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1人暮らしでもしっかりお金を蓄えるプチアイデア

出費の多くなりやすい1人暮らし。そんな環境の中で貯金をしていくのは、けっこう大変なこと。とはいえ将来のために、不測の事態が起きたときのために、お金を貯めなくては……と危機感を持っている人は多いと思います。今回は、1人暮らしでも、できるだけ我慢しないでお金を貯める方法をご紹介します。

1人暮らしでもしっかりお金を蓄えるプチアイデア

1人暮らしをしていると、なかなかお金が貯まらない……お悩みの方も多いと思います。
実家住まいとは違い、1人暮らしは家賃や光熱費、食費など、生きるために必要なものを自分の収入だけで賄っていかなくてはならないので、出費は実家暮らしの比ではありません。今回は、1人暮らしでもしっかりお金を貯める方法についてご紹介します。

■我慢するところ・しないところを決める

1人暮らしでお金を貯める基本は、無駄な出費をおさえることです。とはいえ、自分がやりたいことや買いたいものを我慢しすぎると、当然ストレスが溜まってしまうので、メリハリをつけた出費を心がけて。家計簿をつけていない人も、自分が1カ月にどのくらいの出費をしているか、きちんと把握してください。

その際、食費や美容費、被服費、交際費などの項目ごとに分けて把握すると「自分が削るべきところ、我慢すべきところ」が見えてきます。
ここは我慢したくない、というところを「ひとつだけ」決めてください。ただ、我慢したくない項目だからと言って青天井ではいけませんから、しっかり上限を決めて生活することが大事です。

■週末の買い出し、作り置きはやっぱり効率的

週末に買い出しや作り置きをしようという話は、聞き飽きているかもしれません。ですが、やはり1人暮らしでお金を貯めるなら、時間を捻出して買い出しへ行き、まとめて自炊することを強くおすすめします。その理由はいくつかあります。

ひとつ目は、まとめ買いをしようと1週間の献立を考えることで、自然と1週間の過ごし方の計画が立てられてることです。なんとなくの気分で外食したり、ご褒美ディナーに行ったり……たまにはいいですが、収入に見合った生活を自分で整えることが大事です。

ふたつ目は、まとめ買いすることで支出の管理がしやすくなることです。誰しも経験があると思いますが、お腹が空いているときって、何でも多めに買ってしまうんですよね。帰り道のちょこちょこ買いは、お腹が空いているうえに、荷物も重くなりすぎないので、余計なものや食べきれない分まで買ってしまいがち。
まとめ買いをすれば、帰り道のちょこちょこ買いがいらなくなるので、どこにも寄らずまっすぐ家に帰ることができます。

3つ目は、平日に自分の時間が作れるようになることです。
帰りが遅いと自炊するのも面倒になってしまいますが、週末にあとはチンするだけ、というところまで用意しておけば、あっという間にごはんができるので時間の短縮になります。作り置きするなんて面倒……と思うかもしれませんが、それほど凝ったものでなくてもいいと思います。もちろんバランスよく食べることは大事ですが、丼物や麺類を上手に活用して簡単に、短い時間でできる料理を調べてみるのもいいでしょう。

■ランチをお弁当にするのもおすすめ

お弁当派になるだけで、かなりの節約になります。筆者は、社会人になりたての頃、お弁当用の冷凍食品だけでお弁当を作っていました。レンジで適当におかずをチンしてごはんを詰めるだけ。夕食に残ったものがあったら入れてもいいですが、冷凍食品も最近のものはとても美味しいですし、健康に気を遣った食品が多いです。

週末にまとめて冷凍食品を買いだめして、週5日お弁当を持参する。そうすると、冷凍食品が1パック150円前後だったので、10パック買っても1週間分のランチ代が1500円で済みます。1000円のランチを食べていたら週5000円ですから大きな差ですよね。

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■家の中で楽しめる趣味を見つける

「外に出るとどうしても買い物をしてしまう」「飲み会やネットショッピングで散財してしまう」という人は家の中で楽しめる趣味を見つけましょう。今なら、映画やスポーツ番組の配信サービスもありますし、音楽の定額配信サービスもあります。家ならかかるのは光熱費くらいですし、光熱費は外で買い物したときの金額と比べものにならないくらい安いですよね。

本を読むのが好きなら図書館へ行って本を借りたり、古本屋へ行って好みの本を探してきてもいいと思います。上手に低コストで自分の生活を充実したものにする方法を考えるのも、1人暮らしでお金を貯めるコツかもしれません。

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1人暮らしでお金を貯めるなんて大変、と思うかもしれませんが、自分が低コストで楽しめる方法を探しながら生活しているとそれほど苦ではなくなります。自分のためにお弁当を作っても誰も喜んでくれない、と思うのならちょっと凝ったお弁当をたまにはSNSにアップみたり、友達とレシピの交換をしたり、自分が楽しみながら続けられる方法を模索してみてください。きっといい方法が見つかるはずです。

※この記事は2017年2月26日に公開されたものです。

大塚 ちえ

都内で働く金融系20代OL。スポーツと音楽が趣味。金融機関勤めで得た知識と経験で、キャリアやお金、結婚・恋愛のことなどいろんな女性の悩みに向き合う。現代日本に生きる働きすぎな女性にエールを送る記事をお送りします。

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