旅行中、荷物は少なくしたいもの。でも、女性の旅は服と化粧品で、どうしても重たくなりがちです。旅に連れ出す洋服を減らし、荷物を少なくする方法を5つご紹介します。少なくした荷物でスマートな旅行を楽しんで。
少ない服でおしゃれに暮らすなら、ストールを味方につけて
少ない服でおしゃれに暮らす――そんなスタイルにシフトしたい人にとって、限られた数の洋服で過ごす旅は絶好のレッスンチャンス。このとき心強い味方になってくれるのは、小さくまとめられるストール。上手く使って少ない服で旅中もおしゃれに暮らす私に。
■少ない服で暮らす最高のレッスンは旅
少ない服でおしゃれを楽しむ暮らしにシフトするならば、限られた数の洋服で過ごす旅は絶好のレッスンチャンス。旅行中に少ないアイテムでも納得のいくコーディネートを実践できれば、その経験は普段の生活でもきっと活かせるでしょう。
そこで今回はちょっと季節を先取りして、夏休みのリゾートを想定した旅の荷物とコーディネートを考えてみます(冬に暖かい国へ行くときにも参考になるはず)。想定するのはショルダーバックひとつで出かける軽快な旅!
■少ない服で暮らすための洋服リスト(夏のリゾート編)
- キャミソール×2
- 半袖Tシャツ
- 長袖Tシャツ
- 襟付きシャツ
- カーディガン
- コットンバンツ
- デニム
- ワンピース
- ストール×2
- スニーカー
- ビーチサンダル
- パンプス
このほか、下着類や化粧品なども必要になりますが、襟付きシャツやカーディガン、デニム、スニーカー、ストール1枚は身につけて移動すると考えれば、これでもバッグひとつに十分収まる分量です。
すべてをお気に入りアイテムで揃えると、1週間程度は十分快適に過ごせる小さなワードローブになるでしょう。ワンピースや靴は小さくたためるものを選択すれば、さらに荷物をコンパクトにできます。
■大きめストールでニュアンスを楽しむ
少ないアイテムなりに、シーンによって印象を変えて楽しみたいならば、長さが200cmほどある大きめサイズのストールが強い味方となってくれます。たとえば上記リストのアイテムで考えても
- キャミソールの上から肩がけに
- 襟付きシャツのボタンを多めに開け首元にくるっと一周させる
- ワンピースに合わせ首から垂らして縦長のラインを強調
といったアレンジが可能。色・柄・素材などが異なるものを2枚程度持参して、組み合わせるアイテムを変えれば、いろいろなシーンに合う装いが作れるのでとても便利。
ストールを使ったコーディネートは、旅に限らず普段の生活でももちろん応用できます。シャツやワンピースに派手な色柄を使うのは抵抗がある方でも、ストールならばちょっと冒険して普段と違う凝ったデザインのものも選べるのではないでしょうか。
■少ない服で暮らす旅では「欲張らない」
以上、バッグひとつで旅をするコーディネートプラン、みなさんならどんなアイテムをリストアップしますか?
空港で荷物を預ける、受け取る時間の短縮やLCCでのコスト削減、滞在先での管理しやすさ、そして何より身軽な行動ができるなど、バッグひとつの旅はメリットも多いけれど、女性が持ち運ぶのに苦にならない重さはせいぜい6〜7kg程度。
機内持ち込み荷物の重量制限は10kgに定められている場合が多いですが、制限いっぱいまでと欲張ると荷物がどんどん増え、却って身動きが取りづらくなってしまいます。
「迷うなら持っていかない」
「現地調達できるものは入れない」
などパッキングのルールを決めておけば、すっきりまとめられそうです。
また、液状の化粧品などを多めに持参したい、現地でお土産をたくさん購入する予定がある場合など、機内持ち込み鞄ひとつで移動するのに適さないケースもあるのでご注意を。
旅上手はおしゃれ上手。旅のシチュエーションに合わせて、さっと準備ができたら素敵ですね。