​『バチェラー・ジャパン』出演女性に学ぶ男の落とし方:森田紗英編

​『バチェラー・ジャパン』出演女性に学ぶ男の落とし方:森田紗英編

『バチェラー・ジャパン』とは、Amazonプライム・ビデオで配信されている、恋愛リアリティショー。一言でいうなれば、それはひとりのハイスペック男を巡る、25人の女性たちのバトルロイヤル。今回はそんなシビアな戦いを、残り2人まで勝ち抜いた、森田紗英に注目したい。


■ひとりの男を巡って25人の女性が争う『バチェラー・ジャパン』

Amazonプライム・ビデオにて先日完結した『バチェラー・ジャパン』シーズン1(全12回)をご存知だろうか。

「バチェラー」とは英語で「独身男性」を指す。この番組では、結婚を真剣に考えているひとりの男性を、25人の女性があの手この手で落とそうとする。

そして番組の最後に、いいな、と思った女性にだけバチェラーがバラを渡し、最後のひとりを決めるまでそれを繰り返す、いわばひとりの男性を賭けたバトルロイヤルだ。

今回はそんなシビアな戦いの中、最後のふたりにまで残った、「モリモリ」こと森田紗英を取り上げたい。

■バチェラーからデートに誘われない女

モリモリは第7話までは、本人もなぜ自分が残っているのかわからないくらい、バチェラーと接する機会が少なかった。

バチェラー・ジャパンでは、グループデートや2ショットデートを経て、番組の最後に行われるローズセレモニーによって、毎回ひとり〜数人の女性と「お別れ」していくスタイル。

そのため特にシーズンの前半では、バチェラーとデートをする機会があった人ほど、バチェラーから「ナシ」と判断され、バラをもらえずに番組を去るということが多かった。

だからモリモリのように、あまり関心を持たれていない女性は逆に残りやすく、そして本人もそれを重々自覚していた節がある。またまわりの女性からも「自分よりモリモリは下。モリモリよりかは自分の方がバチェラーに愛されている」、とある意味でなめられていたと思う。

■ようやく訪れたふたりきりの時間で愛を叫ぶ

そんな流れが変わったのは、第8話のこと。残ったメンバーの中で、バチェラーと最も親密な関係にあるように見えた柏原歩が、「バチェラーが次に2ショットでデートする相手」として指名したのが、モリモリだった。

柏原歩がなぜモリモリを指名したかは、言うまでもない。たとえ2ショットデートをしたとしても、バチェラーが親密になりそうにない相手だから大丈夫――そう判断したからだ。

そんな2ショットデートに行くことになったモリモリに注目しよう。バチェラーから直接指名されたわけではない、いわば「お情け」のデートであるにも関わらず、喜びが体中から溢れている。

そして誰もいない雪山とはいえ、モリモリは「大好き!」と大声で叫んだ。それまでにバチェラーがデートをした女性が、「好き」をややもったいぶって伝えていたのにくらべて、モリモリのストレートさはバチェラーにとっても新鮮だったのではないか。

さらにその後モリモリは驚くべき行動に出る。バチェラーとの2ショットデートをした直後、彼女はバチェラーが次にデートする相手を指名する権利を得た。

そこでモリモリが選んだのは自分自身。そう、他のメンバーからのひんしゅくを承知で、2日連続でバチェラーとデートをする、という選択をしたのだ。

■ひんしゅく覚悟で、それでも伝えようとするまっすぐさ

翌日のデートの待ち合わせ場所にきたモリモリを見て、バチェラーは当惑しているように見えた。空気読めよ。誰もが思うし、バチェラーも、他の女性とデートすることを期待していた、と当時を振り返りはっきりそう言った。

モリモリがエラいのは、それをわかった上で、卑屈になるのではなく、自分を知ってもらおうと懸命に努力し続けたことだろう。自分がどんな人間か、バチェラーのことをどれくらい好きか。そのぶれないまっすぐな思いが伝わり、そこからバチェラーの中でのモリモリのポジションが急上昇することとなった。

■好きな男にこそ、駆け引きはせず、素直に愛を伝える

その後も一貫して、モリモリは「素直」を貫いた。他の参加者がもったいぶった言い回しをする中で、モリモリはいつも率直な感情をバチェラーにぶつけていた。

恋愛に駆け引きはつきもの、と誰もが思っている。ただ今回のバチェラーのように結婚相手を探している男性にとって、駆け引きよりも「素直」はより魅力的た。だって生涯を共に過ごすと誓うのだ。だったら自分をより深く、誠実に愛する女性の方がいい。

モリモリは確かにかわいらしいけれど、他に残った女性たちと比べると、凡庸といえるかもしれない。顔立ちも体も、そしてウェイトレスという職業も。

ただ彼女は他の誰よりもバチェラーに対して、ひたむきに素直に愛を表現した。そこに凡庸ながらも、好きな男性を勝ち取るための秘訣がある。

好きな男にこそ、駆け引きはせず、素直に愛を伝える。モリモリの真摯なバチェラーへの愛の姿勢は、私たちも参考にしたい。

この記事のライター

1977年生まれ、宮城県仙台市出身、早稲田大学卒。大学在学中から大手女性誌やムック本などで占い、美容、投資、セックスなど多岐にわたるジャンルの記事を執筆。 結婚、離婚を経て、現在は外資系企業でのマネージャー業務のかたわら、...

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