手帳を持たない私が、改めて気づかされた「手帳の効果」
直近2年間は手帳を持たずに、全てのスケジュールを「Googleカレンダー」に入れて管理していたという安藤さん。そんな彼女が改めて気づかされた、手帳がもたらすメリットや効果とは? 安藤 美冬(あんどう みふゆ)さんの連載第9弾は、手帳を持つことのメリットやその効果について。
近頃は、手帳といっても用途に合わせて種類もさまざま。万能に使える手帳はもちろん、熱烈なファンに支えられている「ほぼ日手帳」、朝専用で使える「朝活手帳」や、自分のスケジュールに加えて夫や子どもの予定も並列して書き込める「働くママの手帳」など、ちょっと変わり種の手帳も増えてきました。
■手帳を持たなかった私が気づいた「メリット」
私はと言うと、この2年間は手帳を持たずに、全てのスケジュールを「Googleカレンダー」に入れていました。
メモはスマホのメモ機能で、「TO DO リスト」は「remenber the milk」というアプリでそれぞれ管理。
こうしてスマホに一元化するほうが私もスタッフもスケジュールを共有できますし、手帳を持たない分、荷物もかさばらずに便利だったのですが、つい最近手帳を購入。この2年間を振り返ってみて、改めて“手帳の効用”について気づかされたからです。
■手帳を持つことで得られるメリット
スマホに入力するだけでは決して味わえない、手帳の醍醐味。
それは……
・スケジュールも、メモも、TO LISTも、すべて一カ所にまとめられる
・電話しながら、メールしながらでも、手元に手帳を置いて同時作業しやすい
・1週間、1ヶ月、1年の予定をざっくり見渡せる
・自分の手で書き込むほうが記憶に定着しやすい
・ 気に入ったデザインのものだと、気分がアガる
・ポストカードやステッカー、写真などを入れて自分好みにカスタマイズできる
・「月、年の目標」「やりたいことリスト」「会いたい人リスト」など、普段は声を出すのにちょっと恥ずかしい夢や目標も、手帳ならスラスラ書き込める
・仕事やプライベートの予定を書き込むたびに充実感が味わえる
・「TO DO リスト」を終えて棒線を引くたびに爽快感が味わえる
・書き込みで真っ黒になった手帳を見て気づくことがある。例えば休みを入れるなどしてリセットしやすい
・ 誰にも知られたくない「秘密の予定」を書き込める(!)
■おすすめ手帳
ちなみに、私がオンラインに切り替える前に数年感愛用していたのはこちらの手帳。
デザイン的にはかなりイマイチなのですが、見開きで3年分のカレンダーを見渡せたり(中期目標設定に便利)、並行して行うプロジェクトをまとめて管理できるページがあったり、1週間分のスケジュールページに「TO DO リスト」や「メモ」をしっかり書き込める充分なスペースがあったりと、何かと仕事がはかどる優れた手帳なんです。
そんな風に考えながらパラパラと手帳をめくっていくと、女性が使っていていい気分になれるようなデザインでいて、会社員でもフリーランスでもどんな立場でも仕事がびしっとできるような手帳にまつわるアイデアが浮かんできます。こうなったら、DRESS読者&編集部と合同で手帳をプロデュースするのもいいかも!? と夢は膨らんでいき、早速、「今年のやりたいことリスト」に書き込んでみるのでした。