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婚活疲れを感じた女性がまずしたいこと

婚活疲れを感じている人はいないだろうか。婚活パーティーに参加したり、お相手とコミュニケーションをとったり、時には自分を必要以上によく見せようとしたり…。婚活に疲れをする原因はたくさんある。けれどちょっと待って。相手にばかりその原因を求めていないだろうか?一度、 自分にとってなにが一番大切なのかを考えてみたい。

婚活疲れを感じた女性がまずしたいこと

■今の婚活のスタイル、このまま続けていて意味はある?

テレビをつければ、「独身」「結婚できない」をテーマにした番組がよく目に入る。自意識が強く過敏になっているだけなのかもしれないが、ドラマもバラエティも昔からこんなに多かったっけ? と思う。まぁ、そうは言っても中谷美紀さん主演ドラマ『私結婚できないんじゃなくて、しないんです』とか、主題歌をダウンロードして毎日聞いちゃうくらいかなりハマっておりますが。

ぶっ飛んじゃったんじゃ足んない! くらいの愛がほしいです。

さて、婚活、婚活とは言っていても、常に婚活のことばかり考えているわけではない。仕事もすれば、飲みにも行く。趣味に学び、そして見えない孤独やプレッシャーを感じることもある。疲労に睡眠にあっという間に日々が過ぎていき、月が変わるたびに「もう〇月か」とかすかなため息をつきながらも、また新しい一日がやってくる。そんなこんなで既に今年の上期が終わろうとしている。

このままでいいのか? このペースだとあっという間に「もう今年も終わりか」になってしまう。でも結婚はしたい。今のスタイルのままで? 今まで失敗してきたこのスタイルのままで?

■自分の価値を知る

もう、ひたすら数打ちゃ当たる方式だけに頼るのはやめよう。まずは自分という「商品」の価値を知ろう。そしてその価値を知ってもらえるような女性になるよう行動しようではないか。

改めて、戦略を練ろう。新しい取り組みとして「EQを使った感情マネジメント」、「マーケティング」、「行動」の3つを使う。「心・技・体3つのアクションで人生が変わる!EQ検査を通じた本気の婚活セミナー(※編集部注:過去にDRESSで開催したイベントになります)」で学び、実践した内容である。

「取り組み」という言葉が、フワフワしたお花畑の恋愛モードから程遠くなった気がしないでもないけれど、ここは本腰入れて徹底的にやってみるべし。

1.EQ検査(行動特性検査)による自己分析をやってみよう

IQが知能指数に対して、EQは「心」の知能指数をいう。

「行動の量」を数値で表し、自分の感情と行動傾向がわかるもの。新たな気づきと共に注意点、改善点も見つけやすい。私が受けた診断結果は、かなり大雑把に言うと、数値が少し高かったのは自己肯定感、感情の安定、自分の能力や自信、気持ちの切り替え、新しい場所や人にも躊躇せず出向く。好奇心やチャレンジ精神、気分充実度も高い。エネルギッシュ。感情表現が豊かで聞き上手。ちなみに昔からこうだったわけではなく、いろいろと人生揉まれて今はこう落ち着いた。

しかし、数値がやや低い点として、人によって初対面の人と心から打ち解けるのに時間がかかることが稀にあったり(相手のタイプによる)、話をするときに身振り手振りのジェスチャーが少ない、人に惑わされることは少ないが、心で思っていても、自ら若干優しい言葉をかけたり褒めたりする「行動」が若干だが低い数値だった。

なるほど。心で思っていても直接の声かけが少ない。昭和の無骨な男子か? これは本来の照れ屋&父親譲りからくるところもあるのだけど、ちゃんと言葉で伝える行動をしないとわからないよね(父親が私と接するときに不器用だったこと、そしてたまにコミュニケーションが上手く取れず寂しかった気持ちを思い出した)。

2.婚活において、気に入られる要素=商品価値

まずは、「私」という商品を買う可能性の高い人(未来の旦那)、相棒になる人を見定めること。

そのために「自分を知る」、「気に入られる要素を分析」、「自分を気に入る人やグループを見定める」ことが大事。たとえば長所が優しい、素直、健康、といったところから経験値が高いぶん、落ち着いている、頼りになる、知識がある、器が大きい、なども十分な気に入られる要素=商品価値だと思う。

自分の足りない部分は、それを補ってくれる相手であるかどうかもポイント。たとえば短気な人は補足部分として気が長い人が良いかもしれない。それらを踏まえ、そんな私(商品)を好きになってくれそうな人はどこにいるか、自分を釣ってくれる釣り場はどこかと考える。私の場合、目立った特徴として、私も相手も好奇心が強くパワフルで、かつ自由でいたい人が好きなようだ。その傾向の職種でいうとカタい職種より、アートやクリエイーター系、編集や出版、広告代理店などわりと自由な発想を持つ職業の人が合うのだろうか。インドア派より、積極的に趣味でもセミナーでも間口を広げて活動している人も話が合う傾向にある。相手も私の自由さや好奇心を面白がってくれたり応援してくれたりと、受け入れてくれる。お互いに認め合えるのかも。

しかし、そういうことよりも女性は若くて大人しく控えめにしてほしい(これがきっと多いんだとは思うが)という商品価値を求める層とはきっと合わないんだと思う。またはキャピキャピ(死語かな)したタイプが好きな層とも合わないだろう。私は今に限らず昔からそういったタイプではないのです。

以前年齢しばりのある飲み会に行ったときに、バックボーンはハイスペックでお見合いにはもってこいのメンツだったけれど、あまりにお互いの雰囲気が異なり過ぎてひたすら食に走るしかなかった。相手側から見たら、そんなにアクティブに活動しなくていいし、イマドキのハキハキした快活な女性陣より、変化よりも安定、若さとキャピキャピときどき天然の女性陣を求めていた層なのだろう。私はこの土俵では勝負ができない。相手が悪いのはなく、お互い求めている商品が違ったのだ。

もちろん、職種や層のみに絞るわけではない。ただ、求めている思考の人が多いところに出向いた方が確率的に高いということ。間口は狭めないが、自分の得意ゾーンをわかっていた方が効率的かも。

3.自分の商品価値がわかったら即行動!

行動が伴わないと何も始まらない。

ノルマとして月に最低ひとりは結婚を考えられる新規の男性とふたりで会うこと。正直この歳になると新規の独身男性に会うのもハードルが上がる。でもやりましょう。期限は来年3月……と思っています(言い切ってしまいました)いつか、そのうち、落ち着いたら、なんてはない。今やりますよ、林先生。そう、時間と人生は有限なのだから。

※この記事は2016年6月7日に公開されたものです

松江 理央

東京出身。医療現場で働いた後インド、イタリアへと単身旅行。趣味は油絵、読書、麦酒、オーラソーマカウンセラー取得。

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