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「逃げ恥」を見て考えた、夫婦が性格・価値観の不一致を乗り越えて、うまく暮らしていく方法

ドラマ「逃げ恥」が大好評のうちに最終話を迎えました。「逃げ恥」ロスに悶々とする人も少なくありません。そんな逃げ恥ブームから、夫婦が互いの「不一致」を乗り越えて、うまくいく方法を考えてみました。

「逃げ恥」を見て考えた、夫婦が性格・価値観の不一致を乗り越えて、うまく暮らしていく方法

本当に今期のドラマは楽しかった。とくに『逃げるは恥だが役に立つ』(以下、逃げ恥)は、ムズキュンなんて言われて、確かに2人の進展スピードは遅いのだけど、着実に成長する姿にキュンが詰まっていて見入ってしまいました。

いやー私もあんな運命の男性と出会って、成長を感じながら愛を育みたいものだ……と思って見ていたのですが、1つ、いや2つ……気になることがありました。

それは夫婦になるのに、共同生活を送っているのに、「どうしてそこはスルーなの?」という点が多かったことです。そこをスルーすることによって、夫婦らしさが一切感じられない。

ドラマなんだからいいじゃんと思いそうですが、契約とはいえ夫婦という共同生活を営むうえで、トラブルの元になりそうなシーンがことごとく省かれているのは、みなさんはどう思ったのでしょう。

逆を考えれば、ここを押さえれば夫婦が一層上手くいくのかもしれない。そんな視点でドラマを見ると、また面白さが増すような気がしてきます。

■「逃げ恥」の秘密 その1トイレと風呂のシーンがない!

離婚理由の1位ともいえる「性格の不一致」。つまりは価値観の不一致といえる問題ですが、不一致やイラッとする気持ちが生まれやすい場所でのシーンが、ことごとくない点については、みなさん気づいていたでしょうか。

もちろん「お金の話」「プライベートな時間の話」「性の話」はあったわけですが、2人の生活の中身については意外とざっくりしていたような……その最たるものは、トイレとお風呂のシーンです(温泉入浴シーンは除く)。

その人の1番素が見える場所なうえ、使い方に独自ルールがあり、相手のやり方にイラっとすることも多い場所が、風呂とトイレでしょう。

たとえば使用後に男性が便座を下ろさないでモメるとか、ありがちですよね。
部屋でのリラックスタイム中に、うっかりおならが出てしまって慌てる……なんてのは、どのカップルにもある話。

契約結婚で距離を縮め合っているとはいえ、別の意味で生々しさが欠けた2人には、やっぱり美しさしか感じないし、ここの不満を解消させることは、愛を長く保つことにもつながるような気がするのです。

■「逃げ恥」の秘密 その2 みくりの私物と生活スペースがあるようでない!

もう1つ気になった点。それはみくりが津崎宅で暮らし始めた後の生活スペースの問題です。

1LDKだから寝室はないとしても、みくりの家財道具が搬入されてからも、インテリアや私物の多さが変わっていない。つまり妻のプライベートスペースがゼロという問題です。

いくら契約結婚とはいえ、自分のスペースがゼロだったら、イライラも募ると思うのですが、それは私がワガママだからでしょうか。

実は一度目の結婚で、筆者は「相手の家に嫁ぐ」という、みくりと同じシチュエーションを経験したことがあります。当然相手の家のインテリアは完成されており、自分のスペースを確保したり、自分の好みを反映したりする余地があまりになく、不満が爆発した経験を思い出しました。

みくりくらい年頃の女子であれば、部屋の好みはこんな感じで〜とか、自分の綺麗を保つためのメンテナンス道具もいろいろあるでしょう。

■「逃げ恥」のムズキュンを支えるのは、生々しい生活部分の削ぎ落とし?

お風呂上がりにオイルやクリームはどこで塗りこんでいるのでしょうか? そもそも着替えはどこでしていたのでしょうか? とか考え始めると、「やっぱりこんなの夢物語だよなー」とか思っちゃうわけです。って、テレビの中の物語なんですけど。

こうして「愛を削ぎ落とす問題」という視点でドラマを見ると、逃げ恥のムズキュンを支える土台というのは、生活上気になる部分がカットされ、それにより愛が育ちやすい環境になっているということなのかもしれないなあと思えてきます。

でもまあ「私もあんな運命の恋がしたい」と思った女子の多数は、きっとみくりレベルの料理スキルを持ち合わせていないことでしょう。

ということは、我々ムズキュン共感女子がやれることはまず、料理スキルを上げること。って、それじゃあ普通の自分磨きとなんら変わらないわけで、けっきょく幸せのカナメはそこか〜と、一気に現実に引き戻されてしまうのでした。

Text/おおしまりえ
雑食系恋愛ジャーナリスト・イラストレーター
10代より水商売やプロ雀士など人気商売に身を投じ、のべ1万人の男性を接客。20代で結婚と離婚を経験後、現在鋭い観察眼と、男女のコミュニケーションの違いを研究し、各種エッセイを執筆中。

おおしま りえ

10代より水商売やプロ雀士、素人モデルなど人気商売に身を投じ、のべ1万人の男性を接客。20代で結婚と離婚を経験し、本音を見抜く鋭い観察眼と分析力を体得。現在、恋愛ジャーナリストとして芸能人の恋愛分析やマッチングアプリの攻略法...

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