「どこにいても潤い輝く肌を作るコツは?」平野宏枝さんに聞く【オトナの美旅スタイル#11】
旅行中はいつもと違う環境にいるせいか、乾燥肌になったり吹き出物ができたり……肌の調子が不安定になることも。日本とLAを往復しながら活躍するビューティコーディネーター平野宏枝さんに、どんなときでも潤いあふれる美肌を手に入れる秘訣を伺いました。
旅するジャーナリスト・小野アムスデン道子です。旅をしていても、いつでもどこでも女性は美しくありたいもの。今回は、日本とLAを往復しながら活躍するビューティコーディネーター平野宏枝さんによる世界初・天然ヒト型セラミド配合美容液「CERAPLE(セラプル)」の発表会に伺いました。
平野さんと初めて会ったのは、カリフォルニア州LAから郊外のレイク・タホやナパバレーまでを訪ねて、その魅力を探るという取材の現場。LAの明るい空が似合う素敵な笑顔で、美容の領域を専門に女性の美をさまざまに提案しているということでした。
■年齢肌の悩みを解決したい
――そんなジェットセッター、平野さんがプロデュースした「セラプル」とは、どんな美容液なんでしょうか?
「1本でブースターに化粧水、美容液、乳液の役割を発揮して、肌の基礎力と免疫力を上げて『ブレない』肌へ導いてくれる美容液です。そのベースになっているのは醸造発酵物から精製された保湿成分、世界初の天然由来の『ヒト型セラミド』です。この成分に出会ったのはラスベガス。世界最大級の美容展示会コスモプロフでのことでした」
――運命的な美容成分との出会いは、日本のバイオベンチャーの海外出展だったのですね。そこでスキンケア商品のプロデュースまでにいたった経緯は?
「大学時代にリハビリメイクの第一人者かずきれいこ先生のメイクアップによる女性の美と豊かさを導く力に感銘を受け、かずき先生の会社で働きながら、ホスピスや老人ホームなどでボランティアメイクを行いました。美容が人の生き方をハッピーに変えていくことを実感したんです。メイクレッスン会や撮影会、イベントなどを通して多くの女性の美の悩み耳を傾けるなか、肌そのものへの悩み、特に年齢肌の悩みを抱えている人をスキンケアでもサポートしていきたいと思うようになりました」
■ボーダレスな美容液のひみつ
セラミドとは肌の角層細胞の間にあって水分蒸発を防ぐ成分です。今までのコンニャクや大豆などに含まれる天然セラミドは、人の皮膚にあるセラミドではなく、ヒト型セラミドは合成品しかなかったそう。そんななか、バイオベンチャーの研究機関がしょうゆの搾りかすという醸造発酵物から、天然由来のヒト型セラミドの精製に世界で初めて成功したのだそう。
「もともと自分自身もアトピーで肌に悩みを抱えていたことも、スキンケアに敏感だった理由の一つ。この『天然ヒト型セラミド』による肌の潤いやツヤのアップを自分で試して実感することができました。自分が直に美容のアドバイスでアプローチできる人数は限られているけれど、スキンケアの商品を通して肌の基礎力をつけ、『ブレない』肌で自信を持ってほしいと思ったのです」
――この「天然ヒト型セラミド」をベースに数多くの女性に使ってもらえるスキンケア製品にしていくためにこだわったのは、どんな点でしょう?
「日本とLAを行き来する自分の体験を通して、オンとオフ、朝と夜、都会と自然の中などさまざまなデュアル(二重の、ふたつという意味)ライフでバランスを取る大切さを開発コンセプトにしました。なので、1本でブースターに化粧水、美容液、乳液の役割を持って、さまざまな場面で使え、年齢や肌質、性別を問わないボーダレスな美容液になっています」
■いつでもどこでも「ブレない」肌でいたい
乳白色でとろっとした使用感。肌なじみがよく、つけた後はしっとり感が持続。オーガニックアロマオイルの香りも癒されます。そして、フタを取ってワンプッシュで出せるのは、飛行機の中でもどこでも使えて旅にもぴったり!
「保水効果、潤いやハリなど肌のデュアルバランスを整えてくれる美容成分のほか、ホホバオイルやスクワランオイルなど4種のオイルを含む一方で、エタノールやパラペン、鉱物油、合成香料、着色料、石油系界面活性剤は使用していません。エアレスポンプで抗菌も考え、飛行機の中でも使える仕様にしました。自然の力で、いつでもどこでも『ブレない』美肌になるお手伝いができるとうれしいです」
日本とLAを往復しながらの生き方を綴った『気持ちいい毎日を生きるLAスタイル』(双葉社)を上梓。旅の取材でも、活き活きしてつやつの肌がうらやましい平野さん。“いつでもどこでも”というコンセプトはとても共感します。旅の間ずっと綺麗でいられるように私も心がけたいと思いました。
天然ヒト型セラミド配合 ラグジュアリー美容液 セラプルCERAPLE
30mL 定価 8,800円(税別)
http://www.hiroecosmetics.com
Text=小野アムスデン道子
世界有数のトラベルガイドブック「ロンリープラネット日本語版」の編集を経て、フリーランスへ。東京とポートランドを行き来しつつ、世界あちこちにも飛ぶ、旅の楽しみ方を中心に食・文化・アートなどについて執筆、編集、プロデュース多数。日本旅行作家協会会員。