それ、復縁する意味ある? 復縁して意味のある・意味のない恋愛パターン
復縁して意味がある恋愛とはどのような形なのでしょうか。別れた恋人と復縁しても、また同じ理由で別れを繰り返してしまったら意味がありません。今回は、意味のある復縁と意味のない復縁について考えます。よりを戻したほうがいい恋とは、どんな恋なのでしょうか。
■そもそも「復縁」とは
復縁とは、もともと離縁した夫婦がもとの関係に戻ることを言いますが、現在では、婚姻関係に関わらず別れたカップルが元の関係に戻るときにも使われるようになりました。
一度付き合った人と再び関係を結ぶ意味はあるのか。復縁する意味があるケース、ないケース、復縁しやすい方法などを調査してみました。別れた恋人との復縁を迷っている方は参考にしてみてください。
復縁する意味とは? 復縁がうまくいく恋人とうまくいかない恋人の特徴
■復縁の意味があるケース
まずは、復縁がプラスの結果になりやすい5つのケースを、体験談と併せて見ていきましょう。
1.「運命の相手だ」と思えるほどに相性が良い場合
別れた後で元彼以上に相性の良い男性がいないと気付いたり、新たな出会いがあったりしもいつも元彼のことを考えたりしてしまう……。お互いに相性が良いと感じられる相手との巡り合わせは、なかなかありません。「運命の相手だった」と確信が持てるのなら、後悔をすることのないように、復縁することを考えてもよいかもしれません。
「この人しかいない」と復縁した体験談
決定的だったのは、仕事で取引先とのトラブルがあり、どうしようもない状況に追い込まれたとき。新しい彼はなぐさめるだけだったけど、「元彼だったらきっと的確なアドバイスをくれるはず……」と思ってしまいました。我慢できずに相談を口実に再会し、気付いたら朝まで語り合っていて、やっぱり彼以上に相性が良い人はいないと確信。彼もそう思ってくれていたようで、その日を機に復縁することになりました。(30歳/女性)
2.別れて初めて相手の大切さを実感した場合
付き合っているときは不満が溜まったり、すれ違いが続いたりしていても、別れて初めて相手の存在の大きさに気付くことがあります。別れた翌日に襲ってくる強烈な喪失感。時間が経てば忘れられると思っても、考えてしまうのは彼の存在の大きさばかり……。そんなとき「今度こそ相手を大切にできる」と心を改められたら、復縁してうまくいく確率は高まるでしょう。
別れてから相手の存在の大きさに気づいた体験談
3.将来も一緒にいられるという確信が得られた場合
情熱的な恋愛期間がひと段落し、将来に不安を感じてしまった瞬間、女性がそんな心もとなさに耐えられずに別れを選んでしまう……というケースもあります。結婚したいのに彼にはその気がなさそうだったり、仕事や生活環境などの理由で先が見えなかったり。
ただ、それらが理由で別れたとしても、お互いの気持ちや環境が変わり将来のイメージが見えてきたら、復縁のチャンスです。
結婚を決めて復縁した体験談
4.相手に復縁の意志があると確認できた場合
復縁のきっかけはさまざまですが、最も重要なのは、相手にもその気があるかということ。たとえ自分が望んでいても相手の気持ちが同じでなければ、復縁は望めないどころかますます苦しむことになります。相手から何かしらのアクションがあった場合は、前向きにやり直せる可能性は高いといえるでしょう。
相手の意志を確認し復縁が叶った体験談
別れて1年ほど経過したある日、ずっと放置していたInstagramの投稿に、元彼の「いいね」が。DMするとすぐに返事がありました。DMをきっかけに再会すると、彼がずっと私のことを忘れずにいてくれたことが発覚。存在を思い出してほしくて「いいね」をしたと話してくれました。その再会を機に、再び付き合うことになりました。(28歳/女性)
5.お互いに、付き合っていたときから大きな変化がある場合
付き合っていたときから環境や考え方が大きく変わると、お互いにとって新たな関係を築き直すことができるかもしれません。そのような場合は、復縁する意味があると考えられます。でも、それってどんなケースなのでしょうか?
