‘創意工夫’で、充実した時間も情熱も信頼も持続させよう! 【藤原美智子 連載】
来年も創意工夫を取り入れて充実した時間を過ごしましょう。
今年も、あとわずか。「一年って、アッという間よね~」という会話があちらこちらから聞こえてきます。
そう、本当に一年ってあっという間。ダラダラしていたら日々は遅く過ぎていくような気がしたとしても、振り返るとやっぱりあっという間。
だとしたら一日一日を満足に、あるいは濃密に過ごしたほうが良いに決まっている。でも、それが一番難しいことですよね。たとえ一時はできたとしても、それをズーッと続けていくことは至難のワザ。
続けることの難しさは時間の過ごし方だけではなく、仕事への情熱とか恋人や夫婦の関係とか、いろいろなことにおいても言えますよね。
ずいぶん前に、その打開策として何事も成り行きに任せるのではなく、創意工夫をすることが大事だと気がつき、その方法を自分なりに考えて実行するようになりました。
例えば、夜型生活から朝型生活に変えて、その時間にやりたいことをするようにしたら自分の三日坊主の性格が治って物事を継続できるようになった。
35年間同じ仕事をしていても飽きることがないのは、意識的に違う種類の仕事を引き受けて自分に刺激を与えているから。
「結婚する前は相手を両目を見開いて、結婚後は片目で見る」という諺がありますが、私は両目を閉じて夫を見ています(笑)。でも、それぐらいで丁度良いし、お互いが穏やかな関係性でいられる。スタッフとの関係性においては意識的に怒ったり褒めたり、或いは突き詰めすぎずに騙された振りをしたり。
こんな風に創意工夫をすることで濃密に時間を過ごせたり、心地良い関係性になったり、信頼性といったものが‘持続’できるようになってきました。
そろそろ、来年の目標のことが気にかかる時期。是非、創意工夫を盛り込んで目標を立ててみて!