耳への愛撫で深いところに手が届く！ 興奮度MAXで新境地へ
耳にはたくさんの神経が集中していることから、性感帯のひとつともいわれています。「耳舐め」「耳攻め」などの言葉を聞いたことがあっても、耳への愛撫の仕方って、よくわからないという方が多いのでは？ そのへんのところについて、経験人数250人オーバーのAV監督・鈴木リズさんが持論を語ります。
一般的に男性は｢視覚｣で最も興奮するといわれています。
これは視覚を担う視床下部が女性と比べて男性の方が大きいという脳の作りの違いによって引き起こされるものと考えられており、男性は性的興奮を得るにあたり、女性よりも視覚に頼りがちということがわかります。
しかし、数人の男性に話を聞いてみると、案外そうとは限らないということがわかってきます。脳の作りを超えて、視覚だけではなく嗅覚や聴覚、触覚など、さまざまなな性感帯を持っているのです。
特に多いのが聴覚。以前、セクシーな言葉をつぶやく「聴覚で彼を興奮させる喘ぎ方の極意」でお伝えした方法も効果的な一手ではありますが、今回さらに合わせ技で耳への直接的な愛撫の方法についてご紹介します。
■まずは指で……
キスの最中のあなたの両手、お留守になっていませんか？ そのお留守の両手、とーってももったいないです！
“耳への愛撫”と聞くと舌先で耳の淵を舐めあげるイメージを持つ人が多いようですが、まずはキスをしながら小指や薬指、爪先でうなじから耳裏へとゆっくり撫で上げてみましょう。このとき触るか触らないかのフェザータッチがおすすめです。
外側だけに沿わせるではなくときにそっと耳の穴に小指を出し入れするのもいいですよ。ただ、爪の長さと入れすぎには十分注意してください。
■舌先で愛撫してみよう
では彼がゾクゾクとしてきてもっと強い刺激を求めている様子が見られたら、いよいよ舌先で愛撫していきましょう。ここでもいきなりペロリンっとするのではなく、キスの流れを利用し髪の毛やうなじへのキスへ変化させ、その動作の一環で耳元へ唇を近づけるのが自然でいいでしょう。
舌先は少し力を入れて尖らせたり、力を抜いて柔らかくしたりすると彼に与える刺激も変化が出ます。耳の端を下から上へなぞるのもいいのですが、その他にも実は耳裏がさまざまなツボが存在することから積極的に責めたいスポットでもあります。唇をすぼめてプッシュしたり軽く吸ったりすると、トロンとするような快感を与えることができますよ。
また、耳の内側のひだを沿ったり耳の穴を軽く舌先で塞ぐ、耳たぶを甘噛みするという愛撫もあります。いろんなバリエーションで刺激を与えてあげましょう。
■音を与えて興奮度ＭＡＸ！
耳裏の愛撫の際は、「チュパっ」と音も出してみましょう。音が耳の中で反響し、普段聞く時よりずっと興奮度が高まります。その他にも舌先で愛撫している最中は同時に吐息を吹きかけたり、甘い言葉を呟いてみたりするのもとても効果的。
耳はとっても感度が高く繊細な部位。だからこそ耳への愛撫は効果的であると同時に慎重におこなわなければなりません。特に注意しなければならないのが指や舌先で耳の穴を塞ぐ際、完全に塞いでしまうと空気圧の変化でお相手に痛みが走る恐れがあること、また唾液が入ってしまうと鼓膜等にダメージを与えてしまう恐れがあるということです。
相手を思いやりながらちょっとしたテクニックで、パートナーの新たな性感帯を見出すのもいいかもしれませんね！
※ この記事は2020年７月11日に公開されたものです。