環境が変わり、新たな関係を築き直せた体験談
■復縁の意味がないケース
1.体だけの関係に戻りそうな場合
たとえ彼から復縁したいという連絡があっても、結局体だけの関係で、何度も傷つくことになる……と考えられる場合は、安易に復縁を考えることを控えましょう。女性側が真剣でも、男性が体目当てとわかると、心の底から傷つくことになります。
体目当てで復縁を迫られた体験談
2.好きなのは自分だけだということがわかった場合
いくら復縁したいと願っても、相手にその気がない場合は、早めに気持ちを切り替えて、次に進まなければなりません。1年も2年も「片思い」状態が続くと、新しい出会いを逃してしまうことも……。
相手に断られ、復縁を諦めた体験談
3.お互いの将来が見えない場合
別れた理由が「お互いの将来が見えない」だった場合、たとえ復縁したいと思っても、別れたときと状況が変わっていなければ同じことを繰り返す可能性は高いと考えましょう。一時の気持ちに左右されずに、新たな未来を見つめることのほうが重要です。
将来の不安から復縁を諦めた体験談
4.相手のことが信じられない場合
大きな裏切りや口先だけの行動を繰り返す男性は、復縁したいと思ったときだけ言葉巧みに近づいてくるものです。一時の優しさや言葉にまどわされ、また傷つくことがないように、自分が相手を信じられるかをしっかりと見極めましょう。
相手を信用できず復縁を諦めた体験談
5.実はもう気持ちが冷めている場合
別れたときは未練があったけれど、時間と共に気持ちが薄れてゆく……というのは恋愛においてよくあることです。その気持ちの変化がゆるやかな場合、自分でも気持ちが相手から離れていることに気付かない、というケースも。そんなときに彼から復縁の意志を告げられたとしたら、どうしますか?
自分の冷めた気持ちに気づき復縁を断った体験談
■「復縁したい」と思ったらまず考えるべきこと
ここまで「意味のある復縁」「意味のない復縁」について紹介してきました。ただ「復縁に意味があるとかないとかは自分で決めたい!」と考える方もいるかと思います。そんな人のためにここでは、自分のケースがどちらに当てはまるのかを見極めるために、まず考えなければいけないことを3つご紹介。
自分の復縁には意味があるのか、ないのかを考えるときの手がかりになればと思います。
1.自分の気持をはっきりさせる
「別れた相手への気持ちが忘れられないから復縁したい」という気持ちは、寂しさやいっときの空白を埋めたいという孤独感と混同されることがあります。その寂しさは本当に「よりを戻して関係を切り結びたい」という気持ちと同じ? 自分が本当に彼とやり直したいのかを考えてから行動しましょう。
2.相手の気持ちを確かめる
たとえ復縁したくても、相手にその気持がなければより深く傷つくことになります。自分の気持だけで先走るのではなく、別れの原因や彼の今の状況、そして気持ちをしっかり確かめて、ひとりよがりの行動に出ないように心がけましょう。
3.復縁して未来が見えるかを考える
何度も別れを繰り返し、深く傷ついたまま大切な時間を消耗してしまうことのないように、たとえお互いが復縁することを望んでいたとしても、しっかりと幸せな将来が見えるかを考えることが大切です。特に彼のほうからの復縁の意志が強い場合は、勢いや言葉に押されて判断を誤らないように注意することが大切です。
■復縁したい意思を伝えるためには
復縁してうまくいきそうだと感じたら、どのような行動に移せばいいのでしょうか。復縁したい意思を伝えるのに有効な方法を見ていきましょう。
1.SNSなどで間接的に好意を伝える
昔は、よりを戻したいという気持ちを伝えるには、会って話したり、メールや電話をしたりするしかありませんでした。今はSNSを通して、間接的に相手に好意を伝えることができる時代。復縁したい場合は、SNSで「いいね」をしたりコメントをしてみるなどして、コミュニケーションのきっかけをつかみましょう。
2.直接会って思いを伝える
SNSが有効とはいえ、「会って目を見ながら言葉で伝える」以上に自分の気持ちが伝わる方法はなかなかありません。たとえ駄目だと思っていても、会って話しているうちに気持ちが動くかもしれませんし、メールやLINEの返事を待っている時間をやきもき過ごすくらいだったらいっそのこと会ってしまいましょう。
3.手紙や贈り物など、ひと手間かかる方法を使ってみる
メールやLINEなどで簡単に思いを伝えられてしまう時代だからこそ、あえて古風な方法で相手に気持ちを伝えるという手があります。相手の誕生日や、転職祝いなど、きっかけとなる出来事がある日にこの手を使うのがいいでしょう。一方で、連絡がなかなかとれないタイミングや、感情的になっているときに長文の手紙を送る行為などは復縁を遠ざけます。相手にドン引きされないようタイミングを見計らって。
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■復縁は未来を見て、慎重に
出会いの数だけ別れがあるように、別れのあとの復縁にもさまざまなケースがあります。相手の存在の大きさを確かめた上での復縁もあれば、復縁したがゆえに深く傷つくことも……。
縁を再び結ぶことの意味を、自分自身と相手、そして未来を見据えて考える必要がありそうです。
恋愛ライター。LINE記事を得意とし、自立した女性へ向けた恋愛記事を多数執筆。