育児中でも息抜きは必要! 子連れでの夜の外出と、夜更かしについて
子どもが生まれてから、夜に外に出かけるということを「なんとなくいけないこと」だと感じてやめた方も多いかと思います。でも「たまには夕飯を外で食べたい!」と思うなら、それを実行してみてもいいのではないでしょうか。
「育児がつらいときに思い出してほしい言葉」の記事で、「お母さんは、手を抜くことをがんばって!」という言葉を、育児講習会で先生に教えていただいたことをお話をしました。
私もその言葉に背中を押され、疲れた日には手抜きをして、外食をするようになりました。
ただ、「思い切って何かをしよう!」と、心に決めたときに限って、子どもがいつもと違う動きをしてしまうもの。まさにその日も、出かけようとしたときに子どもが急に寝てしまったのです。
決まった時間にお昼寝をさせようと思っても、自分の都合を優先してしまうことも多々あり、なかなかそうはできなかったので、寝てしまう時間も予測できない状況でした。
■小さい子連れでの夜の外出
一度寝てしまうと、なかなか起きてくれない長女。
そんな長女が起きるのを待って、出かけたのは20時半頃でした。そうなると、帰りはだいたい22時頃。小さい子どもにとっては遅い時間です。
そのときに、すれ違う人たちの少し冷たい視線を感じました。
まるで「なんで、こんな時間に、小さい子どもを連れ出しているの?」という心の声が聞こえてくるように感じます。
「遅い時間に小さい子どもを連れ出している」という私の罪悪感から、そう感じただけで、気のせいだったのかもしれません。
確かに、夜中に小さい子どもが外にいることは、歓迎されることではないですよね。私も子どもがいなかったころは、同じように思うこともありました。
たまに見かける家族に、こんな時間に子どもを外に連れ出さなくてもいいのでは……と。
■人には、それぞれの事情がある
でも、実際に子育てを始めてみて、子どもを夜に連れ出すことには、家庭それぞれの事情があることに気づきました。
どうしても買い物に行かなくてはいけないとき、子どもを置いていくことはできないため、一緒に連れて行くこともあります。
今回のように、子どもが寝てしまって夕飯の時間が遅くなったり、夜に外食したりするのは、約3ヵ月ぶりのことでした。
息抜きをしないまま疲れてしまい、その結果、子どもたちにあたってしまうことを考えると、夜の外出は許されることなのではないでしょうか。
■きちんとしない日があってもいい!
帰ってきて、子どもたちが寝た後は、次なる息抜き!
それは「映画鑑賞」。
疲れているので、早く寝たほうがいいですが、好きなお菓子を準備してたまには夜更かしをしても良いのでは?
「ママだからきちんとしなければならない」というプレッシャーから開放される時間も必要です。
小さい子どもと一緒だと、映画館に行く機会はなかなかありません。
また、DVDをレンタルしてこようと思っても、時間に余裕がなく、映画を観たのはいつだっただろう……という状況に陥ったりもします。
そんなときに、ぜひ観ていただきたい映画があります。
2009年公開のインドの映画『きっとうまくいく』です。
泣いて、笑って、楽しくて、最後は、すっきり、元気になれます。泣くことはストレス解消にもなるといわれているので、ただ悲しいだけではないこの映画をおすすめします。
少し疲れたな、なんだか元気が出ないなというときは、自分の中にある「親としてしっかりしなければいけない!」というプレッシャーから、自分を少し開放してあげて、息抜きをすることも元気を取り戻すひとつの方法ですよ。