなりに可愛いし、年齢より若く見えるし、性格も悪くない。でもなぜか素敵な人に選ばれない。一体なぜなのか。


おひとりさま女性の老後=孤独、とは限らない

おひとりさま女性の老後=孤独、とは限らない

「独身だと老後が孤独」とは本当でしょうか。診察を通じて多くの高齢おひとりさま女性と接している内科医の私。その考えは違うのでは、と思うようになりました。配偶者がいようといまいと、最後はひとりになる女性が多いです。生涯おひとりさまでいる女性のなかにも、人に囲まれ、大切にされる方も少なくないからです。彼女たちの共通項とは。


結婚しても「ひとり」であることからは、絶対に逃れられない【生き方は多様化してきたけど、やっぱりひとりは寂しい?】

結婚しても「ひとり」であることからは、絶対に逃れられない【生き方は多様化してきたけど、やっぱりひとりは寂しい?】

文筆家の小野美由紀さん、ラブジャーナリストの中村綾花さんが「女性がひとりで生きていく」をテーマに対談をスタート。中村さんは結婚してから、さらに「孤独」について考える機会が増えたようで――。


最新の投稿


鏡の前に立って、自分の肌と向き合う【わたしを助けてくれる肌ケア】

鏡の前に立って、自分の肌と向き合う【わたしを助けてくれる肌ケア】

『DRESS』2月特集は「ほしいのは“前向き“肌」。肌という“基盤”は心までも左右するパーツ。そんなお肌を美しく保つ秘訣をDRESSを舞台に活動していただいている女性たちに聞いてみました。ここでは、DRESS編集長の池田園子さんが、自身の肌ケアについてご紹介します。


感情をぶつけるのはアウト。子どもの上手な叱り方とは【大人の上手な怒り術#6】

感情をぶつけるのはアウト。子どもの上手な叱り方とは【大人の上手な怒り術#6】

怒りと上手く付き合うための心理トレーニング「アンガーマネジメント」。一般社団法人日本アンガーマネジメント協会理事・戸田久実さんがお届けする連載【大人の上手な怒り術】第6回では、子育て中のイライラを解消する方法について解説してもらいます。


化粧水と乳液があればいい。他はサブ。基礎化粧品の正しい選び方

化粧水と乳液があればいい。他はサブ。基礎化粧品の正しい選び方

『DRESS』2月特集は「ほしいのは“前向き“肌」。年齢を重ねるにつれて、肌の悩みが変わってくるなか、乾燥をなんとかしたい……と感じる方も少なくありません。今回は基礎化粧品の選び方を見直します。ライン使いはマスト、と考える方もいるかもしれませんが、実際は化粧水と乳液さえあればOK!?


「アップルタイザー」がさくらデザインボトルが当たるキャンペーンを実施中

「アップルタイザー」がさくらデザインボトルが当たるキャンペーンを実施中

抽選で50名様限定! 人気イラストレーター“マリー・アセナ”さんデザインのボトルが当たります。世界中で親しまれている果汁100%のスパークリングジュース「アップルタイザー」のさくらデザインボトル、プレゼントキャンペーンを3月8日まで実施中です。


彼がもっと素敵に見える。女性が押さえておきたい男性用バッグの常識

彼がもっと素敵に見える。女性が押さえておきたい男性用バッグの常識

革靴と鞄の色や素材を合わせれば、見た目に統一感が生まれ、洗練された印象を作ることができます。重厚感や堅実なイメージも出せるんです。ナイロン素材の鞄を使う日があったとしても、ひとつは革素材の鞄を持っておくことをおすすめします。ビジネスシーンにふさわしい鞄選びをパートナーとふたりでしてみてはいかがですか。